親鸞聖人の花びら 藤の巻 教え、仏事、なぜなぜ問答

  • 高森顕徹(著)

定価 ¥1,760 税込

内容紹介

仏教の、こんなことが知りたい 116のQ&A

「なぜ、自殺してはいけないの?」
「ただ念仏さえ称えていれば助かるの?」
……素朴な疑問から、
「葬式や法事を盛大にすれば、亡き母の孝養になるの?」
「なぜ、親鸞聖人の教えでは、他宗のように位牌を置かないの?」
……仏事や寺との関係。さらに
「往生に、二通りあるって、どんなこと?」
など、深い教えの解説まで、著者の講演活動の中で、実際に受けた116の問いと答えを、『桜の巻』『藤の巻』の2冊に掲載。
これだけ読めば、仏教と親鸞聖人の全てが分かります。

《主な問い》

・現代人には、信心など、いらないのでは?
・仏教を聞く目的は何でしょうか。
・親鸞聖人は、どの宗教でも同じと言われたのでしょうか。
・「不幸が続くのは名前が悪いからだ」と姓名判断で言われましたが、本当でしょうか。親鸞聖人は、どう教えておられるのでしょうか。
・仏とは、どんなこと?
・阿弥陀仏の本願とは、どんなこと?
・仏教は、独尊的な教えなの?
・「他力本願」の本当の意味は?
・葬式や法事を盛大にすれば、亡き母の孝行になるの? 幼くして両親を亡くされた親鸞聖人は、どうなされたのでしょうか。
・お盆は、何のためにあるの?
・親鸞聖人の教えられた「墓参り」の意義を教えてください。
・親鸞聖人の教えでは、位牌を置かないのはなぜ? 先祖を大切にする気持ちを、子供たちに、どのように教えればよいのでしょうか。
・親鸞聖人は、優しいお方? それとも厳しいお方?
・親鸞聖人は、なぜ、法友たちと三度も激しい争いをされたの?
・なぜ、浄土真宗が西と東に別れているの?
・「私が死んだら、賀茂川へ捨てて魚に与えよ」と、親鸞聖人が言われたのは、なぜ?
・死ねば「私」は無くなるのでしょうか。「私」とは、一体、何なの?
・苦しくても自殺してはならない理由が、あるのでしょうか。
・「後生の一大事」とは、どんなこと?
・「死」を考えると楽しく生きられません。なるべく考えないようにしています。私の人生観は間違いでしょうか。
・「冥福」とは、どんなこと?
・地獄・極楽は、おとぎ話ではないの?
・浄土真宗は「二益法門」であると聞きますが、どんなことでしょうか。
・阿弥陀仏に救われたら、大難が小難になるといわれますが、本当でしょうか。
・仏教で最も重要な「本願成就文」とは。
・「浄土真宗の正しい御本尊は、木像や絵像ではなく名号である」と教えられた、親鸞聖人の根拠は何でしょうか。
・「聞即信」とは、どういうこと?
・「二種深信がなければ真実の信心ではない」といわれますが、二種深信とはどんなことでしょうか。
・「往生」に、二通りの意味があるといわれますが、どんなことでしょうか。
・「仏性がある」とは、どんなことなの?
・仏教で「方便」とは、どんなことをいうの?
・親鸞聖人の教えは、「三願転入」とよく聞きますが、どんなことでしょうか。
・浄土真宗で、絶対捨てねば助からぬといわれる「雑行・雑修・自力の心」とは、どんなもの?
・「極楽で楽しもうとする人は助からない」とは、どういうことでしょうか。
・親鸞聖人には、お聖教の読み方や解釈に、誰もなされなかった独断的とも思われるようなものが、幾つかあるとお聞きしますが、どんなところでしょうか。
・浄土真宗では、この世で正定聚不退転の身になると教えられますが、この世で正定聚になれる根拠と、その証は何でしょうか。
朗読CD『親鸞聖人の花びら』もあります(朗読: 鈴木弘子)

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. Q&A形式で、とても分かりやすく、読みやすい-親鸞聖人の花びら 藤の巻

      難しい語句等には、ふりがながつけられ、注釈もあり、大変親切である。文字の大きさ、行の数、行間、一行の文字数が適切に配慮され、視力を弱め、老体の者にとって、すごく読みやすい。 読み出したら、途中でやめられない。新鮮な感覚で読ませて頂いた。 (大阪府 86歳・男性)   読みやすい。文字の大きさもほどよい。数ページごとの見出しに色がついていて、心が安らいでとてもよい。表紙を見ただけで読みたくなる本だ!! (愛知県 67歳・女性)   Q&A形式で、とても分かりやすく、読みやすかったです。 (岐阜県 76歳・女性)   私自身、長いこと、いろいろ宗教遍歴を致し、またたくさんの宗教書を読んでまいりました。 本書には、親鸞聖人の教えを深く、たくさんの方に分かっていただこうと努力している高森顕徹さんのお気持ちと優しさが、にじみでており、涙が出る思いで、まことに感謝しております。本当にありがとうございました。 (東京都 69歳・男性)

    2011.11.08

  2. 疑問に答えてくれて、大変満足-親鸞聖人の花びら 藤の巻

      仏法書は、難しいものと思っていましたが、この本は、やさしく説明されていて、分かりやすく、楽しささえ感じられます。また、活字も大きく、私どものような老人にも親しみやすいです。難しい言葉は、注釈が入っているのがうれしい。親切です。 (大阪府 77歳・男性)   とても読みやすい本でした。書や写真の入れ方も素晴らしく、仏教の本とは思えません。表紙も美しく、好感がもてます。何度も読み直そうと思います。 (神奈川県 59歳・女性)   問いは平易であるが、答えは、難しいことが、分かりやすく書いてあるので、感銘しました。 (三重県 81歳・男性)   ブームの親鸞、片端から読みあさっていますが、花びらシリーズは、とても分かりやすく、明解な本です。 (岩手県 62歳・男性)   疑問に対して答えてくれた。分かりやすく、大変満足した。 (京都府 76歳・男性)   長年の疑問が氷解するような本。 (埼玉県 59歳・男性)

    2011.11.08