内容紹介

善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや

日本人なら、一度は読みたい古典の名著『歎異抄』。
リズム感があり、全文を暗唱する読者も多くあります。

本書では、名文を一文字一文字なぞり書きすることで、『歎異抄』により親しむことができます。

序、1~10章までの意訳と、巻末には木村泰山師の名筆もついています。

執筆者プロフィール

目次

『歎異抄』とは
本書の楽しみ方

第一章 仏法の肝要、を言われた親鸞聖人のお言葉
第二章 親鸞聖人の鮮明不動の信念
第三章 有名な悪人正機を言われたもの
第四章 二つの慈悲を説かれたもの
第五章 すべての人は父母兄弟
──真の孝行を示されたもの──
第六章 親鸞には弟子一人もなし
──すべて弥陀のお弟子──と言われたもの
第七章 弥陀に救われた人、について言われたもの
第八章 他力の念仏、について言われたもの
第九章 念仏すれど喜べない
──唯円房の不審に答えられたもの──
第十章 他力不思議の念仏、を言われたもの
名文を名筆で楽しむ