人生の目的 旅人は、無人の広野でトラに出会った

  • 高森顕徹(監修) 高森光晴・大見滋紀(著) 茂本ヒデキチ(イラスト・画)

定価 ¥1,650 税込

内容紹介

この寓話が、あなたの人生を変える!

どんなに多くの人に囲まれていても、常に孤独で淋しいものが心の中にあります。まさに「無人の広野を独り行く旅人」が私たちなのです。
本書では、ロシアの文豪トルストイを驚嘆させた「ブッダの寓話」を解説しながら、独りぼっちの私たちが、どうすれば幸せになれるのか、明らかにします。
世界が注目する墨絵アーティスト・茂本ヒデキチの挿絵を多数掲載。アートなブックとしても楽しめる!人生の目的の画像1人生の目的の画像2人生の目的の画像3人生の目的の画像4人生の目的の画像5【主な内容】

第1章
私とは、どんな者か

・「私とは、どんな者か」を、正しく知らねば、
幸せにはなれない

第2章
ブッダのたとえは、何を物語っているか

・この孤独は、どこからくるのか

・一緒に居ても相手にされない、
独りぼっちの淋しさは耐えがたい

・死は、突然、背後から襲ってくる

・いつまでも他人の葬式ばかりではない

・最期は、すべてから見放されて、
独り、死出の山路を行かなければならない

・命の短さを感ずるほど、
人間らしい生き方ができる

・自分のやった善行は自分に善果を生みだし、
自分のやった悪行は自身に悪果を生みだす

・言葉の魔剣で、
どれだけ多くの人を、傷つけてきたか分からない

・悪人は悪を行った結果、この世も苦しみ、
死後も苦しむのである

・「死んだらどうなるか」
人間の知恵では、サッパリ分からない

第3章
絶望の闇を破る光あり

・細い藤ヅルにぶら下がりながら、
ハチミツに心を奪われている旅人を救うには

・生存中に、絶対の幸福に救い、
必ず極楽浄土へ往ける身にさせる

・人間に生まれたことは、とても有り難く、
素晴らしいことなのだよ

・今生こそ苦界から離脱するチャンスなのだ

・この世から永遠の幸福になることこそが、
人間に生まれた唯一の目的なのだよ

後記
ブッダとは、どんな方であったのか

・老、病、死を超えた幸せを求めて

・経典は、ブッダの講演集