内容紹介

分かりやすい意訳と美しい写真、イラストで楽しむ徒然草

誰もが知っている「つれづれなるままに、日ぐらし……」に始まり、現代に通じるメッセージを66選び、分かりやすい意訳で紹介します。
兼好法師とゆっくりお茶を飲みながら、語りを聞いているような雰囲気で、すらすら読み進めることができます。
各話の原文は、著者が抜粋した印象的なフレーズのみを掲載。子どもの頃のように、音読して覚えるのもいいでしょう。
「徒然草って、こんなに面白かったんだ!」
「あれもこれも、自分の生き方のヒントになる」
と、全く新たな発見が得られるに違いありません。

 

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. いい得て妙。何年たとうとも変わらないものは変わらないーこころ彩る徒然草

    『徒然草』は、遠い昔、高校の国語で習った思い出です。今時の新しい感覚の本書を楽しみたいと、すぐ本屋さんに注文。表紙よし、イラストもすばらしく、内容は高齢の自分にもとても分かりやすく、楽しく読みました。700年前の兼好さんのお心が身にしむひとときでした。いつも手もとにおいておきたいと思っています。(岐阜県 78歳・女性) ずっと以前から『徒然草』は気になっていましたが、先のばしにしていました。この本と出会い、チャンス到来とばかり、すぐ読み始めました。いい得て妙のことばかりでした。何年たとうとも変わらないものは変わらないものですね。本当に気ままに読めるエッセーの感じでした。(福島県 60歳・女性) 学生時代、古文は嫌いで授業は苦痛だった。当時、このような本で、もしくは、親しみやすい工夫があったら、もっと早く感動に出会っていただろうと思う。もったいない!(愛知県 66歳・女性) 『徒然草』は学校でも学習し、知ってはいたが、難しい、かた苦しいなどのイメージがあり、なかなか読んでみようという気持ちになれなかった。しかし、本書は、「兼好さんと、お茶をいっぷく」というサブタイトルにもあるように、ゆっくりとした気持ちで読むことができた。なつかしい感じのイラストや写真、かたくるしくない文章などがそう思わせてくれたのではないかと思う。現代にも通じる内容がよかった。(鹿児島県 42歳・女性) 『徒然草』は中3の授業で習い、最初の部分(序段)を覚えた記憶がある。著者の『徒然草』の捉え方に興味を持って読んだ。高校生になって悩んでいたことがあったが、楽になった気がした。(広島県 15歳・女子)

    2017.09.04

  2. 楽しくおもしろく、もう一度原文にふれてみたいと思いましたーこころ彩る徒然草

    『徒然草』の内容をとても分かりやすくまとめているのには、びっくりしました。現在の社会生活に通じる内容が豊富で、普遍的なものを感じ取ることができました。またイラストがとてもやわらかで温かい雰囲気で、古典を読んでいるという感じがしませんでした。(千葉県 62歳・男性) 1つ1つの言葉に納得です。本当に良い本に出会えたことに感謝です。読み終わっても、くりかえし、くりかえし読みたいです。イラストもとても温かいタッチで素敵ですね。(神奈川県 77歳・女性) 昔、古文でならった『方丈記』『徒然草』はいまいち理解がしにくかったが、本書は大変分かりやすく解説されているので、楽しくおもしろく、もう一度原文にふれてみたいと思いました。(兵庫県 73歳・女性) 『徒然草』は名前は知っていても、どういう内容が書かれているのかよく知りませんでした。人生についての考えを、700年も前に考えておられたこと、少しおどろき感銘を受けました。(兵庫県 60歳・女性)

    2017.08.18

  3. こんなに生き方へのメッセージがこめられているとは思いませんでした-こころ彩る徒然草

    読みやすかったです。昔、学校で習った時には、こんなに生き方へのメッセージがこめられているとは思いませんでした。(京都府 38歳・女性) 以前から『徒然草』に興味がありましたが、古典を読みなれていないので、なかなか理解できずにいました。しかし本書は、分かりやすく文章も魅力的で、遅読の私もあっという間に読めました。(青森県 38歳・女性) 高校時代、古典が苦手だったのですが、本書は非常に分かりやすくて、大変参考になります。110段の「勝負に勝つ秘訣は?」 まさにその通りです。あー、もっと早く、本書と出会っていればーと、思っています。(埼玉県 64歳・男性) 分かりやすい解説で一気に読んでしまいました。イラストもとてもほっとする、心温まる絵です。(福岡県 71歳・女性) 人としてどうあるべきか、生きるうえで何が大切か、他者との関わりや仕事を進めるうえで心がけなければならないことなど、学ぶべきことが多く、忘れかけていたことを思い出す機会を得ることができました。折にふれ、読み返したい1冊。誠意を常に持ってことにあたり、人には礼儀正しく接していくことを、心がけていきたいと思います。(大阪府 54歳・男性) 今回、すばらしいデザインで中学生の孫にも読ませてやりたいと思っています。内容も要約されていて、しっかりした部分はすべて網羅されています。たいへんすてきな本にめぐりあえてうれしく、イラストも美しく、大切にみんなで読みたいと思っています。(和歌山県 79歳・女性) 表紙の「もっと明るく、もっと楽しく、生きるヒント」に、まずこの本は読みたい、と思いました。『徒然草』を新たに、こんなに楽しく分かりやすく読書できたのは久しぶりです。友にも読んでいただいて、いろいろお話をしたいと思います。それぞれ全節、どれも心に残りました。(鳥取県 78歳・女性)

    2017.08.15

目次

意訳で楽しむ徒然草 兼好さんと、お茶をいっぷく

1 つれづれなるままに……(序段)
2 心を磨いて、すてきな人を目指しましょう(一段)
3 恋の気持ち、ときめきを理解できますか(三段)
4 未来を考える人は、魅力的な人です(四段)
5 千年も生きれば、本当に満足できますか(七段)
6 ああ……、男は、なんて愚かなのでしょう(八段)
7 異性に対する惑いがなくならない……(九段)
8 みんなと一緒にいるのに、なぜ、「独りぼっちだな」と感じるのか(一二段)
9 本を開くと、まだ見ぬ古の人と、心の友になれます(一三段)
10 旅に出るのは、いいものですよ(一五段)
11 月や花、流れる水を見ていると、心が楽しくなりますね(二一段)
12 川の流れのように、この世も、移り変わっていきます(二五段)
13 この恋だけは、真実だと思っていました(二六段)
14 何十年たっても、自分を慕ってくれる人がいるでしょうか(三〇段)
15「わからず屋の、おっしゃることなんか、聞けるものですか」(三一段)
16 客が帰る後ろ姿を、そっと見送る人は、すてきですね(三二段)
17 たとえ字が下手でも、手紙は自分で書きましょう(三五段)
18 親しい仲にも、時には、礼儀が必要です(三七段)
19 財産や名誉が増えると、幸せになれないって、本当ですか(三八段)
20 こんな私でも、浄土に往生できるでしょうか(三九段)
21 木の上で眠っている人と、地上の人、どちらが安全でしょうか(四一段)
22 こんなことで、怒っても、しかたないでしょう(四五段)
23 人は、勝手なことを言うものです(四六段)
24 優先順位を間違うと、死ぬ時に、後悔しますよ(四九段)
25 お金をかけて水車を作ったのに、動きませんでした(五一段)
26 調子に乗って、ふざけると、大きな失敗をしますよ(五三段)
27 会話のエチケットを身につけましょう(五六段)
28 隣の家から、突然、火が出たら、どうしますか(五九段)
29 とにもかくにも、ウソの多い世の中です(七三段)
30 人間が、アリのように集まって、東へ西へ、南へ北へと急いでいます(七四段)
31「だからこそ、世にも珍しいものなのです」(八八段)
32「助けてくれ、猫まただあ、猫まただあ!」(八九段)
33 誰が言い始めたのかな? 「縁起の悪い日」なんて、ないんです(九一段)
34「後で、時間を取って、しっかりやろう」 これは、今を怠けている姿です(九二段)
35 今、生きている、この喜びを、日々、楽しもうではありませんか(九三段)
36 余命一日なら、何をしますか。いつもと同じことができますか(一〇八段)
37 気のゆるみ、油断は、こんな時に出てくるのです(一〇九段)
38 勝負に勝つ秘訣は? 「勝とうと思わないことです」(一一〇段)
39 遊戯にのめりこむのは、「親殺し」よりも重い罪 (一一一段)
40 もうこれ以上、世間のつきあいに、振り回されたくない(一一二段)
41「素人が、口出しするな。おまえこそ、とんでもないやつだ」(一一四段)
42 生き物の命を大切にしない者は、人間ではありません(一二八段)
43 肉体よりも、心を傷つけられるほうが、はるかに苦しみが大きい(一二九段)
44「自分の力量では無理だ」と分かったら、すぐにやめたほうがいい(一三一段)
45 始めと終わりには、特別に、深い味わいがあります(一三七段)
46 知者は、なぜ、死後に財を残さないのか(一四〇段)
47 子を持って、初めて知らされる親の恩(一四二段)
48 そんな考えだから、何一つ身につかないのです(一五〇段)
49 決意したことは、迷わず、すぐに実行すべきです(一五五段)
50 どこへでも、ころころと、転がっていく人間の心 (一五七段)
51 人の悪口や文句ばかり言っていると、お互いのためになりませんよ (一六四段)
52 春の暖かい日に、雪だるまを作ったら、 どうなりますか(一六六段)
53 他人よりも優れていることは、大きな欠点なのです(一六七段)
54 訪問のマナーに、気をつかっていますか(一七〇段)
55「酒は百薬の長」といわれますが、本当でしょうか(一七五段1)
56 月の夜、雪の朝、桜の下で、ゆったり杯を交わしたいですね(一七五段2)
57 名人と、素人の違いは、どこにあるのでしょうか(一八五段)
58 名人から聞いた「めったに明かさぬ秘訣」(一八六段)
59 一時の判断の誤りが、一生の後悔になります(一八八段1)
60 他人から、バカにされようと、笑われようと、恥じてはいけません(一八八段2)
61「確実に、こうだ」と言えるものは、どれだけあるでしょうか(一八九段)
62 ある日、一頭の牛が役所の長官の席で、寝ていたのです……(二〇六段)
63 たたりを恐れて建設工事が中断! でも……、何も起きませんでした(二〇七段)
64 わざとらしい作り話は、いやみに聞こえますよ(二三一段)
65 これを守れば、あらゆる失敗がなくなります(二三三段)
66 この事実を、至急、皆さんの心に、とどめてほしい(二四一段)

最後にお茶をもう一杯
『徒然草』に込めた気持ちを、兼好さんに、とことん聞いてみましょう

◆あなたは「自由人」ですか、「世捨て人」ですか
◆なぜ、僧侶は嫌われるのですか
◆「抜苦与楽」って、何ですか
◆兼好さんは、科学的精神にあふれている?
◆人生は、独りぼっちの旅
◆「死」の話をすると、心が暗くなるの?
◆金や財産は、捨てるべきなのですか
◆『方丈記』や『歎異抄』も読みましたか