内容紹介

ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず

誰もが知っている有名な『方丈記』を、大きな文字で、分かりやすく意訳しました。
鴨長明といえば「世捨て人」というのが一般的なイメージですが、実は、琵琶と琴を愛する一流のミュージシャンであり、和歌の名人でもありました。
不幸や災難に遭い、失敗と挫折を繰り返しながらも、前向きに、強く生きた長明の名文には、生きるヒントが満載です。
時代背景もよく分かる解説付き。京の都を描いた美しいイラスト、心が洗われる写真と共に、800年もの間、読み継がれてきた名作古典を、存分に堪能できる1冊です。

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. 絵がきれい。活字が大きくて読みやすい-こころに響く方丈記

    写真や絵が優しく、活字も大きく読みやすかった。『方丈記』はとても良書と感じた。(神奈川県 56歳・女性) すぐ買いにいって参りました。85歳の今も健康で過ごせる幸せを感謝して、読ませて頂きました。ふりがなも嬉しいことです。絵がきれいで、字も大きくて、楽しく読み返しております。(石川県 85歳・女性) 絵がとても新鮮です。しかも活字が大きくて読みやすい。(新潟県 66歳・男性)

    2018.03.29

  2. 生きる力がわいてきました-こころに響く方丈記

    鴨長明さんの「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」(方丈記)を読んで、私も、苦しみにぶつかっても乗り越えられるような気がします。力がわいてくるような文章でした。(大阪府 45歳・男性) これからも生きるために、とってもためになり、生きる力がわいて来ました。(北海道 53歳・女性) 諸行無常の意味を知ったら、何だか前向きに生きていけるような気がしました。(新潟県 53歳・男性)

    2018.03.29

  3. 意訳が大変理解しやすい。分かりやすいので、得した気分ーこころに響く方丈記

    古典を読みやすく分かりやすくしていて、気楽に読めることが一番です。本の内容もよく伝わりました。(香川県 79歳・男性) 『方丈記』の意訳が大変理解しやすく、古典の持つ素晴らしさが分かりました。(千葉県 69歳・男性) 『方丈記』は、原文で読んだことがあったけれど、むずかしくて理解ができなかった。大学生のとき途中でやめてしまったけれど、1万年堂さんのは分かりやすくて、本屋さんに行ったら、たまたま見つけて、また『方丈記』が読めて、とても感激でした。分かりやすいので、得した気分でした。(神奈川県 70歳・女性)

    2018.03.28

目次

第1章 川の流れのように

1 川の流れのように、幸せも、悲しみも、時とともに過ぎていきます
2 私たちは願いどおりに、幸せになれるでしょうか
3 ああ、人間は、どこから来て、どこへ去っていくのでしょうか

 

第2章 ある日、突然

4 火災が発生すると、家も財産も、灰になってしまう
5 竜巻に襲われると、全て破壊され、空中へ飛ばされる
6 政治家、権力者の横暴が、社会を大混乱に
7 二年続けて大飢饉に。宝物より、米が高くなる
8 恐ろしい中でも、最も恐ろしいのは地震である

 

第3章 とかく、人の世は、住みにくい

9 いったい、どこに住んだら、ほんのしばらくでも、心が休まるのでしょうか

 

第4章 自然の中で、悠々と暮らす

10 「なんて私は、不運なのだろう……」 五十歳で出家を決意
11 理想的な住まい、移動式の「方丈庵」を造る
12 都の南東、日野山へ。阿弥陀如来に、一心に向かう生活
13 ホトトギスやセミの鳴き声にも、世の無常を知らされる
14 一人で演奏し、一人で歌い、我が心を慰め、楽しむ日々
15 山の中での生活は、四季折々の楽しさがある

 

第5章 形ではなく心を見つめる

16 ヤドカリの教訓 危険なことを、危険と知って対処する
17 貧しく、粗末な生活でも、心は満たされている
18 幸せになれるか、どうかは、「心」一つで決まる
19 魚が水の中にすむ心は、魚でないと分からない
20 一生を謙虚に反省し、前向きに進んでいく

 

❖ 京都へ行こう! 方丈庵を訪ねて

(現地ルポ)大きな石の上に、方丈庵があったって、本当ですか?

 

❖ ラストは、長明さんの弾き語り

(鴨長明さんにインタビュー)
・長明さんは、日本の、レオナルド・ダ・ヴィンチみたいですね
・「方丈庵は、日本の美の極致」ドイツの建築家が絶賛
・「震災の記憶が風化しないように……」とは、何を、どのように心がけることなのか
・無常を知らされると、本当の幸せを、前向きに探し始める

 

❖『方丈記』原文