『徒然草』は、遠い昔、高校の国語で習った思い出です。今時の新しい感覚の本書を楽しみたいと、すぐ本屋さんに注文。表紙よし、イラストもすばらしく、内容は高齢の自分にもとても分かりやすく、楽しく読みました。700年前の兼好さんのお心が身にしむひとときでした。いつも手もとにおいておきたいと思っています。(岐阜県 78歳・女性)
ずっと以前から『徒然草』は気になっていましたが、先のばしにしていました。この本と出会い、チャンス到来とばかり、すぐ読み始めました。いい得て妙のことばかりでした。何年たとうとも変わらないものは変わらないものですね。本当に気ままに読めるエッセーの感じでした。(福島県 60歳・女性)
学生時代、古文は嫌いで授業は苦痛だった。当時、このような本で、もしくは、親しみやすい工夫があったら、もっと早く感動に出会っていただろうと思う。もったいない!(愛知県 66歳・女性)
『徒然草』は学校でも学習し、知ってはいたが、難しい、かた苦しいなどのイメージがあり、なかなか読んでみようという気持ちになれなかった。しかし、本書は、「兼好さんと、お茶をいっぷく」というサブタイトルにもあるように、ゆっくりとした気持ちで読むことができた。なつかしい感じのイラストや写真、かたくるしくない文章などがそう思わせてくれたのではないかと思う。現代にも通じる内容がよかった。(鹿児島県 42歳・女性)
『徒然草』は中3の授業で習い、最初の部分(序段)を覚えた記憶がある。著者の『徒然草』の捉え方に興味を持って読んだ。高校生になって悩んでいたことがあったが、楽になった気がした。(広島県 15歳・女子)