40代から高まる失明のリスク 目を守るために、今すぐやるべきことを、眼科専門医が教えます

  • 舘 奈保子

定価 ¥1,512 税込

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内容紹介

失明から、あなたの目を守りたい

「もうちょっと気をつけていれば、視力を失わなくて済んだのに」
「正しい知識を持っていれば、失明は避けられたのに……」

著者の舘奈保子氏は、一人でも多くの患者を失明から救いたいと、これまで20年間、毎年1000件以上の手術を手掛けてきました。

しかし、自覚症状のないまま病が進行してしまったり、糖尿病と分かっても放置していたりする人は、後を絶たたないと言います。

不都合を感じ始めてから病院へ行っても、手遅れになることが多いのです。

本書では、失明を防ぐためには、ふだんからどんなことに気をつければいいのか、どのような兆候が出たら危ないのかを、分かりやすく解説しています。

特に、老眼が出始め、白内障や緑内障などの目の病が起きてくる40代以上の人には、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

執筆者プロフィール

目次

01 運転免許の視力検査で、まさかの不合格!
メガネやコンタクトを使っても、視力が、0.7に達しないのは、目に病気があるからです

02 「老眼かな?」と感じた時、メガネを買って済ましていませんか?
失明する病気が進行する時期です。必ず、眼科を受診しましょう

03 市販の目薬には、防腐剤が入っています
つけ過ぎは、逆効果!

04 目が疲れる、ショボショボする、かすむ、かゆい、痛い、熱い
その原因と対策は?

05 「あっ、白目が真っ赤だ!」
放っておいていい出血と、急いで眼科を受診すべき時の見分け方

06 タバコは、目の病気を引き起こし、失明の危険を高めます 
自分だけではなく、家族も苦しめると知っていながら、なぜ、やめられないのか

07 「人間ドックを受けているから、大丈夫」は間違い
失明から、あなたを守るには、「眼底検査」が必要です
◆眼底検査は、全身の健康を守るうえでも、非常に大切な検査です
メリット1 脳出血や脳梗塞の危険が分かる
メリット2 糖尿病網膜症を発見できる
メリット3 緑内障を発見できる
メリット4 頭の中の病気を予測できる
メリット5 急増している「加齢黄斑変性」の徴候を発見できる
メリット6 網膜の病気を発見できる

08 「目の中に、虫やゴミが飛んでいる……」と感じること、ありませんか
「私も飛んでいるよ」と周りの人が言っても、安心できません
◆ただの加齢現象なのか、治療が必要な病気なのかを、どこで見分けるのか

09 白内障は、白髪と同じで、誰もがかかります
「ちょっと見えにくいかな」と感じたら眼科へ行きましょう。
白内障の奥に隠れている重い病気を早期発見するチャンスです
◆医師と相談して、うまくレンズを選べば、ほとんどメガネがいらなくなります

10 白内障の手術は、慌てる必要はありません
しかし、ためらわず、早めに手術を受けるほうが、大きなメリットがあります

11 顔に、アトピー性皮膚炎があると、目の病気を起こすことがあります
自覚症状がなくても、眼科で、年に一回、検査を受けましょう

12 緑内障は、失明原因の第一位!
40歳以上の、20人に1人が緑内障にかかっている
◆「視野が欠けている」自覚がないままで、車の運転をするのは、とても危険です

13 急性緑内障発作は、手当てが遅れると失明します
「メガネがいらないのが自慢」「眼科にかかったことがないのが自慢」という人ほど起こしやすい

14 医療機器の進歩はめざましく、緑内障の早期発見が可能に!
「老眼かな」と思ったら、眼底検査を受けましょう

15 「眼圧が正常」と言われても、安心できません
日本人に多いのは「正常眼圧緑内障」なのです

16 緑内障とは、一生のつきあいです
主治医と相談しながら、途切れなく治療を続けることが大切

17 日本で急増している「加齢黄斑変性」 失明原因の第4位に!
片方の目が悪くなっても、両目で見ていると、気づかないことが多いので要注意
◆治療を行わなければ、視力は落ちる一方

18 動脈硬化は、網膜の血管に、深刻な影響を与えます
電灯のスイッチを消したように、パッと見えなくなることもあります
◆網膜の血管が詰まる人は、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすい

19 糖尿病と診断されたら、視力のよいうちから、必ず、眼科検診を受けてください

20 糖尿病網膜症は、50代、60代の、失明原因第1位
しかし、発病から失明まで、何年もあるので、食い止めることができます
◆自覚症状が出るまでに時間がかかり、悪くなってからでは治療が難しい病気
◆どんなに遅くても片目が見えにくくなったら、速やかに眼科を受診してください

21 失明寸前の人が、よく言うこと
「糖尿病の疑いがあると、10年前から、健診で言われていたのに、治療してこなかった」
●糖尿病を防ぐための、食習慣の心得
●失明を防ぐために、実践したいこと

22 思いがけないケガで、失明することがあります
正しい応急処置と予防法

23 水道水で、目を洗う時の注意点

24 「目が痛い!」
痛みがあって、見えにくい時は、急いで眼科へ行きましょう

25 「ゆがんで見える」「字が飛んで見える」のは、どんな病気なのでしょうか

26 「急に半分が見えなくなった!」
命にかかわることもあります。急いで治療が必要です

27 「遠くで見えていた物が、近づくと消えてしまう!」
すぐに眼科を受診しましょう

28 「急に、物が二つに見えるようになった!」
詳しい検査が必要です。急いで脳外科を受診すべきことも

29 コンタクトレンズの使い方を間違うと、失明することがあります
◆ソフトコンタクトレンズの正しいケア

30 「コンタクトレンズをつけると、痛い!」
どんな場合に、すぐ眼科を受診すべきなのでしょうか

31 メガネでは視力が上がらなくて、コンタクトを使っている人は、目の病気を起こしやすい

32 「いつも、涙があふれて困ります」
流涙症は、高齢になると増える症状です

33 レーシック治療で、メガネが不要になります
しかし、やがて、老眼鏡が必要になってきます

34 視力の低下が避けられない時は、見えている間に、学習と経験を積んでおきましょう

35 ロービジョン外来
残っている視力と視野を最大限に生かして、できるだけ生活を便利にしましょう

おわりに
正しい知識を、少しでも普及させ、治せる病気による失明を、ゼロにしたい