内容紹介

創立10周年記念 オールカラーの新装版

高森顕徹先生の『光に向かって100の花束』は、平成12年11月に発刊され、たちまち大反響を巻き起こしました。

今日まで多くの人に愛読され、66万部突破のロングセラーとなっています。

本書は、創立10周年を記念して発刊した、オールカラーの新装版です。

古今東西の、失敗談、成功談、心温まるエピソードから、元気がわくヒントが100話。

1話3分で読める気軽さで、おもしろいだけでなく、ためになるエピソード満載です。

100話の中には、人間関係、仕事の悩み、子供の教育、夫婦仲など、人生を明るくするヒントがあふれています。

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. 家の宝としたら、世の中も良いほうに進む-新装版 光に向かって100の花束

      休みの日も仕事のことばかり考えていて、余裕のない日々を過ごしていました。仕事関係の本以外、あまり読んだことのない私が、この本に出会って、仕事のことを忘れさせてくれました。人間として生きる道が書かれている本だなと、痛感しました。 (宮崎県 46歳・女性)   後輩の65歳の退職記念に、『光に向かって100の花束』を贈ったが、「心を洗われた」「いつまでも先輩と一緒にいると思い、大切に読みます」との礼状をいただいた。まだまだ日本は捨てたものでないし、日本人を見捨てる必要もない。貧しいのは政治だけ。日本人の心はまだまだ温かいですよ―。 (石川県 66歳・男性)   1つの話が短いので、すぐに読めるし、なんとなく開けたページのところも読める。普段、忘れがちな心に気付かせてくれた。日本人は、お金で何でもできるという人が多くなっていると思うので、特にそういう人に読んでいただければ良いと思う。手許にいつも置いておきたい本だ。 (京都府 62歳・女性)   ラジオ朗読版『光に向かって100の花束』を聴いて、思わず書店で見つけた時は、感激しました。4冊購入しました。娘の結婚式の引き出物に付けたいくらいです。どれもこれも、昨今の人たちに聞かせてあげて、その家の宝としてもらえましたら、世の中も良いほうに進むのではと思います。素晴らしい本をありがとうございます。 (福岡県 60歳・女性)

    2012.06.05

  2. 少しずつ頑張る勇気と元気を得られた-新装版 光に向かって100の花束

      最近、思うようにいかなくて、悩むことが多くなり、何かにすがる思いで、この本を手に取りました。この本を読み進めるうちに、少しずつ頑張る勇気と元気を得られた気がします。本当にありがとうございました。 (宮城県 29歳・女性)   1話が短いので、高齢者が読むのに、読みやすいです。読んで心が落ち着きます。TBSラジオで知って、良かったです。いろいろと書籍が出版されていますが、流行を追う本ばかりです。今後もどうか良い本を出版して下さい。 (群馬県 82歳)   こんな本、初めて読みました。優しい感じがしました。ページごとのかわいい花が優しく、早く読んで、この花を見たいという思いにさせるアイデアはいいですね。それと、中身は確かに本当にいいと思いました。昔のことわざとよく似てますけど、少し違い、新鮮でした。覚えておきたいな~と思う事柄がたくさんありました。 (広島県 62歳・女性)   ラジオ朗読版『光に向かって100の花束』を聴いて、本を読んでみたく思い、購入致しました。昔から言われていることでも、今に通じることのなんと多いことか。見出しにつられて、あちこち読むこともできて、とても良かった。日々、勉強です。 (北海道 69歳・女性)

    2012.06.05

目次

  1. この柱も痛かったのよ ~うるわしき母子
  2. 約束は、必ず、はたさなければならない
  3. 高価な楽器がいい音色を出してくれるのではない、演奏者によるのだ
  4. 悪人ばかりだとケンカにならない ~一家和楽の秘訣
  5. 大将たる者、臣下の言葉をよく聞くべし
  6. お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧するのですよ
  7. もうおまえは、帰ってもよろしい  何事も基礎が大切
  8. 夫婦はもともと他人である。だからケンカもする
  9. 矢は一本しかないと思え ~ 一意専心
  10. 忙しい人ほど勉強できる  ~暇を盗む
  11. かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝
  12. 一職を軽視する者は、どんな地位におかれても、不平をもつ ~秀吉の心がけ
  13. 「どうぞ」の一言とほほ笑みに、すっかりほれこんでしまった
  14. 名を成す人  ~努力の結晶
  15. 先生、毒薬を一服盛ってください ~名医の処方
  16. にこやかな笑顔と、明るいあいさつほど世の中を楽しくするものはない
  17. 花嫁が泣くのは、初めて親心のありがたさを知るからだ
  18. 温室の花より、寒風に咲く花のほうが、香りが高い
  19. お草履は手前のご主人 ~藤吉郎時代の秀吉
  20. きっと持っていけと言いますから ~大政治家フィリップの少年期
  21. 水車の回る音も、聞きなれれば苦にならない ~ソクラテスの哲学
  22. 「ああこれで、ぼくは、英国人の誇りをキズつけないですんだ」 ~彼の誇りとは……
  23. 本来の女性は、人生の大地のようである
  24. 毒蛇に気をつけよ ~身を責める財宝
  25. 有頂天から始まる地獄 ~久米の仙人が落ちたわけ
  26. 悲願に生きる ~ジェンナーと天然痘
  27. 闇の中で字が読める ~法霖の読書
  28. 親切は決して他人のためならず、相手を満足に生かせ ~渡辺崋山の『商家の銘』
  29. 他人の長所は、少しでも早くほめよ ~清正、深夜の急用
  30. 屏風と商売は曲がらにゃ立たぬか ~そろばんの教訓
  31. 魚をとるのは、どこの猫でも同じ
  32. なにが家康を天下人にしたか ~失敗の教訓
  33. ああ、おれも子供に門番にさせられることがあるのか ~バラナ国の悪法
  34. 智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず
  35. 腹立ったときは、数をかぞえよ ~焼け野原で、ひとり泣きたくなければ
  36. ミッドウェーで優勢であった日本艦隊が、なぜ敗れたのか ~勝者を滅ぼすもの
  37. 生命はやるが、金は渡さぬ ~逃げる石川五右衛門
  38. 小にこだわり大を失う ~牛をすられた農夫
  39. こうしてドン太は、大根まきができなかった ~縁起かつぎ
  40. 本当の仕事ができる男 ~大王の権威もゴミかホコリ
  41. 満点主義の秀才でなかったから、起死回生の勝利を生んだ
  42. ヤセがまんではすまなくなる ~良妻と悪妻
  43. みんな欲に殺される あんな広大な土地はいらなかったのだ
  44. 「私も靴屋です」とビスマルク ~貴賤を問わぬ温容
  45. さてこそ水は尽きたとみえる ~元就はどうして相手の戦略の裏を見ぬいたのか
  46. 一番好きな人を生命がけで育ててくださったお母さんが、一番好きです
  47. 二十四度殺された老婆 ~口は禍の門
  48. バカ……だなぁ、私は ~チエの回転
  49. なぜ、子供が返事をしないのか ~姿にかけた教育
  50. 殿さまの命令に従わなかった船頭 ~真のプロ
  51. 逃げ場がないから必死に戦う ~数千の韓信軍、二十万を破る
  52. ニセモノのチャーチルを見わけよ ~使命に忠実
  53. 迷うことなく自分の道を進んでゆくということは、なかなかに難しい
  54. 賢者は何人からも学びとる ~敵将の献策をもちいた韓信
  55. 工夫とねばりが大切。何事も早く見切りをつけてはならない
  56. 推薦状などにたよるな! なにものにも勝る紹介状を身につけよ!
  57. 目先に一喜一憂しては、遠大な未来を見とおせない
  58. ヤシの木の下で昼寝をすると、幸福になれるのか? ~楽園にいたカロザース
  59. これへ、その下肥とやらをかけてまいれ、とバカ殿 ~偶像崇拝
  60. 己を変えれば、夫も妻も子供もみな変わる
  61. 施した恩は思ってはならぬ。受けた恩は忘れてはならない
  62. この娘を美しくないという者があれば、金子千両を出してやろう ~美人の必須条件
  63. 富んでも、昔の貧しさを忘れ、おごるなかれ ~岩崎弥太郎とその母
  64. 人を身なりで判断はできない ~一休と門番
  65. 猫よりも恩知らずは、だれだ ~腹立てぬ秘訣
  66. まもなく、若い社員の一人が解雇された ~排他は自滅
  67. やめよ! やめよ!と突然、早雲は叫んだ ~なりきる尊さ
  68. おまえはなぜ、三階を建てんのだ ~本末を知らぬ愚人
  69. 笛を高く買いすぎてはいけない
  70. 牛糞を食わされた祈祷師 ~迷信を招く心の闇
  71. 下等の人間は舌を愛し、中等の人間は身を愛し、上等の人間は心を愛する
  72. 生活の乱れた学生の更生法 ~大学教授のたくみな指導
  73. 大石内蔵助の十三年間 ~先見と熟慮
  74. 最初から負けていた ~勝利のカギ
  75. 世界一おいしいご馳走ができあがりました、と料理人は言った
  76. だから青年白石は三千両を拒否した ~信念は未来を開拓する
  77. 甚五郎のネズミはうまかった ~技量と智恵
  78. 殺して生かす 相手を裏切り、ののしられ、迫害も覚悟しなければならぬこともある
  79. すぐ百万円を持っていったのは、なぜか 恩知らずになりたくない
  80. あわれむ心のないものは恵まれない ~試された親切心
  81. 忘れ物の二百両を届けにきた馬の親方 ~誠の感化
  82. 金銭を診察したことはない ~技量だけではなかった名医
  83. 私は、あなたを愛します ~男性鑑定の手引き
  84. 精魂を打つ ~名刀工・正宗と義弘
  85. 心に衣服を着る女 ~夫婦の幸福
  86. ある夜、王様は、市街の真ん中に大きな石を置いてみた……
  87. 炎の色を見わける話 ~名画伯と熟練消防士
  88. 進退きわまった釈迦 ~ 無上の道
  89. スキのないのが欠点 ~必要な余裕
  90. 大の親不孝者にほうびを与えた水戸黄門 ~善悪への心得
  91. ダイヤモンドになれると思った小石 自己を磨く
  92. 戦うばかりが男の勇気ではない ~江戸城無血開城
  93. 何事も、理攻めで解決したがる人間は嫌われる
  94. 救う者は救われる ~ライオンとネズミ
  95. まかぬ種は生えない。因果の大道理を知らぬ者はあわれなり
  96. 人間の卒業式は葬式と心得よ ~成功者の少ないわけ
  97. 上達よりも大切なこと ~シュリハンドクのひたむきな精進
  98. 一番おいしいものは塩、一番まずいものも塩
  99. 「ここだなあ」と思い出せ ~苦難の嵐に向かって
  100. おまえは苦労がしたいのか ~江州商人の心意気