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赤ちゃんの鼻水を、楽しく確実に拭き取る方法は?

赤ちゃんの鼻水を上手くかむ方法は?

赤ちゃんは、風邪を引いているときだけでなく、季節の変わり目や、機嫌が悪くて泣いた後、寒い日に外出したときなど、とにかく鼻水が絶えません。

ズズーッと鼻をすすっている子どもを押さえつけて、無理やり拭くのも一苦労。

それなのに、またすぐに鼻水を垂らしたまま走り回っている姿を見ると、ついイライラしてしまう…。

今回は、『あんしん健康ナビ 花粉症・アレルギー性鼻炎』の中から、鼻をかむのが苦手な子どもの鼻水を、楽しく、確実に吸い取る方法をご紹介します!

あんしん健康ナビ 花粉症・アレルギー性鼻炎

あんしん健康ナビ 花粉症・アレルギー性鼻炎

徳永貴広(著) 藤枝重治(監修)

質問 子どもの鼻水を取る、いい方法はありませんか?

うちの子は、よく鼻を垂らしています。まだ鼻をかむのも上手ではないし、鼻をふいてやろうとすると嫌がります。何かいい方法はないでしょうか。

確実に鼻水を取るには、鼻水吸い器が一番


小さいうちはうまく鼻をかむことができません。しかも鼻の構造が未熟なので、一度鼻炎になると、長引いてしまうことも少なくありません。
 
お母さんが、ティッシュで鼻をふこうとしても、嫌がって顔をそむけたり、暴れたり泣いたりして、なかなか大変です。

やっとの思いでふけたと思ったら、そのそばから「ズーッ」という鼻すすりの音が聞こえてきて、思わずため息が出てしまいます。
 
我々医者はお母さんによく「お子さんの鼻をよくふいて、吸ってあげてください」と言いますが、言うは易く行うは難しです。

確実に鼻を吸うには、育児用品店やドラッグストアで売っている鼻水吸い器を使うとよいでしょう。うまく吸えば、鼻の中はすっきりします。

でもこれも嫌がる子が多いと思います。

赤ちゃんの鼻水も、ティッシュ1枚の「お鼻スルスル」で

ここで、保育士さんがやっていた、ある方法を紹介しましょう。

①ティッシュを半分に折り、さらに半分に折る(幅を四分の一にする)

②手前が長くなるよう、右手の人差し指にティッシュをかける

③ティッシュをかけた人差し指を子どもの両鼻の穴に軽く当てる

 右手を子どもの鼻に当てたまま、子ども側のティッシュの端を、下方向に引っ張って滑らせる
(右手の親指でティッシュを押さえておくと安定します)

赤ちゃんの鼻水を、楽しく確実に拭き取る方法は?の画像1

こうすると、粘りけのある鼻水が、ティッシュに引っ張られて、スルスルスルと出てきて、鼻水を効果的にふき取ることができます。

ちょっと動きが面白いし痛くもないので、「お鼻スルスルしよう」と言ったらお子さんも楽しみながらできるかもしれません。

ティッシュ一枚で簡単にできますし、乳児でもできますので、ぜひやってみてください!

今回ご紹介した書籍はこちら

あんしん健康ナビ 花粉症・アレルギー性鼻炎

あんしん健康ナビ 花粉症・アレルギー性鼻炎

徳永貴広(著) 藤枝重治(監修)