ハッピーマインドの磨き方 #3

  1. 人生

家庭と仕事、両立ではなく「相乗効果」にしていくための考え方とは?

働きたい女性にとって、家庭と仕事の両立は常に悩みの種だと思います。

でもせっかくの人生、どちらも大切に努力するからこそ、叶えられることもあるはず。

仕事と家庭は相乗効果だという考え方が、近年、注目されています。

そのワーク・ライフ・インテグレーションについて、『すべてを叶える』(10月中旬発刊予定)の著者・新谷典子さんに語っていただきます。

(1万年堂ライフ編集部より)

work life integration(ワーク・ライフ・インテグレーション)~仕事と家庭、掛け算ワークで

「work life integration(ワーク・ライフ・インテグレーション)」は、高橋俊介氏(慶應義塾大学 特任教授)などによって、提唱されたと聞きます。

「ワーク・ライフ・バランス」の「仕事と個人生活の二者バランス」という考えから、さらに進めた考え方といえましょう。

「ワーク(仕事)」と「ライフ(個人生活)」は、相反するものではなく、どちらも私の人生の流れの中にありますから、同じ時間軸の中で「インテグレーション(統合)」することで、人生全体の充実を求める。

この概念を、私の身に引き当てて考えますと(本来の意味と違う解釈かもしれませんが)、私にとって「ワーク」は「生きるための活動すべて」であり、「ライフ」は「人生そのもの」。

つまり、「仕事、子育て、家事、趣味生活、勉強」その他、幸せに生きるための活動は、全て私にとって「ワーク」です。

母・妻・嫁・一女性としての「ワーク」。

それら全ては、「ライフ」=「人生そのもの」を輝かせるために大切な要素であり、「仕事」と「子育て」のワーク自体に優劣があるわけではありません。

各々の「ワーク」を、どう統合していけば、各人の「ライフ」がかけがえのないものになるか。

その、他人に委ねることのない舵取りこそが、醍醐味ではないでしょうか?

「仕事と家庭をどうやって両立しているのですか?」という質問を受けることがあります。

会社の執行役員であり、夫がいて二児の母で、義父母、義祖母ともに同居、さらに近所付き合いコミュニティーも密な京都住まいの背景を見てのことかもしれませんが、私の中には、「両立」という意識はないのです。

「子どもがいたら、その分、自分の時間を取られて、仕事をするひまがなくなると思うと、出産に踏み切れない」との声も聞きます。

しかし、私の実感からすると、家族が増えたら、仕事の時間は引き算になったとしても、結果として「ワーク」全体の効果は引き算ではなく足し算、いえ、いっそ掛け算。

「可愛くてたまらない子どもと一緒にいられるはずの時間を、仕事に充てているからには、仕事を終えたらますます、子たちにプラスを届ける自分に変わっていたい」という思いで仕事をしています。

一方、職場では、家族からもらった元気をもとに、私ならではの仕事で仲間に貢献し、ベストの結果を出したい。

そんな思いが「掛け算効果」を生んでいるのかもしれません。

願いを叶え合う仕組みづくり

「ワークの効果」について、「仕事」をテーマに考えると、仕事価値を掛け算的に上げてゆくには、仕事の関係者全員がwin-win-win になる仕組みをつくることが必須。

関係者のwin が多彩、多様であり、win が各人別種類、もしくは相補関係にあるのがベストです。

例えば、「Aに関する仕事」があった場合(Aは例えば「日本の伝統工芸の組みひも作り」など)。
の人はAが欲しい、 の人はAが作りたい、 の人はAが作られる様子を見て学びたい、 の人は、 の人がAを作る様子を見て、その反応を楽しみたい、と。

「Aに関する仕事」と一言でいっても、分析し、可能性を考えると、いろいろな側面がある。

「A」という一つの物事をめぐってどんなwin≒願いがあるか。

のみならず、例えばの人をマッチングする場を作って、収入を得たい等の願いもあるでしょう。

どれだけ「A」にまつわるwin-win を組み合わせることができるか、という視点の多彩さの源は、私の場合、「家庭での人間観察」や「人の気持ちを慮る経験」、「家族の中にwin-win をつくる仕組みづくりの体験」にもあると感じます。

ですから、家庭生活で多くの時間が取られたとしても、そこで使っている時間がそのまま仕事のアイデアを生む時間にもなる。

例えば、私の家族の一人ひとり、何に重きを置くか、というのが各人違います。

義父であれば、地域の人に、「防犯活動、子ども見守り活動ありがとうございます」と喜ばれ、地域貢献に尽力することに重きを置き、ばあば(義母)はじいじ(夫である義父)を支える役目を重んじる。

義祖母であれば、九十七歳要介護であっても、曽孫(私の子たち)の宿題推進と礼節しつけ担当。

私よりも、礼節しつけに長けているおおばあば(義祖母)に頼り、時間をもらっている分、おおばあばのできない身のまわりのことには、夫や私が時間を使う。

そして「仕込み」好きのおおばあばにしてみたら、それが生きがい、やりたい「願い」でもあるらしい。

曽孫の音読の宿題チェックまで引き受け、耳が遠いためか何度も「聞こえん」と聞き返しては、練習回数を重ねさせ、宿題推進にも貢献しているおおばあば。

このように、家庭の中で、何を優先したいか、どこに自分の願いがあるかというのは、同じではありません。

違うがゆえに、相補的にもなり、各自が時間を捻出するための決め手、仕組みづくりの種にもなります。

家庭の中でそういうのを見たり、経験したりしていると、職場でも「こんなふうにこれを組み合わせたら上手くいくだろうか、最大のwin を生むだろうか」とアイデアを出す練習になっています。

ですから、家庭があるということは仕事人にとってマイナス要素ではありません。

また、仕事相手の「本当の願い」を推しはかるうえで、家庭での実践が活きています。

仕事・子育て・家事・まなび、
すべてを
あなたの幸せに。

続きは、10月中旬発売予定の、
『すべてを叶える~仕事も家庭も子育ても 思いを形にするハッピーマインドの磨き方』(新谷典子著)
でお読みいただけます。

『すべてを叶える』ご購入の方へは、この本の中に「出版記念音声ファイルプレゼント」のページがあります。

そこから、書籍へは未掲載のメッセージを新谷典子さんの語りで聴いていただけます(無料)。

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