幸せへの一歩は運のせいにしないことから #5

  1. 人生

「いいことが起こる人」の共通点。人生に幸せを呼ぶ6つの習慣

これまで本連載では、運や他人のせいにせず、幸せに少しでも近づくための考え方をご紹介してきました。

いよいよ、日々の暮らしを整える最終ステップです。

誰でも、すぐに始められる「6つの習慣」で、今日から幸せへの一歩を踏み出してみませんか?

※この記事では、1月下旬に発売予定の新刊『幸せへの一歩は運のせいにしないことから』(伊藤健太郎 著)を特別にお読みいただけます。

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幸せへの一歩は運のせいにしないことから

伊藤健太郎(著)

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じゃあ今、何をすべきか~六波羅蜜のすすめ~

ブッダの教えは一言でいうと「悪をやめて善をしなさい」という廃悪修善(はいあくしゅぜん)です。

すべて悪しきことをなさず、善いことを行ない、自己の心を浄めること、――これが諸の仏の教えである。
(『ダンマパダ』)

だからブッダは生涯、「これは善だから努めなさい」「これも善だからやりなさい」と、いろいろな善を教え勧めました。

それらの善すべてを、6つにブッダがまとめたものを、「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」とか「六度万行(ろくどまんぎょう)」といわれます。

「波羅蜜(はらみつ)」とは、サンスクリット語の「パラミッター(彼岸に至る)」に漢字を当てたもので、中国で「度」と翻訳されました。

人間の一生は、苦しみの波が絶えず押し寄せる海のようなものです。人生の苦海を渡し、本当の幸福に至る6つの道を教えられたのが「六波羅蜜(ろっぱらみつ)」です。

「いいことが起こる人」の共通点。人生に幸せを呼ぶ6つの習慣の画像1
※以下の文章は、編集部で六波羅蜜の語句解説のみを抜き出しました。書籍では、より詳しい解説がお読みいただけます。

① 布施(親切):正しい教えを説く法施、お金や物を施す財施

「六波羅蜜」の第1に教えられているのは「布施(ふせ)」で、現代語では「親切」に当たります。

「布施」には、正しい教えを説く「法施(ほうせ)」と、お金や物、無償の労働などを施す「財施(ざいせ)」があります。

② 持戒(言行一致):一度した約束は、必ず守る

「六波羅蜜」の第2は「持戒(じかい)」です。

「戒(かい)」とは、仏教で「こういうことは、してはならない」と定められた、生活上の規則をいいます。出家した修行僧には多くの「戒」がありますが、それらの「戒」を固く守ることを「持戒」といいます。

「持戒」は、出家の人だけに勧められたものではありません。

在家の一般人であれば、「言行一致」に相当します。一度した約束は、必ず守るということです。

③ 忍辱(忍耐):怒りの心を堪え忍ぶ

第3の「忍辱(にんにく)」とは、怒りの心を耐え忍ぶ「忍耐」のことです。

怒らないことによって怒りにうち勝て。善いことによって悪いことにうち勝て。わかち合うことによって物惜しみにうち勝て。
(『ダンマパダ』)

腹を立てて非難攻撃してくる相手に、こちらまで怒りの炎で応戦したら、恨みが恨みを呼んで、一切を焼き尽くさずにはおかないでしょう。

④ 精進(努力):根気よく続けていく

第4の「精進」とは、「努力」することです。

「継続は力なり」「雨だれ石をうがつ」といわれるように、小さなことでも根気よく続ければ、やがて大きな力となり、大事業を成し遂げることができます。

⑤ 禅定(反省):落ち着いて自分の言動を反省する

「六波羅蜜」の第5は「禅定(ぜんじょう)」です。

「禅」とは、サンスクリットの「ディヤーナ」に漢字を当てたもので、意味は心を静めることです。中国では、これを「定」と訳しました。

「禅定」とは今日の言葉でいえば、「反省」です。

⑥ 智慧(修養):因果の法則を知り、正しく行動する

第6の「智慧(ちえ)」は、大宇宙の真理である因果の道理を明らかに知り、正しく考え、行動することをいいます。

真理を知る正しい智慧を得て、身を正す「修養」です。

以上挙げた6つの「善」は、どれか一つを実行すれば、残りの5つも修めたことになります。

だから「これなら自分にもできそうだ」と思う、いちばんやりやすい善を実行しなさい、とブッダは勧めています。

(中略)

善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実りがない。(中略)実行する人には、実りが有る。
(『ダンマパダ』)

善を実行する人には、必ず幸せの花が咲く。

ブッダの生涯、教え勧めたことでした。
「いいことが起こる人」の共通点。人生に幸せを呼ぶ6つの習慣の画像2
(本記事は1月下旬発売の新刊『幸せへの一歩は運のせいにしないことから』の第8章から抜粋しました。)

著者からのメッセージ

「わかる」とは「かわる」ことだと言った人がいます。

因果の道理が分かれば、心が変わります。心が変わってこそ、現実が変わるのです。

善い心掛けは必ず、善い行動を生みます。

やがて善行の1つ1つが積み重なって、善い習慣を形成し、有徳な人間に変えていくのです。

徳が身につけば人や物も自然に集まり、運命は大きく変わるでしょう。

「廃悪修善」(悪をやめ善をする)を実践してこそ、因果の道理が「分かった」といえるのです。

また逆に、そのように行動が「変わる」ことによって、「分かる」こともあります。

本当の自分の相が、照らし出されるのです。真実の自己が分かれば、人は何のために生きるのか、変わらぬ幸せとは何か、人生最大の疑問が氷解します。

因果の道理を知って一歩、また一歩と踏み出した人には、輝く未来が広がっているのです。

読者の心が、そして行動が「変わる」ことを期して、擱筆します。

(このメッセージは、1月下旬発売の新刊『幸せへの一歩は運のせいにしないことから』の「あとがき」から抜粋しました。)

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幸せへの一歩は運のせいにしないことから

伊藤健太郎(著)

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編集者からのメッセージ

本書は、平成27年に発売し、好評を博した『運命を切り開く因果の法則』の再編集版です。

タイトルと装いを新たに、新版として、生まれ変わりました!

普遍の哲学が、分かりやすく、かつ本質をあますところなく書き尽くされているので、10年たっても、少しも古びることはありません。

今回は、ハードカバーをソフトカバーに、通常の単行本サイズを少しコンパクトにして軽量化をはかりました。

老若男女を問わず、一人でも多くの方に手に取り、読んでいただきたいからです。

親しみやすいアヒルの挿絵が随所に挿入されているのも、その一助となれば幸いです。

第1歩から第8歩まで、まるで幸せへの道のりを一歩、一歩進んでいるかのような感覚で、新たな読書体験を実感していただきたいと思います。

さあ、まずは幸せへの第一歩を踏み出しましょう!