1. 人生
  2. 暮らし

はんぺんと卵でふわふわ!いつものフライパンで作るズボラな伊達巻レシピ

ズボラ流おせちは家族が喜ばれる物だけでOK!
市販品は高いのに甘すぎる……そんなことを感じる主婦の皆さんも多いのではないでしょうか?そこで、料理研究家のあな吉さんにとっておきのズボラレシピを教えて頂きました!


今回の記事では、フライパンで作れる伊達巻のレシピを紹介します。
わざわざオーブンを使わなくてもこれなら簡単!作って楽しい、食べて美味しいおせち料理を皆さんも作ってみませんか?

おせちで伊達巻を食べる意味

昔の人は、本の代わりに巻物を読んで勉強していました。伊達巻の形が巻物に似ていることから、学業に励んでほしいという願いが込められています。
また卵を使った料理は子宝を、金にも見えるその色は、豊作の稲穂を表現していると言われています。見た目も華やかで、人々のたくさんの願いを形にした食べ物です。

伊達巻の由来

名前の由来は諸説ありますが、その一部を紹介します。

①人目を引くという意味の「伊達」

伊達男なんて言葉もありますが、「伊達」には派手やおしゃれという意味があります。
伊達巻はおせちの中でも、黄色くて渦を巻いているので存在感がありますよね。普通よりも「伊達」な玉子焼きを巻いていることから「伊達巻」と名付けられてたという説です。

②着物を着る時に使う「伊達巻き」から

着物の着付けでは、着崩れないよう「伊達巻き」という帯の一種で胸元を結びます。玉子を巻く動作が、服の「伊達巻き」を巻く動作に似ていることが由来になっていると考えられています。

③伊達政宗の好物?

伊達政宗はヒラメと卵を混ぜて焼いた「平玉子焼」を、とても気に入っていたと言われています。好物であることから次第に「伊達焼」と呼ばれるようになりました。政宗の好みに合わせて美しく巻くようにしたことから「伊達巻」が名付けられたという説です。

フライパンで作れるカンタン伊達巻きのレシピ

はんぺんと卵でふわふわ!いつものフライパンで作るズボラな伊達巻レシピの画像1

ポイント

ポイント
①砂糖をはちみつに変えると、焦げやすいけど香りが良いのでオススメです!
②フライ返しで返すのが少し難しいので、くっつきやすいフライパンの場合は油を少し増やしてもいいかもしれません。
③まきすで巻く時は、少し切れ目を入れると生地が折れることなく綺麗に巻けます。
④立てた状態で冷蔵庫に入れれば丸い形が崩れません。

材料(3~4人分)

  • 卵 3個
  • はんぺん 200g(だいたい2枚)
  • 砂糖 大さじ1~2
  • 油 小さじ2(目安)

作り方

はんぺんと卵でふわふわ!いつものフライパンで作るズボラな伊達巻レシピの画像2
1)卵、はんぺん、砂糖をミキサーに入れ、ガーッと混ぜる。

ズボラポイント

はんぺんは手で適当な大きさにちぎってポイポイ入れちゃいましょう

はんぺんと卵でふわふわ!いつものフライパンで作るズボラな伊達巻レシピの画像3
2)フライパンに油小さじ1を熱し、1を流し込む。ふたをしてとろ火で5~8分焼く。

3)フライ返しで底をはがし、ひっくり返す(フライパンのふた、または大皿にすべらせるようにして一度取り出し、フライパンを上からかぶせて、ひっくり返す)

4)フライパンを再び火にかけて油小さじ1を熱し、薄く色づくまで焼いて火を止める。ふたをして5分予熱で火を通す
はんぺんと卵でふわふわ!いつものフライパンで作るズボラな伊達巻レシピの画像4
5)まきすに移し、両端を切り落とす。切り落としたものを巻きずしの具のような位置に置き、芯にしてしっかりと巻く。巻き終えたら巻きすを巻いたまま、両端を輪ゴムで軽く止め、開かないようにする。よく冷まして、ビニール袋に入れてたら立てた状態で冷蔵保存。

ズボラポイント

形が整ったら冷凍保存もできます。ラップでぴっちり、空気が入らないように

まとめ

ミキサーで混ぜてフライパンで焼くだけ!くるくる巻く作業は小さな子どもでも楽しく参加できます。ほとんどお砂糖を入れないで作れば日本酒に合うおつまみにもなりますよ。市販の伊達巻は甘いものが多いので、甘さが調節できるのは手作りのメリットですよね。ぜひ一度作ってみてください。