よしみの子育て新喜劇 #5

  1. 子育て

不審者じゃないで…子どもを黙って見守るって、難しい!

脱・過干渉!感性や好奇心を育てる親の心がけ

子どもが言うことを聞かないとき、思い通りにならないとき、親はつい口を出したくなりますよね。

まして、危険なことをしようとしていたら?

今回の「よしみの子育て新喜劇」は、そんな瞬間のエピソード。それにしても、2階のトイレの窓から覗いていたのは……。

今や国民的人気俳優の長男・たいしょうさんをはじめ、それぞれの道で活躍する「3人兄弟の育て方」の秘訣やいかに。

当たり前だけどとっても大切な子育ての心がけ、ぜひ実践してみたいですね。

※記事最後の素敵なメモリアル写真もチェック!

(1万年堂ライフ編集部より)

【登場人物紹介】

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母・よしみ
一家のアイドル!明るく楽しい性格で、家族をあたたかく包み込む。3人のわんぱく兄弟にも負けない、パワフルお母さん!
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父・あらた
一家の大黒柱!経験豊かなアドバイスで家族を明るい方向へ導く。熱血漢で時々怒りっぽいけど、愛情深いお父さん!
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長男・たいしょう
強くて優しい、みんなの頼れる大将!
チャレンジ精神旺盛な頑張り屋で、オールラウンドな才能の持ち主。
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次男・けんと
(長男と3歳差)
観察力ピカイチ、しっかり者の次男坊!
空想好きで、ゲームだったら家族の誰にも負けないクリエイタータイプ。
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三男・あらき
(長男と7歳差)
誰からも愛される、かわいい末っ子!
好奇心いっぱいで人懐っこく、周りが放っておかない一家の隠し玉。

「不審者じゃないで…!」2階のトイレから覗き見ていたのは……

トイレの窓からこっそり顔を覗かせて、まるで不審者のような私…。

さて、いったい何を見ているのでしょう?

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視線の先には公園が……。
そう、その公園で遊んでいる息子たちの姿を見ていたんです。

今は家がたくさん建って見えなくなったのですが、息子たちが小さかった頃は、ちょうどトイレの窓から裏の公園が丸見えでした。

そこへ長男、次男が遊びに行くと、幼稚園児だった三男も、必ずそのあとをついていきます。

お兄ちゃんたちがついてくれているとはいえ、やっぱり心配。

家事をしながら、時々、公園が見わたせるトイレから
どうしてるかな?
と様子をうかがっていました。

すると、みんなで一生懸命走り回っていたり、セミの抜け殻やダンゴムシを集める競争をしていたり……。

遊んでる、遊んでる!

そんな姿を見るのが楽しくて、眺めているのが大好きでした。

「ドキッ…!」目撃してしまった危険な遊び

そんなある日、息子たちがとんでもない遊びをしているところを目撃してしまったんです…。

公園には、やぐらの形をした大きな遊具がありました。
このやぐら、一番上まで行けば、ゆうに3メートルは超える高さ。

なんと、そのてっぺんまで三男を上らせようと、長男たちがおしりをグイグイ押し上げているじゃないですか!!

私なら絶対に上らせないような高さの所だったので、もうビックリ。

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もし落ちたらどうしよう……

目を疑うような危険な光景を前に、思わず家を飛び出して助けに行きそうになりました。

大丈夫!心配なときこそ、いいイメージを信じて

……が、その気持ちをぐっと抑え、

…大丈夫、大丈夫!あの子たちを信じよう

と思い直しました。

子どもたちだって、必死なはず。
しかも、私が今から走ったところで間に合うはずがない。

落ちるんじゃないか」と悪い想像ばかりしてハラハラしているぐらいなら、
大丈夫、びっくりしたけど、見ない、見ない」と、気持ちを切り替えることにしました。

どんな時も、言葉やイメージがとても大事だと考えています。

心配な時こそ「大丈夫」と思ったほうがケガをしないし、逆に「危ない!やめときや!」と言った瞬間にケガをする。

不思議とイメージしたとおりになるもので、いいイメージをすることが大事だと感じたんです。

この時、ちょうど危険な遊びを見かけてしまいましたが、後で聞くと、息子たちは毎日この遊びをしていたんだとか。

恐ろしすぎる……。

そのおかげでしょうか、三男は今でも高いところが大好きです。

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木の上に立って見る。見守る「親」になれたら

「親」という字は、「木の上に立って見る」と書きますよね。

言葉のとおり、この見守る姿勢がとても大切だと思っています。

今回のやぐら事件(?)では、子どもたちが「このまま一番上まで行っても大丈夫」だと思った感覚を信じることにしました。

もちろん、危険な状況を未然に防ぐ努力は、どれだけしてもしすぎることはないと思います。

でも、親が1から10まで、転ばぬ先の杖を出せるわけではありません。

危ない遊びはしないでね」とどれだけ言っても、聞かない現実もありますよね。

それはまた、子どもの好奇心だったり、チャレンジ精神の現れだったりします。

だからこそ、そんな自分たちのルールの中で遊んでいる状況を信じて、見守る。

「危ないよ」と声をかける気持ちを少しだけこらえて、いつもより長く見守ってみる。

さまざまなことを察知する子どもの感性を磨き、乗り越える力をつけていくためにも、そんな親の勇気が必要かもしれません。

(From よしみ)

メモリアルフォト

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左から、長男の菅生大将くん(菅田将暉さん)、三男の菅生新樹くん、次男の菅生健人くん

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