最高の学習効果をもたらす親のあり方 #9

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ドリルや宿題、間違っていてもやる気をなくさせない採点法は?

コロナ休校をきっかけに、ご家庭での学習が増え、学校の宿題やドリルなどお子さんの勉強を見る機会が多くなったのではないでしょうか。

学校や塾の先生と違って、親子の関係だと宿題がうまく進まなくてイライラ。。

でも勉強嫌いにさせたくない。。と葛藤している親御さんもいらっしゃるかもしれません。

子どものやる気を損なわせないテクニックを、『子どもを伸ばす母親力の磨き方』の著者・阿部順子先生に教えていただきました。

(1万年堂ライフ編集部)

阿部先生の新刊が9月に発売されました!

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質問

小学3年の娘は、採点の丸つけで「×」をつけると腹を立てます。どのようにすればよいでしょうか。

答え

丸つけをしていて、「×」がつくと機嫌を損ねてしまうお子さんは、たまにお見受けします。

大人からすると、
「正解ではないから『×』がついているのに、何をそんなに気にしているの?」
となりますが、子どもの気持ちを覗いてみると、

「自分なりに一生懸命がんばって解いたのに『×』と書かれると、間違えたことはわかっても、8割はできていたのに」
ということだと思います。

最後にちょっとつまずいて正解できなかっただけなのに、「×」がつけられると、「8割までの正解と、解く努力全てひっくるめて否定された」ように感じてしまい、とても悔しく思えるのです。

けれども、テストでは最後まで正解続きでないと、「◯」はもらえませんよね。

ミスは全てを台無しにしてしまう大きな損失になることを、肝に銘じなければならないのですが、年齢的な未熟さもあり、正論をぶつけられても、それを受け入れられない時期なのだと思います。

または、正論は理解できても、自分の気持ちとの折り合いをつけるのが難しい年ごろといえるでしょう。

そのような場合は、上手に受け止めながら接してみましょう。

具体的な方法をご紹介しますね!

  1. 「×」ではなく、「?」をつける (その他、子どもが希望するマークに変えてみましょう
  2. 「違う」ではなく、「あっ!惜しい!どこで間違えたんだろうね?」と促す

*「惜しい」というニュアンスから、「〇」をつける側の「できた部分はあった」「がんばったことを理解している」という気持ちが伝わります。

 

「間違えたんだから、仕方ないでしょ」と突き放すよりも、温かみが感じられ、少しは円滑に進むのではないでしょうか。

お子さん自身も、葛藤と闘っているのです。

いずれ精神面も成長し、変わっていきます。ちょっとしたことなのですが、ぜひ温かい眼差しで接してくださいね。

 

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