いつの世も、人間関係に悩んだり苦しんだり-こころきらきら枕草子

この時代も現代の社会も、人間の生き方は、そんなに変わっておらず……。人間関係は大変ですね!! 前から『枕草子』の題名は聞いていましたが、内容は知りませんでした……が……楽しく読ませていただきました。(愛知県 80歳・男性)

才女、清少納言が時を経て生き生きと動き出しました。学生時代には良く味わうことの出来なかった清少納言の物の考え方を、意訳で深められました(定子との言外の理解が素晴らしい!!)。
いつの世も、人間関係に悩んだり苦しんだり、また、言葉一つが自分の魂の依り拠となったり……。悩んでいる清少納言を身近に感じられて……、佳い本だと感心しています。何度もページを開いて、これからも味わいたいです。処世訓としても上等です。(大阪府 74歳・女性)

こころでわかる古典シリーズ、『徒然草』『方丈記』と、文章は読んでも内容を理解できなかった本を、分かりやすく読ませてくれました。『こころきらきら枕草子』も、早速購入しました。なんだか、その昔も今も、そして教養人の楽園でも、私のような人間でも、苦しんだり悩んだりの人間関係は同じだと感じました。(宮城県 76歳・女性)