私は、高森顕徹さんの『光に向かって123のこころのタネ』という本を読みました。理由は、「こころのタネ」とはどんなことなのか気になったからです。
この本には、会社や、家庭や、学校で、壁にぶつかったり、悩んでいる時に元気になれる言葉や、生きていくうえで大切な言葉がたくさん記されています。また、その言葉の成り立ちや、言葉の奥にある深い意味を学ぶことができます。
この本を読んで一番印象に残っている言葉は、「自分が一番苦労していると、各自思っている。他人の良いところばかりが、目につき腹が立つ。ホントは、一番のんびりしているのが私。みんなはギリギリ一杯努力しているのだ」という言葉で、自分自身が一番努力していないことが受けとめられないと、人に感謝の言葉が出ないことを学びました。また、絶対にできない種まきというのは、「一番苦労する者は、最も大きな結果が得られる」という言葉で、どんなことに対しても、たくさん努力して、たくさん苦労しないと、良い結果や楽を得られないことを学びました。今、就職活動や勉強等で忙しい時なので、この言葉は私にぴったり当てはまるものだと思いました。
この本を通して人生に活かせると思った言葉は、「昨日より、一歩でも半歩でも進歩向上しなければ、一日生きたとは言えないのだ」です。
この言葉は、1日の中で何か自分のためになることをして、1つでも多くの能力や人間性を向上させないといけないという意味だと思います。だから、私は自身の生活を見つめ直し、何か高められるものを探し、見つけることから始めていきたいです。
著者がこの本で読者に伝えたいことは、人は落ち込んだ時や行き詰まった時に、どんな考えをしたら、再び立ち上がることができるのかということだと思います。なぜなら、この本には、励まされる言葉が書かれているからです。また、この本を読んでいると、「この言葉、良いな」とか、「気づかされるな」と思わされます。だから、普段なにげなく生活していると見失いがちなことを作者は伝えたいのだと思います。
例えば、「金持ちにはペコペコする。持たぬ人は見下す。この心、大敵である。大箱一杯くださった人にも礼状は書くが、柿一個くだされた人には、なお丁重に書く」ということです。欲にふりまわされずに、何か物をもらったり、何かしてもらったらしっかりお礼をすることがあたり前ですが、柿1個でもきちんと礼状を書くことが大事なのだと思います。もらった量や、してもらったことが何なのかなどは関係なく、ささやかなことにでも感謝の気持ちがあるなら、お礼として表現することが大切なのだと思います。
これからの目標としては、欲にふりまわされないように、きちんとしたお礼をしていきたいです。そして、仕事をするにしても、何かをするにしても目標を立て、達成できるように人一倍の努力をしていきたいです。そうすれば、必ず自分の中には悔いは残らないと思います。また、どんなことにもチャレンジ精神を持って頑張っていきたいです。
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