セカンドライフ心理学 #1

  1. 人生

【新連載】第二の人生が明るくなる!心と行動を変えるセカンドライフ心理学

人生100年時代と言われる現代で、第二の人生をどのように過ごすかは大事なことです。
しかし、何を始めるにしても、最初の一歩を踏み出すことには大変な勇気がいるものですよね。
この連載では、第二の人生を明るく過ごすためのセカンドライフ心理学をご紹介します。

人生100年時代、第二の人生はどうする?

医療が発達した現代は、人生100年時代と言われるようになりました。
100年生きられるとすると、仕事を定年退職した後も、約40年の時間が残されていることになります。
その40年の時間を豊かに過ごすためにも、第二の人生で趣味を新しく始めたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

定年退職後に始めたいこととして人気があるのは、旅行、起業、芸術、料理、スポーツ、書道、華道などだそうです。
新しいことを始めるときはワクワクするものですが、同時に不安もつきまといますよね。
せっかく時間はあるのだから、新しい趣味を始めてみてもいいかも」と思う一方、「今から新しいことなんて身につくの?」という声も聞こえてきそうです。

この連載では、第二の人生で新しいことを始めたいときにチャレンジする勇気が得られる方法を、心理学的な観点からご紹介していきます。

なぜ第二の人生に心理学なのか?

そもそも第二の人生を迎えるあなたにとって、心理学がどう関係するのでしょうか?

心理学とは、人の心の解明です。
私たちが何か行動をするときや話すときには、まず心が元になっています。
ですから、人の心を解明するということは、人が動く理由の解明にもつながるのです。

心理学を学び、活用することで、モチベーションを上げたり、やる気を維持させたりすることができます。
あるいは良好な人間関係を構築したり、日常生活における様々な不安を解消し、より豊かな毎日を送ることができます。

第二の人生を迎える今だからこそ、新たな一歩を踏み出すために必要なのが心理学なのです。
これから始まる連載でお伝えすることを実践し、行動を変えていくことで、理想のセカンドライフを送るきっかけにしていただければと思います。

第二の人生、まず変わるのは自分から

アメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズの次のような言葉があります。

心が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。

自分の心を変えることで行動が変わり、行動が変わることで結果的には運命も変わっていくのです。

心を変えたことで運命を変えた人が、企業のビジネスアドバイザーをし、多数の心理学の著書を出版しているメンタリストのDaiGoさんです。
DaiGoさんは、小学校1年生から中学校2年生までの8年間、壮絶ないじめにあっていたそうです。
トイレの個室でバケツの水をかけられたり、シューズの中に画鋲を入れられたりしたこともあり、いつしか「自分はいじめられてもしょうがない人間なんだ」と思うようになっていました。

それが、あるときお母さんのことをバカにされたことで腹が立ち、いじめに対して初めて反撃したのです。
それ以降、いじめはパッタリとなくなりました。

DaiGoさんはそれまで、「先生が変われば」「クラスが変われば」と、環境や周囲の人が変わることを待っていました。
しかし、そうではなく、自分が変わることで逆に周りの環境や人の対応を変えてやろうと心が変わったそうです。
今では、テレビ出演や、多くの企業から講演にも呼ばれ、大活躍されていますよね。

心が変わることで、行動が変わり、人生も変わる。
セカンドライフ心理学を実践すれば、第二の人生への一歩が踏み出せるはずです。

セカンドライフ心理学で豊かな第二の人生に!今後の連載予定

今後はこのような内容を予定しています。

●第1回 第二の人生で新しい趣味を始めるには?挑戦を阻む不安の心理を解明!
●第2回 50代からの挑戦!言葉の力で新しい自分になる方法
●第3回 三日坊主で終わらせない!新しく始めた趣味を継続するコツ
●第4回 初対面でも簡単に仲良くなれる!人間関係作りに欠かせない会話力

どうぞお楽しみに!