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「言いたいことが言えない…」そんな自分を理想に近づける方法とは?【NLP実践講座③】

NLP(神経言語プログラミング)は、脳の取扱説明書といわれ、自分のパフォーマンスをアップしたり、能力を高めたりする手段として、広く応用されています。

今回は、「言いたいことがなかなか言えない自分がもどかしい!」と思っている人に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
そんな自分を変える方法について、内科医で東洋医学の専門医でもある清水和彦氏に紹介していただきます。

どんな自分になりたい?まずは目標を明確に

一対一でも、数人の前でも、大勢の人前でも、自分の言いたいことをハッキリ言えたなら、気持ちいいだろうなぁと思いますよね。

でも、なかなか自分に自信が持てない。そして、自己嫌悪に陥ってしまう。

どうして言いたいことが言えないのかな…。
現状を打開したいと思いながら、同じことを繰り返していませんか?

どんな自分になりたいか。目標が曖昧では、達成することはできません

今回も、医療研修TNサクセスコーチング代表で、サンタフェNLPマスターでもある看護師の奥山美奈さん著『ナビトレ ナース必修対人力を磨く22の方法』の中から、私がおすすめする方法をお伝えしたいと思います。

カッコイイ自分をありありと想像しましょう

先輩から頼まれると断れない。つい仕事が増えて困ってしまう。
「自分の事情もハッキリと伝えられるようになりたいなぁ」

そんな看護師を想定して、奥山さんが解決法(ひとりヒーローインタビュー法)を教えています。

 

  1. 「気持ちをきちんと伝えて断ることのできる自分になりたい」と目標を設定します(できるだけ肯定的な表現にします)。
  2. 「気持ちをきちんと伝えて断ることができているシーン」をありありとイメージします。
    先輩「ねぇねぇ、あなたも忙しいんだからこんな仕事、頼んだりしたら悪いよねぇ?」
    あなた「お手伝いしたいのは山々なんですけど他にもいくつか仕事を抱えていて、これ以上になると患者さんに優しく対応できる余裕がなくなってしまいそうです。先輩、今回はお役に立てなくてすいません!」
    ・自分の気持ちをしっかりと伝えているあなたの表情は「はつらつ」としています(文中のピンク色の太字があなたの気持ちです)
    ・あなたの主張を聞く先輩の表情はちょっと困った感じですが全体的におおらかです
    ・あなたの声は普段よりトーンが低く、話し方はゆっくりと落ち着いています
    ・こころの中から「いいぞ、いいぞ、その調子!」という自分を励ます声が聞こえます
    ・身体は全身の力がほどよく抜けてリラックスしています
  3. 上手に気持ちを伝え、無理な仕事を断ることができている自分のイメージにしばし浸り、達成感を心ゆくまで味わいましょう。
  4. 「きちんと断ることができて本当によかった!」と思っているあなたの前に、インタビュアーが現れました。そうです、野球の試合で活躍した選手に行なわれるヒーローインタビューがこれから行なわれようとしています。あなたはイメージの中で次の質問に答えていきます。
    インタビュアー「上手く断れたことを、一番最初に伝えたいのは誰ですか?」
    あなた「〇〇△△〇〇□□」
    インタビュアー「上手く断れる自信はどのくらいありましたか?」
    あなた「〇〇△△〇〇□□」
    インタビュアー「実際、先輩に思いを伝えたときはどんな気持ちでしたか?」
    あなた「〇〇△△〇〇□□」
    インタビュアー「今回、上手く断ることができた成功要因はズバリ何でしょうか?」
    あなた「〇〇△△〇〇□□」
    インタビュアー「今の気持ちをひと言でお願いします!」
    あなた「〇〇△△〇〇□□」
    インタビュアー「ありがとうございました! 最後にガッツポーズをお願いします!」

(『ナビトレ ナース必修対人力を磨く22の方法』より)

イメージを持つことで、少しずつ理想の自分に近づいていく

まず、目標の明確化が大事です。そして、目標を達成している自分の姿をありありと実感するのです

ここで、ヒーローインタビューのイメージは、感情をプラスにできて、目標を実感するのに、大いに役立ちます。
ハッキリしたイメージを持つことができれば、毎日、少しずつそれに近づき、やがて達成できます。
目標達成までに、何をなすべきか、課題を明らかにして、その上で、一つ一つ必要なステップを積み重ねていくのです。

ハッキリしたイメージを持つのに、誰か、目指す人物がいれば、その人をモデルにしてしまうのも一つの方法です

見事なプレゼンテーションをして、拍手喝采を浴びる人がいるでしょう。
しかしそういう人は、実は、長い間、話すのが苦手だったり、何度も失敗をした経験していることが多いのです。

他の人の発表をたくさん聞いて、聴衆に眠らずに聞いてもらうにはどうするか、笑いを取るにはどうするか、研究工夫しているという苦労話を聞いたことがあります。

30分の発表に、10時間以上もかけて準備している人もあります。
何度、リハーサルしているかしれません。
そのように、陰で努力研究を積み重ねた結果、みんなに感動を与える発表ができるようになるのです。

ですから、目標の達成には、素晴らしいパフォーマンスを演じている自分の姿をありありとイメージできるかどうか、そして、十分な準備をしているかどうかにかかっているのです。

目的地がハッキリすれば力一杯努力できます

これまで、よいイメージを持つことが大事であると、繰り返して述べてきました。

よいイメージを持つためには何をすればいいのか。
そして、そのよいイメージどおりに実行するには、どうすればよいか。

大事なことは、この2つに尽きると思っています。

目的地をハッキリさせて、そこに向かって進む
明確なビジョンを持って、その実現のために努力するのです。

計画実行ともいえます。

昔、書道の達人に、美しい字を書く秘訣を尋ねたことがあります。

肩の力を抜くのか、姿勢を正すのか、何が大事かと思って聞いていると、まず、頭の中に、美しい字のイメージがなければならないと諭されました。

そして、イメージどおりに書けるように練習するのです。

自分が、素晴らしいパフォーマンスを演じて、みんなから拍手喝采を浴びている。
そんな姿が、ありありと目に浮かぶでしょうか。

快感情を保ち、よいイメージを持って地道な努力をすれば、道は切り開けるのです。

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