私は本屋でぐうぜん、この本を見つけました。なんで子どもが子育てなんか、と思うかもしれません。この本にマンガが入っていなかったら読んでいなかったかもしれません。でも今、読んでよかった、と思っています。だって、親の気持ち、友達の気持ちがよく学べたからです。
私は、いじめられたり、無視されたことはあまりありません。もしも、いじめられたり、無視されたりしたら、まず、自分は、悪いことをしてないか。もしも分からなかったら、友達にきいて、それでも分からなかったら、もう、あの人はあんな性格で、私にも悪い所があるかもしれないけど、これはこれでしょうがない、と思い、すぐにあきらめます。
いじめられたり、無視されたりすると、とても悲しくなりますが、自分の悪い所を見つけたりできる場合もあります。
私は、いじめようとか、無視しようとか、思う気持ちはよく分かりません。けれど、この本を読んで、いじめたり無視する人も、いろいろあった人がいるんだな、と思い、かわいそう、とも思いました。でも、自分がされていやだと思うならやめてほしいと思います。私は自分がされたら、と思うと、もっと仲良くしないと、と思います。たとえ、自分がされていやじゃなくても、されたら、悲しくさびしい気持ちになる、ということを、みんなにもっともっと分かってもらいたいです。
この本を読むまでは、あの人はあの人、私は私、と思う考えは、本当にいいのだろうか、おかしくないのだろうか、と思ってときどき不安になったりしました。けれど、この本で、おかしくないことが分かり、安心しました。
それに「この本は子育てという題名だから」とかまわずに、子どもも大人もこの本を読み、人の気持ちを考え、いじめのない世の中にしていきたいと思ってほしいです。
“大切な忘れ物を届けに来ました”の意味がすっごく分かり、人間にとって、とってもとっても大切な物を忘れていたな、と思いました。
そして、私たちにできることを考えて、実行していきたいと思います。