最高の学習効果をもたらす親のあり方 #6

  1. 子育て

【新刊無料公開】「子どものやる気を引き出す秘訣は?」教育コンサルタントの阿部先生が答えます

新型コロナの影響でおうち時間が多くなったためか、
「宿題が以前より増えて学習意欲が下がっています」
「なかなか子どもの勉強のスイッチが入らず困っています」
という声を聞くようになりました。

そんな子どものやる気を引き出すにはどうしたらいいでしょうか。

このたびは、教育コンサルタントの阿部先生の新刊『子どもを伸ばす母親力の磨き方』(9月中旬発売)の中から学びたいと思います。

(1万年堂ライフ編集部)

(『子どもを伸ばす母親力の磨き方』第2章「やる気」を生む関わり方とは?より)

子どもがどんどんやる気になる!【実践編】

子どもの学力を支える上でいちばん大切なのは「やる気」だとお伝えしました。

子どもが物事に取り組む際に、やろうとする気持ちがあれば習得度が上がりますし、受けるストレスも少なくなります。さらに、親子関係が良くなり、家庭の空気もぐっと良くなります。

たいていの親御さんは、「うちの子もやる気をもってほしい」と思っていることでしょう。

では、どのように接すれば、子どものやる気を上向かせることができるのでしょうか。

家庭で簡単に実践できる工夫の仕方を紹介しましょう。

(1)まずは「5分」から始める

やり始めてしまえば進むのですが、やり始めるまでに時間がかかる子がいます。その場合、「ひとまず5分だけやってみたら?」と提案してみてください。

5分と言われれば、多少は気楽に取り組めます。いったん始めれば、そのままスムーズに続けられることも大いに期待できます。

(2)分けて取り組む

課題を小分けにすることで取り組みやすくなります。

(3)子ども主体で進める

何を勉強するか、どれからやるかを子どもに決めさせるだけでも、やる気はアップします。

子ども主体で内容を決めさせることが心配であれば、一週間分の内容を子どもと一緒に決め、その日の気分でどれからやるかを選ばせるだけでも主体性が高まります。

(4)勉強机にこだわらない

子どもが落ち着く環境が別にあれば、勉強机にこだわる必要はありません。

どんな環境であればやる気が出そうか、集中できそうかを子どもと話し合ってみるのもいいと思います。

快く、心軽やかに取り組めたほうが、学習効果は高いのです。

過去に、勉強机でなくカフェスタイルだとやる気が出そうだと言った子がいました。

お母さんは要望に応えて、できる範囲でカフェスタイルを実現しました。

そうなると子どももやらないわけにはいきませんね!

もし、それでやれなくても、決して責めないでください。

子どもは「自分のために、親なりにしてくれた」と愛情を感じるはずです。

子の気持ちに寄り添った親の努力に無駄はありません。また、整理整頓すると気持ちも上向きます。

(5) ゲーム性を取り入れる

タイムを計ったり、漢字を3回ずつ書いてどの字がきれいか選んだりして、楽しく取り組める工夫をしてみましょう。

また、「算数鬼ごっこ」もお勧めです。課題を親子それぞれ競争して解きます。

ハンディーを考慮して子どもが先に進め、途中から親が追いかけます。

スピードと正解を争うのでスリル満点!アッという間に終了できます。

この手法を利用してわが息子も生徒さんも、楽しく円滑に進められています。ただ、子どもがやりたいときのみにしてくださいね。

(6)努力を共有する

子どもが勉強をしている間、親も何か作業するのもいいでしょう。

課題をひとりでやるよりも、努力の共有をしてもらえれば頼もしいものです。

(7)始める時間を前もって決める

時間をあらかじめ決めておくと、子どもも気持ちの準備ができるので取り組みやすくなります。

(8)終わったあとのお楽しみを用意する

「終わったらトランプしようね!」など、終わったあとのお楽しみを作り、気持ちを盛り上げてやるのもいいでしょう。

ダラダラやっているときに「終わったらこれを食べてね」と、おやつを用意するのも効果的です。

アイスだとさらにスピードアップが期待できますよ!なかには、お楽しみを先にして満足させてから勉強するとはかどるタイプのお子さんもいます。

 

ご紹介した新刊

今回ご紹介しました内容は、阿部順子先生の9月中旬発売の新刊『子どもを伸ばす母親力の磨き方』に掲載されています。

丁寧で分かりやすい解説とマンガで、自然と勉強が好きになる導き方や、心に余裕を持つ母親になるためのコツを伝授します!

教育コンサルタントとして、長年多くの親御さんやお子さんを前向きに導いてきた、阿部先生のユーモア満載で心がホッと和む1冊です。

子どもの向学心を引き出し、本来のあなたの笑顔を取り戻すきっかけに、ぜひお役立てくださいね。

▼阿部先生による新刊紹介です!