「生きてよかった」と大満足する「人生の目的」を

 私たちは、昨日から今日、今日から明日へと進みます。
 “光陰矢の如し” といわれるように、本当は猛スピードで走っているのかもしれません。
 小学、中学、高校と進学し、受験時代は死ぬほど勉強、大学に入れば死ぬほど遊ぶ、就職したら死ぬほど働く。
 人生の荒海に投げ込まれた瞬間から、絶えず泳ぐことが強いられます。
 生きるとは泳ぐことだといえましょう。

「生きるために生きる」と言い張る人は、「泳ぐために泳ぐ」と言い張る人です。
 流れにただよう浮き草は、あてどもなく往きつ戻りつ、やがてみずから腐ってゆきます。泳ぐために泳ぐ人の悲運は、明らかでしょう。

「飛ぶために飛ぶ」飛行機の末路と変わりません。「生きるために生きる」人生を、空の旅にたとえたなら、どうなるでしょう。

 速度や高度はどれくらいにするか、風向きの変化や気圧配置によるルート変更、エンジントラブルの対処などは、「飛び方」の選択であり、「どう飛ぶか」の工夫です。
 それらの前に知らねばならないのは目的地であり、「どこへ向かって飛ぶか」の方向です。
 行く先知らずに飛び立つパイロットは、いないでしょう。飛ぶために飛ぶ飛行機は、墜落の悲劇あるのみだからです。  
 同様に、「生きてよかった」と大満足する「人生の目的」がなければ、生きれば生きるほど苦しむだけの一生に終わってしまうのではないでしょうか。

(『なぜ生きる』p.50-51 著:明橋大二・伊藤健太郎、監修:高森顕徹)

『なぜ生きる』書籍紹介

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