「仏教塾いろは」とは
カフェ「いろは」を舞台に、来店するさまざまな人たちの悩みに、仏教から解決策を講じる仏教塾。
(以下メルマガより)
京都のちょっと郊外にあるカフェ「いろは」。
街の人行きつけのお店で、朝のモーニングから夜にかけて常に人がいる。といっても、混雑してるわけではなく、広いスペースにポツポツといるくらいなので、静かなカフェタイムが過ごせる。
そして、ただのカフェでもなく、店長とお客さんが持ち寄った本が置かれた「ミニライブラリー」や、ライブなどができる「イベントスペース」もあるお洒落なカフェだ。
中学2年の娘と、小学4年の息子を持つワーキングマザーの新井真理子は、最近このカフェの存在を知り、仕事と子育ての疲れを癒やしていた。土曜の昼下がり、カフェに訪れた真理子が「何か面白いイベントはないかな」と壁の掲示板を見たときに『仏教塾いろは』のポスターが目に入ったのだった。
「日本の古きよき心を、仏教から学びましょう」
と書いてあるが、真理子には仏教とはそれほど縁がなく、イメージが持てない。仏教といえば法事にお経にお坊さんは思いつくが、肝心の中身はよく分かっていない。
真理子は、たまたま通りかかったカフェの店長を呼び止め『仏教塾いろは』について聞いてみた。
仏教を分かりやすく解説!さわやかな仏教塾いろは「塾長」
高杉 小五郎(36歳)
東堂大学にてインド哲学(仏教)を専攻した後、アメリカの大学で仏教を講義していた。
日本に戻り、仏教を学ぶ新しいスタイルを作っていくため、大学時代の友人のカフェで「仏教塾いろは」を始めた。
さわやかな風貌と通る声で、主婦のハートをつかんでいる。
快活ワーキングママ!仕事も子育ても全力投球な真理子
新井 真理子(38歳)
広告代理店に勤める会社員で、カフェで塾長と出会い、口コミで仏教塾を広める。
小学校4年(男)と、中学2年(女)の子どもを持つ母親。
自分も色々な悩みを持っているが、周りにはあまり見せず、他人の悩みが放っておけない性分。
悩み解決の方法として、仏教の深みを感じている今日このごろ。
内気なママ、だけど内に熱い思いが!デザイナーママの智美
西原 智美(34歳)
新井さんのママ友達で、デザイン会社で働いている主婦。
心配性で、いつも色々なトラブルを抱えている。
小学4年(男)、小学1年(女)、4歳(男)の三人の子育て中。
家庭や学校、近所の人間関係の悩みをよく真理子に聞いてもらっている。
みんなから愛される「カフェいろは」の店長
原田 健太(36歳)
地元の人たちに愛されている「カフェいろは」。
それは店長の人柄がよいことが大きな理由。
街の人たちがよく訪れ、カフェスペースではいつもくつろいでいる人の姿が。
そんな店長は、塾長と同じ東堂大学で人文科学(文学、哲学、歴史)を一通り学んだ、オールラウンドな人物。
本好きで、幅広い教養から仏教に通じる話題を提供する。
大人顔負けの鋭い質問をする、好奇心の強い奈々
原田 奈々(10歳)
原田店長の娘で、利発で可愛い小学4年生。
放課後はよくお父さんのいるカフェへ遊びに来る。
大人と話をするのが好きで、何に対しても好奇心が強い。
「どうして戦争はなくならないの?」「大人になるってどういうこと?」「幸せって何?」など、学校の出来事を通して、大人がハッとさせられるような質問をしてくる聡明な女の子。
元・小学校の先生。徳育を大切にする孫思いのおばあちゃん、ふじ江
桜井 ふじ江(65歳)
外孫、内孫合わせて7人の子を持つおばあちゃん。
元・小学校の先生で、今も自宅で書道を教えながら、子どもたちへの温かい眼差しを持ち続けている。
和顔愛語や自利利他など、仏教が基盤となった徳育の内容を真理子や奈々に話をしている。
日本もアニメも大好き!アメリカから来た英会話教師のキャシー
キャシー(28歳)
英会話教室で教える、日本が大好きなアメリカ人英語教師。
好きなアニメから日本語を学び、大学時代には日本に留学も。
日本のルーツを学ぶために、仏教を勉強し始めた。
日本人よりも日本の文化に詳しい一面も見せる。
仏教学研究に熱心な、台湾からのイケメン留学生・劉
劉さん(19歳)
台湾からやってきた留学生。
とても優秀で、国による奨学金制度で日本有数の大学に通う。
宗教学を専攻していて、日本の仏教を研究している。
日本の文学や思想と、その根底にある仏教精神が研究対象。
さわやかな顔立ちからは想像できない、鋭いコメントも。