映画で話題! この夏、親子で語り合いたい「生きる意味」
今、映画『君たちはどう生きるか』の公開や、人気タレントの急逝をきっかけに、SNSを中心に、「生きる意味」や「命の大切さ」について、考える声が上がっています。
「君たちはどう生きるか」って問われても「なんのために生まれて何をして生きるのか」にまだ答えられてない
— ろりえふ🍜 (@EfuEfu_18) July 15, 2023
(引用元: https://t.co/CqEiYNcRDU )
君たちはどう生きるかじゃなくて俺たちはなぜ生きるかについて教えて欲しいね。
— フェード / Fade (@Fade1783) July 23, 2023
(引用元: https://t.co/rql1gqRvFH )
生きる意味というものを考えだしてしまった時に読んでほしい話です。 https://t.co/S1SoF8cCPL
— 藤野智哉@精神科医 (@tomoyafujino) July 13, 2023
(引用元: https://t.co/UwTpemBAiN )
1万年堂出版ではこれまでも、生きることについて、一歩踏み込んで考えるための書籍を数多く、お届けしてきました。
暑くてなかなか外に出られない今、気持ちが落ち込んでしまいがちですが、そんな時こそ、自分の心を見つめ、大切なことを考える時間にしたいものです。
今回は、生きることの意味が話題になっている、この夏、ぜひ読んでいただきたいおすすめの本を3冊、ご紹介します。
【1】優しい言葉に癒される『こころがほっとするアドバイス』
何よりも大切なものは「命」。誰もが分かっているはずなのに、現実には、命より優先されていることが、この世の中にまだたくさんあることに改めて気づかされたのではないでしょうか。
(『こころがほっとするアドバイス』はじめに より)
命の大切さについて語る一節から始まる、『こころがほっとするアドバイス』(著:明橋大二)。
1万年堂出版の公式アカウント「ココロほっとLINE」に寄せられた明橋先生への悩み相談が、ほっこりするイラストとともに、1冊の本になりました。
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Q.5歳の娘から、何のために生きてるんだろう? と聞かれて困ってしまいました。
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A.人生を考える機会にもなるので、お子さんからいろいろと話を聞いてみて、対話のきっかけにしたらいいと思います。
すぐに答えが出ないかもしれませんが、まずは、「そういうことを考えるのはとても大切なことなんだよ」 「すごくいいところに気がついたね。これからまた一緒に勉強していこうね」と、そんなふうに声をかけたらいいんじゃないかなと思いますね。
何のために生きるかを考えることは、人間としてすごく大事なことだと思います。
など、どんな悩みにも、やさしく寄り添ってお答えいただいた、明橋先生の温かいメッセージが詰まっています。
生きづらさを感じているHSPや、自分の子育てに不安のある親御さんだけでなく、モヤモヤとした悩みを抱えたお子さんにも、おすすめの一冊です。
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私の悩みや辛さを同じように持っている人がいて真剣に答えてくれてる人がいることが嬉しくなりました。ありがとうございました。
(17歳・女性・高校生)
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最後の、「生きててくれてありがとう」という明橋先生のメッセージで涙があふれました。(49歳・女性・主婦)
この度、スマートフォンでも読める電子版『こころがほっとするアドバイス』も、発売いたしました! ぜひ、商品ページから、試し読みをお楽しみください。
電子版・Kindleストアで購入する
【2】シリーズ100万部突破のベストセラー『なぜ生きる』
「なんで生きなきゃいけないのかな。サッサと生きて、サッサと死にたい」
私の存在は無意味、そんなむなしさを深めている子供たちは、「忘れ物をしたから」「運動会があるから」「先生に叱られたから」と、信じられない理由で命を捨てています。
自分の命の大切さを知らねば、他人の命も尊重できないでしょう。
(『なぜ生きる』P.43-44 )
同じく明橋大二先生の著書で、発刊から20年以上経った今も、全国の書店に並び続ける大好評の書籍が、『なぜ生きる』(監修:高森顕徹 著:明橋大二 / 伊藤健太郎)です。
宇多田ヒカルや浜崎あゆみといった人気アーティストの歌詞も引用しながら、生きる理由を探っていきます。
令和2年には、EXILEのATSUSHIさんにより、少年院の子どもたちなどに「どん底を救われた一冊」として推薦されたことでも、話題になりました。
僕が2006年に自分自身がすごく芸能活動に悩んでいる中で、喉に声帯ポリープもできて、人生のどん底で、今後どうしていったらいいんだろうと迷っている時に、ある尊敬する方に勧められて読み、自分自身が救われました。(オリコンニュース: https://youtu.be/anaXqZC4nt4 )より)
『なぜ生きる』のタイトルに惹かれ、子どもから大人まで、多くの人に読み続けられている、定番の一冊です。
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もともと、学校生活などがうまくいってなくて、生きるのがイヤになったりしたことがありましたが、この本を読んで、「もう、絶対に、命を粗末にしないようにしよう」と思いました。(14歳・男子・学生)
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こういう本が読みたかったと思いました。物心ついた頃から、ふと生きることについて思うことがありましたが、わかりやすく、大変参考になり、そして勇気をくれる文章だなあと思いました。(44歳・女性・会社員)
『なぜ生きる』の試し読みは、書籍の詳細ページでお楽しみいただけます。
【3】この物語が、あなたの人生を変える。注目の新刊、『人生の目的』
最後にご紹介するのは、7月28日(金)に発売したばかりの最新刊、『人生の目的』(著:高森顕徹 イラスト・画:茂本ヒデキチ)です。
まず、「私とは、どんな者か」「人間とは如何なる者か」を、正確に理解しなければ、生きる目的も分からず、幸せになることもできないのです。
それで今日は、「私たち人間の実相」を譬えをもって話しましょう。(『人生の目的』p.16)
それは、今から幾憶年という、昔のことである。
ぼうぼうと草の茂った、果てしない広野を、独りトボトボと歩いてゆく旅人がいた。
季節は木枯らしの吹く淋しい夕暮れだった。
やがて家路を急ぐ旅人に、ウス暗い広野の道に点々と散らばっている白い物が目につき始め、思わず立ち止まった。
(『人生の目的』p.16-17)
家族や友人と過ごしているとき、職場で仕事に追われているとき、街中で買い物をしているとき。
多くの人に囲まれていても、どこか孤独で淋しいものが心の中にないでしょうか。
まさに「無人の広野を独り行く旅人」が、私たちの心の姿なのです。
この本では、文豪・トルストイも驚いたブッダの寓話から、独りぼっちの私たちが、どうすれば幸せになれるのかが明らかにされていきます。
「人間とは何ぞや」を追求するロシアの文豪トルストイが、ブッダのこの譬え話を知り「これは寓話どころの騒ぎではなく、まことの、議論の余地のない、誰もが承知している真理なのである」と驚嘆しています。
(『人生の目的』p.15)
インパクトのある表紙を手がけたのは、墨絵アーティスト・茂本ヒデキチさん。
東京オリンピックの際には、羽田空港にイラストが展示され、注目を集めました。
表紙だけでなく、中を開いても、迫力満点のイラストが次々と現れ、目で見ても楽しめます。
「文字の多い本を読むのが苦手…」という方でも、とても読みやすく、子どもから年配の方まで、幅広い世代に楽しんでいただける一冊です。
『人生の目的』の試し読みはこちら
まとめ
話題の映画の公開や、連日の悲しいニュースで、生きることの意味を考えさせられる、今日この頃。
なんとなく心の中がモヤっとしたり、子どもから、「うーん…」と答えに困るような質問を聞かれたりするかもしれません。
答えのわからない疑問を抱えたとき、静かに読書をし、身近な人と語り合う時間が、問題の解決に繋がることもあります。
今回ご紹介した書籍が、少しでも、「生きる意味」について考えるためのヒントになれば幸いです。
(1万年堂ライフ編集部より)