あなたにはあなたの価値があるの画像1

 

あなたにはあなたの価値がある

「自分の言いたいことがなかなか伝えられない」
「自分はダメな親だと落ち込んでしまう」
「人間関係が苦手で、他の人と打ち解けられない」

前回は、これらの人間関係の悩みや生きづらさは、他人軸で生きてしまっているところから来ることをお話しました。

傷ついた心にはしっかりと栄養を補給しなければなりません。今回は心の栄養、「自己肯定感」についてお話したいと思います。

 

動画はコチラ

出先で動画が見れないという人のために、このあとテキストでも同じ内容が見れます。ぜひ御覧くださいね。

 

プレゼンター

まや先生

1万年堂公認心理アドバイザー。大学で心理学を学び、心理カウンセラーとして年間300人以上の悩み相談を受けている。自己肯定感を高めるための勉強会、講座も開催。人一倍敏感な人のためのカウンセリングもしている。

 

前回の内容はこちら

1.「生きづらさを抱えているあなたへ」
 
 

私は必要とされていないのでは…。じつは、とても多くの方が同じように感じています。

前回の動画「生きづらさを抱えているあなたへ」を見ていただき、ありがとうございました。

前回は生きづらさを抱えて悩まれている方からの相談を通して、生きづらさを解消するポイントは、他人軸で生きるのではなく自分軸を持つことだとお話しました。

他にもこんな悩みを打ち明けてこられる方がありました。

皆に迷惑をかけてしまい、私は必要とされていません。
親にも期待されてこなかったし、職場でも皆の輪に入ってゆけない。
価値のない人間だと感じます。
(29歳会社員)

ささいなことで落ち込んでしまいます。今までほめられたことがないので、自分に存在価値を見いだせません。いつも「私なんてどうせ」と思ってしまいます。
(36歳主婦)

「何か問題を抱えているわけではないが生きづらい」

「朝が来ると落ち込んでしまう」

「仕事でダメな人間だと感じてしまう」

皆さんの中にも、似たような悩みを抱えている人はいないでしょうか。

これらは前回お話しましたように、自分軸を持つことができれば、他人の評価に振り回されずに自信を持った生き方ができるようになります。

このような悩みを抱えて、自分に自信が持てない人は、自己肯定感が低い場合が多いです。先ほどご紹介した声も、相談に来た方の自己肯定感がとても低かった頃に悩まれていたものです。

自己肯定感とは、自分を肯定する感覚で、能力への自信とは違います。

たとえば、

「自分は生きている意味がある」

「存在価値がある」

「自分は大切な存在だ」

「必要とされている」

という感覚のことです。

もっと平たくいうと、「私は私でいいんだ」という気持ちです。

わかりやすい例えがありますので紹介したいと思います。

自己肯定感というのが、どうしても抽象的で、イメージしにくい、という人があります。そういう人に対して、臨床心理士で、元立命館大学教授の高垣忠一郎さんは、自己肯定感のことを、「心の浮き輪 」のようなものだ、と言っています。

海水浴やプールで遊ぶとき、浮き輪 があれば、水面に楽に浮くことができるし、浮いたまま、友達との会話を楽しんだり、リラックスして寝たりすることもできます。

ところが、浮き輪がないと、浮くことにまず多大なエネルギーがいります。

常に手足を動かしていないといけないし、ちょっとでも手を休めると、沈んでしまいます。人と会話もしにくいし、ましてや、そのまま寝てしまうなんてことは、とてもできません。

浮いているということだけで、すでに相当エネルギーを消費しています。そのうえに、例えばビーチボールで遊ぶとなれば、ものすごく疲れます。

ところが浮き輪がある人は、浮くことに対してはエネルギーは必要ないので、ボールのやりとりもわりと楽しめます。

(明橋大二著『3~6歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス』より)

自己肯定感とは、たとえると「心の浮き輪」のようなものです。心に浮き輪を持っている人は、浮くこと自体にエネルギーは必要ないので、人生の海でも楽に浮かぶことができます。

自己肯定感がないと、人生は生きづらいものになってしまいます。

特に日本人の自己肯定感は世界と比べとても低いと言われています。

国立青少年教育振興機構が行った、日本、アメリカ、中国、韓国の高校生を対象におこなった調査結果で次のような結果が出ました。

あなたにはあなたの価値があるの画像2

「自分はだめな人間だと思うことがある」という質問に対して、日本人の72.5%が「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答しました。

同じ質問への結果は、中国(56.4%)、アメリカ(45.1%)、 韓国(35.2%)で、日本の学生の自己肯定感がとても低いことが明らかになりました。

自己肯定感が低い人には、次のような特徴が見られます。

「自分に厳しすぎる」

「人と比べてしまう」

「自分の価値を低く見積もってしまう」

「必要以上に自分を責め、価値を下げてしまう」

私たちは子どもの頃からほめ方を教わる機会はあまりなく、むしろ自分には厳しくなければならない、とよく言われてきた人が多いのではないでしょうか。

世の中には、「甘えていてはいけない」「弱音を吐くな」「もっと頑張れ」という叱咤激励が溢れています。

あなたにはあなたの価値があるの画像3
 
 

生きづらさには、根本的な解決を

できていないところを振り返り、成長していくことは大切なことですが、そればかりでは、真面目な人ほど息が詰まってしまいます。休むことに罪悪感を感じて、頑張りすぎて倒れてしまう人もあります。

「一体何のために、こんなに頑張っているんだろう」というため息も聞こえてきます。

以前、相談に来られた方の中に「自分は心療内科にかかっているけれど、薬が出され飲んでいるが、それでは一時的で、なかなか解決しない。」と言われる方がありました。

薬は飲むととても眠たくなり、目が覚めた時には、いつも気分が悪くなるそうです。

一時的には気分は楽になりますが、効き目がなくなるとまた元に戻ってしまう。こんなことを繰り返していても、何の解決にもならないのではないか、と思われたそうです。

同じように感じている人は多いのではないでしょうか。

カウンセリングも、1時間に1万円、2万円とかかる場合があります。解決できれば、いいのでしょうが、やはり何度受けても、また元に戻ってしまう、という声も多く聞きます。

中には、どうせ治らないのだから、お金や時間、労力を使う気になれない、という人もあります。そのお気持ちは私もよくわかります。

しかし、生きづらさを抱えたまま生きていても、頭痛や吐き気と戦わねばなりませんし、やがて医療費がかかったり、カウンセリングが必要になったりするかもしれません。

ですから、何事も根本から解決することが大事です。

解決する気になれない、という方こそ、根本的な解決には時間やお金、労力を使うことが必要です。

あなたの時間やお金、労力はすべて、あなたの幸せのために使うためにあるのです。今がどうか、ではなく、今与えられているものを何に使うかによって、人生は大きく変わります。

私が皆さんに紹介しているのは、生きづらさへの根本的な解決方法ですので、ぜひ知っていただきたいと思います。

あなたにはあなたの価値があるの画像4

 
 

自己肯定感を高めるには?

では、自己肯定感は高くすることはできるのでしょうか?

自己肯定感は「子育てには大切なもの」と、さまざまなところで言われています。そのため、大人になってからは高めることはできない、と思っている人もありますが、そうではありません。

自己肯定感は、大人になってからも高くすることができます。今、自己肯定感が低くて生きづらいと思っている人でも、この瞬間から、自己肯定感を育てなおすことができます。

自己肯定感を高める力を「自己肯定力」と言います。自己肯定力は誰でも身につけることができます

以前に悩み相談に来られた方にお話をしたところ、自己肯定力を付けられ、次のようなメッセージを頂きました。

自分はずっとがんばってきたんだな。だから、今がつらいのは当然なんだ。これからはもっと、自分をほめてもいいんだ、ということに気づくことができました。こんなにがんばって生きてきたのだから、これからは、人にしてあげたいと思ったことを、ぜひ自分にしてきたいと思います。

自己肯定力を身につけることができれば、どんな人も自信一杯輝くことができます。

「こんな自分には生きている意味がないのではないか」と思われるかもしれませんが、そうではありません。あなたは、あなたのまま、生きている意味があるのです。

次回は、どうすれば自己肯定力を身につけることができるのか、についてお話したいと思います。

 

前回の内容はこちら

1.「生きづらさを抱えているあなたへ」

続きの内容はこちら

3.「自己肯定感を育む力をつけましょう」

 

3ヶ月で変わる!自己肯定力アッププログラムのご案内

「なんとなく生きづらい…」そんなあなたに心の栄養をお届けします。
あなたにはあなたの価値があるの画像5
3ヶ月で変わる!自己肯定力アッププログラムはこちら
 
 

あなたにはあなたの価値があるの画像6