内容紹介

100のショートストーリーでつづる幸せへのヒント

人間関係、仕事の悩みなどへのヒント集

古今東西の、失敗談、成功談などから、元気がわくエピソードを集めた100のショートストーリー集です。
1話3分で読める気軽さ。面白いだけでなく、人間関係、仕事の悩み、子供の教育、夫婦仲など、人生を明るくするヒントにあふれています。
学校での副読本、企業での研修テキストとしても採用されています。

心の教育、子供の人間形成にも最適

「100以上の、おとぎ話や有益な話を知らなければ、親の資格がない」と、ある教育者は言い切っています。
この本には、努力すること、正直に生きること、約束を守ること、明るい挨拶をすること、などの大切さが、面白いエピソードでつづられています。

学校教育も大切ですが、子供の人間形成は、親の心構えと家庭教育にかかっています。

子供に語って聞かせる話を、いくつ持っていますか。

「この本は、宝石だ」海外でも大反響

幸せは、どこからやってくるのか。

それは、私たちの日々の行いで決まることを、印象深いエピソードで表した本書は、海外でも人気が高まっています。すでに、英語版、中国語版、韓国語版が発刊され、「この本は、宝石だ」と書評が掲載されるほどの人気ぶり。

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. たくさんの元気を、ありがとう – 光に向かって100の花束

    私は、いつも悩んでいました。これからの中学校での生活のこと、友だちのこと。どうすればいいのか、考えながらも、この本を買い、家に帰って第1話を読んだだけで、すこし元気がでました。それからは、元気がない時に、気に入ったのを読んでいます。 (兵庫県 12歳・女子)   この本を読むと、「明日もがんばろう」という気持ちになりました。それに、自分が今、何をすべきか、何をすれば人をきずつけずにすむのかなどが、この本から読みとれました。 (大阪府 13歳・女子)   私がこの本を読んで強く思ったことは、二つあります。一つめは、「利益を考えずに、人に優しく接してみよう」ということ。二つめは、「努力を、いっぱいしよう」ということです。いろいろ、いやなことがあるけれど、がんばろうというパワーをこの本からもらった気がします(本当ですよ)。 (北海道 14歳・女子)   久しぶりに気分が晴れ晴れとし、「今日から、がんばろう」と思わせてくれる本に出会えて、うれしく思いました。 (愛知県 25歳・女性)   この本を読んで、今、悩んでいることに、元気になる薬をもらいました。読みやすくて、とてもよかったと思います。 (福岡県 27歳・女性)

    2012.01.16

  2. 誕生日に、母からプレゼント – 光に向かって100の花束

    『100の花束』は、私の誕生日に母からもらいました。今、3回目を読んでいるところです。私もこの本に出てくる人たちのような考え方になりたいと思いました。そして、自分の考え方が少し変わった気がします。いい本をありがとうございました!! (福岡県 15歳・女子)   大切な忘れ物を届けていただき、誠にありがとうございます。自分の考え一つで、幸福になれ、目標を達成することができるんだと、この本より学びました。もっと早く購入して、読むべきだった。この本は、一生手離すことができない。そして、自分に潤いを与える1冊です。 (大阪府 22歳・女性)   毎日、同じことの繰り返しで、「忙しい、忙しい」とこぼしながら忘れてしまっている大事なことを、思い出させてもらった気がします。ありがとうございました。 (鳥取県 32歳・女性)   待望の書物に出会ったという感想です。自らを見つめ直すのに最高の贈り物でした。惜しむらくは、もう少し早く、出会いたかったです。表面的には豊かな生活を送っているが、大事な忘れ物を大人たちがしているように思います。子どもはその犠牲になっている。そういう実感をもって読みました。 (岡山県 58歳・男性)   本来、どのお話も当たり前のことなのに、大人になるにつれ、きれいに忘れていたことばかり。なんとなく、恥ずかしくなりました。毎月はムリでも、1年に1度は必ず読み、心に刻みつけたいと思いました。 (大阪府 27歳・女性)

    2012.01.16

  3. 幸せな気持ちになる本 – 光に向かって100の花束

    読むたびに勇気づけられたり、安心感を得たり、心のエネルギー源になったり、いやされたり、幸せな気持ちになる本です。 (高知県 41歳・女性)   読むたびに勇気づけられたり、安心感を得たり、心のエネルギー源になったり、いやされたり、幸せな気持ちになる本です。 (高知県 41歳・女性)   仕事、育児、人づき合いで何もかも疲れ、投げやりになった時に出会った本でした。 決して押しつけではなく、いろんな方面からの考え方がぎっしり。とてもプラス思考の考えを持つことができました。 不平不満だらけの私の心も少し楽になり、前に進む勇気も頂いたような気がします。ありがとうございました。 (岩手県 27歳・女性)   題名の通り、読んでいくうちに自分に1つ1つ花束をもらっている気がしました。それに前向きに人生を歩んでいける自信も持てました。 私は離婚をして「人生に失敗した人間」と自分を責めてしまっていましたが、この本に出会い「がんばろう!!」と、また自分を取り戻せた思いでいっぱいです。ありがとうございます。 (熊本県 29歳・女性)   ある日、父が買ってきてくれました。最初は、大人が読む本かなと思ったけど、読んでいくにつれて、すごく勉強になりました。 「この本は、いろいろな人の人生の百科事典みたいだ」と思いました。まだ経験していないことが多いので、この本に出会えてよかったです。本当にたくさんの花束がもらえて、よかったです。一生を台無しにしないよう、この本を読んで、勉強していきたいです。 (大阪府 13歳・女子)

    2012.01.16

  4. 「忙しい人ほど勉強できる」に感動 – 光に向かって100の花束

    『光に向かって100の花束』という題名通り、前向きになる話がいくつもあった。 特に「忙しい人ほど勉強できる」に感動した。自分も部活などを理由にして忙しいと言ってあまり勉強はしない。しかし、この話を読むと、そんなことを言って甘えてはいけないと思った。1日1日を大切にしていこうと思った。 (静岡県 16歳・男子)   とっても感動して、心が洗われて、何というのでしょうか、目覚めたっていう気分です。『光に向かって100の花束』を読んでから、少しずつものの見方や考え方が、180度とはいかないけれど、変わってきて、ちょっと優しい自分がいる感じです。 説教臭くなくて、中には笑っちゃう話もあるけど、すごくためになる。風景の写真と書がすばらしいです! (茨城県 17歳・女子)   長男の誕生日に『光に向かって100の花束』を渡しました。少しでも人の気持ちなどを考えられる大人に育ってほしいと願って……。 「朗読CD付」なら小学5年生の長女が喜んでくれるかなぁと思い、プレゼントしました。長女は、すぐCDを聴いていました。心に響いたみたいで、私に読んでくれました。子供の心の成長に役立てることができました。 (岡山県 41歳・女性)   『光に向かって100の花束』は、短文、簡潔にして大変読みやすく、いつでも、どこでも、存分に読める。巻頭に「永久保存」と大書し、一家の「宝」として後世にゆずり残したい。 この種、類書も多く、好んで愛読しましたが、これほど深く感銘したことはありません。 (三重県 77歳・男性)   素晴らしい本に出会いました。『光に向かって100の花束』は、人に貸したり、借りたりして読むのでなく、一家に1冊、身近に、すぐ手の届くところに置き、忘れがちな心の栄養書として、2人の息子夫婦にプレゼントしようと思います。大きな得をした気持ちです。 (北海道 64歳・女性)

    2012.01.14

  5. 素直に前向きになれました – 光に向かって100の花束

    短い話が100も入っているのだから、毎晩1つずつ読んでいこうと思っていたのに、2日で読み終わってしまいました。ガーン!! それだけ引き込まれました。 私は最近、何をやってもうまくいかなくて、かなりしょげていました。でも、本を読んでいるうちに、だんだん元気が出てきました。 いろんな人に、いろいろ励まされても、よけい落ち込んでいたのに、この本を読むと素直に前向きになれました。心にグッときて、自分で自分の考え方を変えようという気にさせてくれました。いい本です!! (千葉県 17歳・女子)   『光に向かって100の花束』は、宝石がぎっしり詰まっている、とても良い本です。 人命が軽視され、義理人情が薄れ、物があふれ、飽食の時代などといわれる現代に、最も必要な1冊だと思いました。私が読んでから夫に読ませ、今は子供たちが読んでいます。友達の誕生祝いにプレゼントしたいと考えております。 (岩手県 65歳・女性)   『光に向かって100の花束』は、なんだかとても性格っていうか、生き方が変わってきた感じがする本。 なんだか読むたびに少しずつ成長しているって感じがして、毎日少しだけど、読み返しています。 (広島県 13歳・女子)   すっごくためになる本だと思いました。自分の悪い所が分かったし、日常の心構えや教訓にもなりました。『光に向かって100の花束』のおかげで、私は一まわりも二まわりも成長した気がします。 (大阪府 13歳・女子)   いつも勉強、勉強とやっているのに、成績は上がらないし、余裕のない生活を送ってきました。しかし、学校の朝の、10分間読書で、『光に向かって100の花束』を読み始めて、心の疲れがどっととれて、やる気も出てきました。 この本を読むと、素直に感動できます。大きな花束をありがとうございました。 (宮崎県 16歳・女子)

    2012.01.14

目次

はじめに

  1. この柱も痛かったのよ―― うるわしき母子
  2. 約束は、必ず、はたさなければならない
  3. 高価な楽器がいい音色を出してくれるのではない、演奏者によるのだ
  4. 悪人ばかりだとケンカにならない ―― 一家和楽の秘訣
  5. 大将たる者、臣下の言葉をよく聞くべし
  6. お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧するのですよ
  7. もうおまえは、帰ってもよろしい ―― 何事も基礎が大切
  8. 夫婦はもともと他人である。だからケンカもする
  9. 矢は一本しかないと思え ―― 一意専心
  10. 忙しい人ほど勉強できる ―― 暇を盗む
  11. かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝
  12. 一職を軽視する者は、どんな地位におかれても、不平をもつ ―― 秀吉の心がけ
  13. 「どうぞ」の一言とほほ笑みに、すっかりほれこんでしまった
  14. 名を成す人 ―― 努力の結晶
  15. 先生、毒薬を一服盛ってください ―― 名医の処方
  16. にこやかな笑顔と、明るいあいさつほど世の中を楽しくするものはない
  17. 花嫁が泣くのは、初めて親心のありがたさを知るからだ
  18. 赤い椿の花は、血の色ではない―― なにも世の中、ビクビクすることはいらぬ
  19. お草履は手前のご主人 ―― 藤吉郎時代の秀吉
  20. きっと持っていけと言いますから―― 大政治家フィリップの少年期
  21. 水車の回る音も、聞きなれれば苦にならない―― ソクラテスの哲学
  22. 「ああこれで、ぼくは、英国人の誇りをキズつけないですんだ」 彼の誇りとは……
  23. 本来の女性は、人生の大地のようである
  24. 毒蛇に気をつけよ ―― 身を責める財宝
  25. 有頂天から始まる地獄 ―― 久米の仙人が落ちたわけ
  26. 悲願に生きる ―― ジェンナーと天然痘
  27. 闇の中で字が読める ―― 法霖の読書
  28. 親切は決して他人のためならず、相手を満足に生かせ ―― 渡辺崋山の『商家の銘』
  29. 他人の長所は、少しでも早くほめよ ―― 清正、深夜の急用
  30. 屏風と商売は曲がらにゃ立たぬか ―― そろばんの教訓
  31. 魚をとるのは、どこの猫でも同じ
  32. なにが家康を天下人にしたか ―― 失敗の教訓
  33. ああ、おれも子供に門番にさせられることがあるのか―― バラナ国の悪法
  34. 智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、 心の中に波たたず
  35. 腹立ったときは、数をかぞえよ―― 焼け野原で、ひとり泣きたくなければ
  36. ミッドウェーで優勢であった日本艦隊が、なぜ敗れたのか ―― 勝者を滅ぼすもの
  37. 生命はやるが、金は渡さぬ ―― 逃げる石川五右衛門
  38. 小にこだわり大を失う ―― 牛をすられた農夫
  39. こうしてドン太は、大根まきができなかった―― 縁起かつぎ
  40. 本当の仕事ができる男 ―― 大王の権威もゴミかホコリ
  41. 満点主義の秀才でなかったから、起死回生の勝利を生んだ
  42. ヤセがまんではすまなくなる ―― 良妻と悪妻
  43. みんな欲に殺される―― あんな広大な土地はいらなかったのだ
  44. 「私も靴屋です」とビスマルク ―― 貴賤を問わぬ温容
  45. さてこそ水は尽きたとみえる―― 元就はどうして相手の戦略の裏を見ぬいたのか
  46. 一番好きな人を生命がけで育ててくださったお母さんが、一番好きです
  47. 二十四度殺された老婆 ―― 口は禍の門
  48. バカ……だなぁ、私は ―― チエの回転
  49. なぜ、子供が返事をしないのか ―― 姿にかけた教育
  50. 殿さまの命令に従わなかった船頭 ―― 真のプロ
  51. 逃げ場がないから必死に戦う―― 数千の韓信軍、二十万を破る
  52. ニセモノのチャーチルを見わけよ ―― 使命に忠実
  53. 迷うことなく自分の道を進んでゆくということは、なかなかに難しい
  54. 賢者は何人からも学びとる―― 敵将の献策をもちいた韓信
  55. 工夫とねばりが大切。何事も早く見切りをつけてはならない
  56. 推薦状などにたよるな! なにものにも勝る紹介状を身につけよ!
  57. 目先に一喜一憂しては、遠大な未来を見とおせない
  58. 「大きな金ができたら、どうする」「別荘の庭のヤシの下で、昼寝でもするよ」「オレはもう前から、ヤシの下で昼寝をしている」
  59. これへ、その下肥とやらをかけてまいれ、とバカ殿 ―― 偶像崇拝
  60. 己を変えれば、夫も妻も子供もみな変わる
  61. 施した恩は思ってはならぬ。受けた恩は忘れてはならない
  62. この娘を美しくないという者があれば、金子千両を出してやろう ―― 美人の必須条件
  63. 富んでも、昔の貧しさを忘れ、おごるなかれ―― 岩崎弥太郎氏とその母
  64. 人を身なりで判断はできない ―― 一休と門番
  65. 猫よりも恩知らずは、だれだ ―― 腹立てぬ秘訣
  66. まもなく、若い社員の一人が解雇された ―― 排他は自滅
  67. やめよ!やめよ!と突然、早雲は叫んだ ―― なりきる尊さ
  68. おまえはなぜ、三階を建てんのだ ―― 本末を知らぬ愚人
  69. 笛を高く買いすぎてはいけない
  70. 牛糞を食わされた祈祷師 ―― 迷信を招く心の闇
  71. 下等の人間は舌を愛し、中等の人間は身を愛し、上等の人間は心を愛する
  72. 生活の乱れた学生の更生法―― 大学教授のたくみな指導
  73. 大石内蔵助の十三年間 ―― 先見と熟慮
  74. 最初から負けていた ―― 勝利のカギ
  75. 世界一おいしいご馳走ができあがりました、と料理人は言った
  76. だから青年白石は三千両を拒否した―― 信念は未来を開拓する
  77. 甚五郎のネズミはうまかった ―― 技量と智恵
  78. 殺して生かす ―― 相手を裏切り、ののしられ、迫害も覚悟しなければならぬこともある
  79. すぐ百万円を持っていったのは、なぜか―― 恩知らずになりたくない
  80. あわれむ心のないものは恵まれない ―― 試された親切心
  81. 忘れ物の二百両を届けにきた馬の親方 ―― 誠の感化
  82. 金銭を診察したことはない―― 技量だけではなかった名医
  83. 私は、あなたを愛します ―― 男性鑑定の手引き
  84. 精魂を打つ ―― 名刀工・正宗と義弘
  85. 心に衣服を着る女 ―― 夫婦の幸福
  86. ある夜、王様は、市街の真ん中に大きな石を置いてみた……
  87. 炎の色を見わける話 ―― 名画伯と熟練消防士
  88. 進退きわまった釈尊 ―― 無上の道
  89. スキのないのが欠点 ―― 必要な余裕
  90. 大の親不孝者にほうびを与えた水戸黄門―― 善悪への心得
  91. ダイヤモンドになれると思った小石 ―― 自己を磨く
  92. 戦うばかりが男の勇気ではない ―― 江戸城無血開城
  93. 何事も、理攻めで解決したがる人間は嫌われる
  94. 救う者は救われる ―― ライオンとネズミ
  95. まかぬ種は生えない。因果の大道理を知らぬ者はあわれなり
  96. 人間の卒業式は葬式と心得よ ―― 成功者の少ないわけ
  97. 上達よりも大切なこと―― シュリハンドクのひたむきな精進
  98. 一番おいしいものは塩、一番まずいものも塩
  99. 「ここだなあ」と思い出せ ―― 苦難の嵐に向かって
  100. おまえは苦労がしたいのか ―― 江州商人の心意気