書評親のこころ

マスコミで紹介された記事の一部を紹介します

日付掲載紙
H15/8/23 福島民報【 どこか懐かしく心に響く 】
H15/8/24 福島民友【 親の恩“想い”綴った体験談が53編 】
H15/8/24 奈良新聞【 感情論超えた親子愛随所に 「親のこころ」 】
H15/8/26 岐阜新聞【 親子のきずな考え直す「親のこころ」出版 】
H15/9/1 山陰中央新報【 忘れかけていた親の姿、自分の姿 】
H15/9/3 全私学新聞【 親として、子としての思い 】
H15/9/7 佐賀新聞【 身近すぎて気付きにくい親子の愛 】
H15/9/11 山梨日日新聞【 今も昔も変わらない「親のこころ」 】
H15/9/14 長崎新聞【 大切な何かを見詰め直すヒントに 】
H15/9/17 埼玉新聞【 体験談で構成 】
H15/10 ミセス【 見出しだけで泣けてしまう 】
H16/3/19 日本教育新聞【 体験談、挿話に見る子への愛 】
 

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福島民報(H15年8月23日)

 歴史上のエピソードと、読者の体験談の2部構成で、古今東西の変わらぬ「親のこころ」をつづった。
 エピソード編では、日本、中国、西洋の実在の人物だけでなく、小説、民話、文楽など幅広い分野から題材を取った。わが子に無償の愛情を注ぐ野口英世の母の姿も描く。体験談には、読者53人の「親への思い」を載せた。身近な読者の体験談は、思わずほほ笑んでしまうものや目頭が熱くなるものなど、どこか懐かしく心に響く。

 

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福島民友(H15年8月24日)

親の恩“想い”綴った体験談が53編

「親のこころ」 木村耕一 編著

親の恩”想い”綴った体験談が53編

 少年犯罪が深刻化している。家庭の在り方も問われている。子どもの問題は親の問題でもある。親が、家庭が変わらなければ子どもだって変わることができない。
「親の恩」に関する体験談を募集したところ、全国から2,000通以上が寄せられたという。本書はこの中から選んだ53編と親子にまつわる歴史上のエピソードから構成されている。
 体験談編では「子どもを持って初めて知った母親の苦労。母とは不思議な生き物」(35歳女性)や「孫を持つ年になっても、とてもまだ両親には及ばない」(66歳女性)など親への想(おも)いが綴(つづ)られている。
 エピソード編では、無償の愛をわが子に注いだ野口英世の母・シカをはじめ、与謝蕪村、石川啄木、エジソンなど古今東西の35話を紹介している。

 

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奈良新聞(H15年8月24日)

感情論超えた親子愛随所に 「親のこころ」

 1万年堂出版(東京)が「親の恩」に関する体験談を一般者から募って選考・編集した「親のこころ」(木村耕一著)がこのほど発売された。
「『親』と『子』の関係が、様々な社会問題を引き起こしています。暗い事件が続発するのも、親子の間の、大切な何かが、見失われつつあるためではないでしょうか」──こういった趣旨のもとに編集された本書からは、好き嫌いなどの感情論を超えた万古普遍の親子愛が随所に感じられる。東大寺初代別当・良弁の家族秘話など歴史に名を残した人物と親をテーマにしたエピソードも多数盛り込まれている。
 普段私たちが忘れかけていた「親」という存在を、身近な事柄を交え教えてくれる。

 

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岐阜新聞(H15年8月26日)

親子のきずな考え直す「親のこころ」出版

 今も昔も変わらぬ「親のこころ」とは何か。見失われつつある親子の大切なきずなを考え直す本「親のこころ」(編著・木村耕一)が1万年堂出版から発売された。
「親の恩」をテーマに募集した読者の体験談を掲載。「母の涙を初めて見た日、どれだけ愛されているかを知りました」「せめて子供だけでも、おなかいっぱいに」など、親や子を思う心がつづられている。また、水戸黄門、西郷隆盛、野口英世ら歴史上の人物の親子のエピソードも紹介している。

 

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山陰中央新報(H15年9月1日)

 古今東西の変わらぬ「親のこころ」を歴史上のエピソードと読者の体験談の2部構成で紹介している。
 エピソード編では、野口英世、エジソン、吉田松陰の母など、実在の人物だけでなく「源氏物語」「竹取物語」といった小説や民話、映画など幅広い分野から親と子の関係を表すものを題材に35話を収録。母の心に泣いた西郷隆盛、親を捨てようとする息子を最後まで心配する姥捨山(うばすてやま)の老母など、エピソードの中からは、忘れかけていた親の姿、自分の姿を見つけることができるはず。
 また、親の愛情が、子どもたちにどれほど大きな生きる力を与えてきたかも教えてくれる。
 「親の恩」をテーマにした体験談編には、2,000通以上寄せられた手紙の中から選ばれた53人の親への思いを掲載。年老いていく両親を見て感じること、子どもを持って初めて知る親の苦労などがつづられ、思わずほほえんでしまうものやどこか懐かしく、心に響く体験談が紹介されている。

 

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全私学新聞(H15年9月3日)

親として、子としての思い

「親のこころ」 木村耕一 編著

親として、子としての思い

 歴史上のエピソードと、体験談の2部で構成し、古今東西、変わらぬ「親の心」をつづる。少年犯罪や家族の悲劇が続発する今だからこそ、見つめ直したいものがある。
 エピソード編は、わが子へ無償の愛を注ぐ野口英世の母や、母の心に泣いた西郷隆盛など、歴史上の人物や小説から集めた35話。「漂流してから、12年め。万次郎は日本へ帰ってきた。母に、どんなに慕っているかを知らせるために」(ジョン万次郎)、「飢饉のときには、子供よりも必ず親が先に死ぬ。ようやく手に入れた食べ物は、愛する子供に譲ってしまうからだ」(鴨長明『方丈記』)──など。わが子を包む親の愛情が、子どもたちにどれほど大きな生きる力を与えてきたか、歴史上の事実が教えてくれる。
 体験談は2,000通以上の手紙の中から選んだ53人の「親への思い」を掲載。「死の淵に立つ母の手が伸び、付き添って寝る私の掛け布団を力なく引き上げてくれた」など、身近な読者の話がどこか懐かしく心に響く。
 思わずほほ笑み、目頭が熱くなる。家族で読みたい1冊だ。

 

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佐賀新聞(H15年9月7日)

 少年犯罪や家庭の崩壊が深刻化する現代、親子の間の大切な何かが失われてはいないだろうか。
 本書は歴史上のエピソードと読者の体験談の2部構成で親と子の固いきずなを紹介する。母を慕って命がけで海を渡るジョン万次郎、一心に息子の帰りを待ち続ける岸壁の母など35話を収めている。
 読者から寄せられた2,000通以上の手紙の中から、死を覚悟して出産に踏み切った母の話など53話も選んだ。身近すぎて気付きにくい親子の愛をあらためて考えさせる内容となっている。

 

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山梨日日新聞(H15年9月11日)
親のこころ

「親のこころ」 木村耕一 編著

 今も昔も変わらない「親のこころ」とは何か。歴史上の人物に関するエピソードと、「親への思い」と題して一般読者から募集した体験談を紹介している。
 今日、暗い事件が続発するのは親子間で何かが見失われつつあるためではないだろうか。本書では、西郷隆盛、野口英世、エジソンらの親について35話を紹介。2,000人の中から選ばれた53人の体験談を掲載している。思わずほほえんでしまうもの、目頭が熱くなるものなど、心に響く。

 

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長崎新聞(H15年9月14日)

 少年犯罪、家庭の悲劇が深刻化する今、親と子の間の大切な何かが見失われているのではないか──。
 本書はそんな親と子のつながりを、歴史上の人物のエピソードと読者の体験談の2部構成で紹介。古今東西変わらぬ「親のこころ」をつづっている。第1部では、日本、中国、西洋の実在の人物をはじめ、「源氏物語」「竹取物語」、小説、民話、マンガ、映画と幅広い分野から題材を集めて35編のエピソードを。第2部では一般から募集した体験談のうち、40編を収載。思わずほほ笑んでしまうものや目頭が熱くなるものなど、どこか懐かしく心に響く親と子の関係がつづられている。
 親として、子として、見失ってしまった大切な何かを見詰め直すヒントに。

 

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埼玉新聞(H15年9月17日)

体験談で構成

 最近、「親」と「子」の関係がさまざまな問題を引き起こしている。
 本書は、古今東西、変わらぬ「親のこころ」とは何かを全国から寄せられた感動的な体験談と歴史上のエピソードで構成している。身近な体験談から年老いていく両親を見て感じること、子どもを持って初めて知らされる親の苦労など、思わずほほえんでしまうものや、目頭が熱くなるものなど多彩だ。
 エピソードでは、日本だけでなく世界の実在の人物や小説、映画など幅広い分野から題材を集めている。特に、野口英世、エジソン、吉田松陰のそれぞれの母は、子どもへの無償の愛が紹介され感動的だ。忘れ掛けていた親の姿、自分の姿を見つけることができそうだ。

 

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ミセス(H15年10月号)

おすすめの本、読みたい本 井狩春男(エッセイスト)
「親のこころ」 木村耕一 編著

見出しだけで泣けてしまう

おすすめの本、読みたい本

 母を亡くした時から、涙腺がゆるんでしまい、ちょっと心を動かされると、目が自然にうるむようになった。
 この、親の恩についての古今東西のエピソードと、一般から募集した体験談を読んでいたら、半分もいかないうちに涙で文字が見えなくなってしまった。
「母は、息絶えるまで私のことを、末っ子で手のかかる子供という眼差しで見ていました。卵巣ガンで最後だと分かった時に、母のベッドの横にベッドをつけ、姉、兄、姉、私と、皆で一晩ずつ付き添いました。
 私が付き添った時、眠れないでいる私に、母の手が伸びてきました。寝ていると思い、掛け布団を直してくれているのです。力なく布団を引き上げる様子、目を開けられなかった。忘れられません。
 ありがとう、母さん。」
 見出しだけでも泣ける。
「『せめて子供だけでも人並みにお腹いっぱい食べさせてやろう』。短い生を終えた母の心のうちが、悲しいほど分かる年になった」
「車が心配だからと、高齢の母は、50歳を過ぎた私の手を握り、横断歩道を渡る」
(照れるが、)涙が、汚れた心を洗い流して、そして、育てようとしてくれるのである。

 

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日本教育新聞(H16年3月19日)

体験談、挿話に見る子への愛

親のこころ 木村 耕一 編著

体験談、挿話に見る子への愛

 自らは死の淵にありながらも、付き添いのベッドで休む娘の布団をかけ直す母。生まれてくる子どもの命と引き換えに逝った母。空腹をおくびにも出さず子どもたちにおいしいところを食べさせる父。
 本書は一般から集められた「親の恩」に関する体験談と、野口英世・西郷隆盛といった歴史上の人物や「杜子春」「方丈記」「万葉集」などの文学作品にあるエピソードからなる。
 生まれたときから、さらに言えば生まれる前から包まれてきたため、私たちは普段の生活の中にある親の愛情の深さに気付かずに過ごしていることが多い。
 もちろん、そうであること自体が幸せであるのだが、自分が親の愛情を受けていること、あるいは受けていたことのありがたさに思い至ることができれば、それはなお深い幸せである。
 ところで本書で紹介されているものの多くが、母親を思ってのものであるのはなぜであろうか。それが応募の傾向であるとするならば、子どもが恋しく慕うものは、やはり父親よりも母親ということになるのだろうか。
 ともあれ、本書にある体験談やエピソードにあるように、親が子を守り慈しみその幸せを願う無私の愛情が、やがては子どもの心の中へ感謝という美しい花を咲かせるのである。
(楠 茂宣・徳島県鳴門市立図書館副館長)

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