輝ける子| 日付 | 掲載紙 |
|---|---|
| H14/7/13 | 全私学新聞【 子供の可能性を引き出す 】 |
| H14/7/27 | 北日本新聞【 子どもめぐる問題説く 】 |
| H14/7/27 | 読売新聞・富山版【 子育て見つめ直す本出版 】 |
| H14/7/28 | 日本農業新聞【 教育・親子再生の書 】 |
| H14/7/29 | 山口新聞【 子どもに「頑張れ」のかけ方 】 |
| H14/7/31 | スポーツ報知【 子供の心について迷いを感じている人に 】 |
| H14/7/31 | 毎日新聞【 不登校やひきこもり、問題解決の道筋 】 |
| H14/8/4 | 埼玉新聞【 子どもに接する機会の多い人に読んでもらいたい 】 |
| H14/8/7 | 毎日新聞【 真に「輝ける子」に育てる重要なポイント 】 |
| H14/8/10 | 教育家庭新聞【 問題行動を起こす心理 】 |
| H14/8/11 | 福島民友【 子どもの問題は実は大人の問題 心の理解を 】 |
| H14/8/11 | 奈良新聞【 甘えは心の安心をつくる 】 |
| H14/8/11 | 山形新聞【 親だけでなく、祖父母や学校の先生にも 】 |
| H14/8/16 | 日刊ゲンダイ【 10歳までは徹底して甘えさせよ 】 |
| H14/8/18 | 琉球新報【 誤った常識が子どもや親を二重三重に傷つけている 】 |
| H14/8/21 | 大分合同新聞【 「輝ける子」に育てるポイントを解説 】 |
| H14/8/24 | 教育家庭新聞【 子育ての誤った常識正す 】 |
| H14/8/25 | 茨城新聞【 子育てのガイドに最適 】 |
| H14/8/27 | 読売新聞夕刊【 育児のポイント 】 |
| H14/9 | ダ・ヴィンチ【 子どもたちのサインに “気づくこと”の大切さ 】 |
| H14/9/13 | 日本教育新聞【 自己評価することが大切 】 |
| H14/10 | CSつうしん(NHK学園高等学校)【 時間をかけて話を聞いて! 】 |
| H14/10 | 月刊「商工会」【 大事な忘れ物を取り戻しに行く 】 |
| H14/10/23 | 全私学新聞【 言葉で人を傷つけない 】 |
| H14/秋 | 季刊 読書のいずみ(全国大学生協)【 いい本見つけたゾ 】 |
医師・カウンセラーの著者が、親や教師・保育者など立場に応じた子供への言葉の掛け方を教える新刊。子供の可能性を引き出すために必要な子育ての配慮を「〜と話した方がいい」というように具体的に示した。Q&A20問を含め、各項目が1〜3ページ程度に大きな文字で書かれ、重要な部分は太字で表記するなど読みやすい構成でまとめられている。
スクールカウンセラーでもある著者は、子供の時代の「甘え」がないと非行に走りやすくなることや、非行の裏には極端な自己否定があるとした上で、親や教師が単に「がんばれ」「しっかりしろ」と言うのでなく、子供本人が長所を感じられるように配慮しないと自殺に至る危険があるとした。
また、著者は子供が自分自身の存在に懐疑的になり、未来に希望を持てない背景として、長引く不況、大人の自殺増加などによる時代の閉塞感も大きく影を落としていると分析する。その上で子供に「自分1人くらい、いなくなっても何も変わらない」と思わせないためにも、大人が価値観を再点検する時期にきていると訴えている。
「がんばれ」より「がんばってるね」と認める方がイイ──。昨年発売され、33万部突破のベストセラーとなった「なぜ生きる」の著者で、真生会富山病院(大門町)の心療内科部長、明橋大二さん(43)が、子どもをめぐる問題のポイントを解説した「輝ける子」(1万年堂出版)を出版した。
近年、不登校やひきこもり、家庭内暴力、児童虐待や少年犯罪など、子どもをめぐる問題で悩む家庭が増えている。「今の子どもはわがままだから」「しつけがなされていない」などと言われている現状に対し、同書は「誤った世間の常識が、子どもやその親を、二重三重に傷つけている」と指摘する。
問題の根底には、「自分は生きている意味がある」「必要とされている」という「自己評価」が極端に低いことがあると強調。親子関係や学校、今という時代の3つの側面からその原因を探っている。
暴力的になったり、身体的に異常が表れたりした場合には、背景に必ず理由があるという。明橋さんは「事情を聞いて、子どもたちの気持ちを考えることが大切」と力を込める。
長年、カウンセラーとして子どもたちをめぐる多くの相談にのってきた経験から、現場でよく受ける質問を20問取り上げ、解答も掲載している。明橋さんは「何が問題かを的確にとらえるためにも、当事者だけでなく、多くの人に読んでほしい」と話している。
不登校や引きこもり、児童虐待などが大きな社会問題となる中、県児童虐待対応相談チーム委員やスクールカウンセラーなどを務めている大門町の真生会富山病院心療内科部長、明橋大二さん(43)が、これまでの経験を基に子供との接し方を分かりやすく解説した、「輝ける子 100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん」と題した本を出版した。明橋さんは「未来を託す子供たちに、我々大人が何ができるかを考えるきっかけになれば」と話している。
明橋さんは、同病院で子育てに悩む多くの親の相談などに応じており、本の中では、「子供が問題を起こすのは、わがままだったり、しつけがされていないのが原因ではない。自分が大切な存在だと思えない、自分はいらない人間だ、という極端な自己評価の低さが一番の問題」などと指摘。歌手の浜崎あゆみさんの歌や、「どうせ」という言葉が口癖で絵本も出版されているキャラクター「こげぱん」なども例に出しながら、子供たちとどう向き合っていけばよいかアドバイスしている。「専門用語を並べるのではなく、現場で子供と接している親や学校の先生に、いかに分かりやすく子供たちの現状を伝えるかに心を配った」と明橋さんは言う。
巻末には、「共働きで子供と接する時間がない」「子供が万引きをしたが、どう対応すればよいか」「“甘やかす”と“甘えさせる”の違いは」「子供が携帯電話をほしがっている」といった具体的な質問への問答集も収録。
切れる、不登校、家庭内暴力……など、親と子をめぐる社会問題が頻発している。子育てに悩み、解決の糸口さえ見えない親たちが増えている。
子どもたちの将来は当然、大人の肩にかかっている、ということを今あらためて力説しなければならないほど現代の親たちの心はゆがんでいるのだろうか。
本書のサブタイトルは“100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん”。子どものつぶやきに耳を傾け、子どもの目の高さで接したい。この本を読んで、素直にそう思う。
カウンセラーとして、長年、子どもの心の叫びを聞いてきた著者が「子育て常識には、ウソがある」「学校が、子どもの心を壊している一面がある」「マスコミ報道にも、根拠のないものが多い」「誤った世間の常識が、子どもやその親を、さらに二重三重に傷つけている」、として、真に「輝ける子」に育てるポイントを示した教育・親子再生の書。
悩みは募るばかりだ。
共働きで、十分子どもに接する時間が取れない、息子が最近家でいうことを聞かず、口答えばかりする、子どもがスーパーで万引をした、子どもに問題が起きるのは親の愛情不足? 「甘やかす」と「甘えさせる」は、どう違うのか?
本書はスクールカウンセラーとして長年子どもの心の叫びを聞いてきた著者が、よくある事例をもとに、子育ての大切なポイントをまとめた珠玉の1冊。子育て常識の誤りや偏向的なマスコミ報道などを明らかにし、真に「輝ける子」に育てるための心のカルテだ。どのページを読んでも、著者の慧眼(けいがん)に触れることができる。
頑張れ、頑張れと人は繰り返しに言う。確かにそれが効果的なことがある。でも、それよりも、もっと素敵な言葉があるとしたら──。
「頑張ってるね」。どんな問題児でも頑張っていることが必ずある。母親にしても、朝から晩まで、家事、育児に追われる中で、ご主人に「もっと頑張れよ」と言われたらあまりいい気はしない。「頑張れ」という激励は、相手によっては、相手を否定する意味になってしまうのである。
子どもも同じ。子どもなりに一生懸命やっているときに「頑張れ」と声をかけられるよりも、「よく頑張ってるね」「頑張ったね」と言われたほうが、よほどすっと入る。
子どもの心の叫びを少しでも伝えたい。「子どもたちの心を理解し、子どもが喜びを持って生きられるようになることが、実は私たち大人を救い出すことになるのだ、ということに気付いて初めて、私たちも少し成熟したといえるのではないか」との言葉は大変重い。
「おれなんかおらんほうがいいんや」「自殺してやる」。子どもの生きづらさは、大人自身の生きづらさにもつながる。子どもの心のひだを描き出し、親子はもちろん、社会と子のきずなを切に願う教育・親子再生の書である。
このところ、不登校や引きこもり、家庭内暴力、児童虐待、少年犯罪など、子供をめぐる問題が大きく取り上げられている。
マスコミはセンセーショナルに騒ぐが、その正確ないきさつとなると、一般に伝えられることはほとんどない。
精神科医として活躍している著者は、富山県児童虐待対応相談チーム委員を務めており、何よりも、子供の心を正しく理解してあげることがいちばん大切だという。本書は、33の具体的な例を取り上げ、その解決法を詳しく紹介しているほか、20の一般的な疑問にも答えている。
子供の心について迷いを感じている人にとっては、まさに“バイブル”といえる。
不登校やひきこもり、突然、キレる子どもたち……。精神科医で公立中学のカウンセラーも務める著者が、相談の場で接した子どもたちの心の叫びと、問題解決の道筋を示した。
子どもが内にこもるのは、「自分は愛されていない」「存在価値がない」といった「自己評価の極端な低さ」が根底にある、と著者は主張する。親の愛情が伝わっていなかったり、子どもも上手に甘えられないすれ違い、学校でのいじめも、自己評価に強く影響する。同書では「がんばれより、がんばってるねと認めよう」など子育てのキーワードも紹介している。
昨年発売された33万部突破のベストセラー「なぜ生きる」の著者の新刊。
近年、不登校や引きこもり、家庭内暴力、児童虐待、少年犯罪など、子どもをめぐる問題が頻発している。著者は広く一般に流布している「今の子どもはわがままだ」「親のしつけが悪い」などの結論には誤りがあると指摘し、医師、カウンセラーとしての経験に基づいて、現代の大人と子どもの関係を考える。
両親や祖父母、学校の先生など、子どもに接する機会の多い人に読んでもらいたい1冊。
「100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん」という長い副題がついている。長年、子どもの心の叫びを聞いてきた医師が「誤った世間の常識が、子どもや親を二重三重に傷つけている」ことを明らかにする。真に「輝ける子」に育てる重要なポイントを示した教育・親子再生の書である。
著者によれば、「いまの子どもをめぐる問題の本当の根っこは、自己評価の極端な低さ」にあるという。精神科医であり中学でスクールカウンセラーも行っている著者が、問題行動を起こす子どもたちの言葉から、その心理を読み解いている。
情緒不安定な子どもには「心の安定」を与えてあげること。それにはやはり親がそばにいることが一番の特効薬となる。しかし、仕事などの都合で一緒にいる時間が少ない場合は、子どもの話を聞く時間をできるだけ設けてあげることが必要だという。子どもは学校で起こった嫌なことなどを話すことでモヤモヤとした気持ちを解消することができる。親に話すタイミングが無い場合、子どもは時間がたてば出来事そのものを忘れてしまうが、嫌な気持ちだけが蓄積されてしまうそうだ。
人間が生きていく上で一番大切なものは「存在への安心」である。ありのままの自分でいい。自分の能力に関わらず、存在そのものが家族に大切にされているという実感が子どもには大切だ。
本書の中には、「子ども時代の甘えは、心の安心をつくるのに、きわめて重要」、「過保護は保護という名の支配」など、印象的な言葉がたくさん出てくる。子育てに不安なときそばにおいておきたい本。
子どもに接するとき「子どもの身になって」とは、よく言われることだが、その通りにできている大人は少ない。本書は、そのことへの自省を強いる。
「100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴(やつ)っているじゃん」──不登校、引きこもり、家庭内暴力、少年犯罪などがマスコミをにぎわさない日はないほど。そんなとき人々は「今の子どもは甘やかされている」「しつけがなっていない」「何を考えているのか分からない」などの決まり文句を投げつけて話を片付けてしまう。
著者はそれを真っ向から批判。「子どもの心にかかわる人なら、それが本当の原因でないのは分かりすぎるくらい分かっていることなのですが」と前置きして「いまの子どもをめぐる問題の本当の根っこは、自己評価の極端な低さです。自分の存在価値があると思えない、自分が大切な人間だと思えない……」と指摘。
子どもの問題は、実は大人の問題なのだ。著者はそれを控えめな語り口で訴えている。「子どもたちの心を理解し、子どもが喜びをもって生きられるようになることが、実は、私たち大人を救い出すことになるのだ、ということに気付いて初めて、私たちも少し成熟した、と言える」と。
著者は児童心理にくわしい精神科医。本書には実際に著者が受けた相談の実例も盛り込まれている。
先ごろ発表された2002年度版の青少年白書による児童虐待件数は、児童相談所が2000年度に受けた相談件数で約17,700件。前年度と比較すると約6,000件も増加したという。この傾向は、児童虐待が深刻な社会問題となりつつあることを示すと同時に、両親と子どもとの関係が新たな局面を迎えていることを意味している。「できの悪い子ほどかわいい」といった、一昔前の風潮は失われ、現代社会では虐待の対象となりやすいといわれている。
著者は京都大学医学部を卒業後、京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科を経て、中学校スクールカウンセラーなどの職務にかかわる精神科医。「おれなんかおらんほうがいいんや」「自殺してやる」。現場でのカウンセリング経験を通して子どもの心情や親の苦悩をつづる本書からは、単なる社会問題の一環としては受け止められない児童虐待の裏側が切実に読み取れる。
「子ども時代の甘えは、心の安心をつくるのに、きわめて重要で、なくてはならないものです」。本書には、親子のみならず人間関係を円滑に保つエッセンスが込められている。
近年、子供をめぐる事件や不祥事が社会問題として大きく取り上げられ、原因や解決策がいろんな角度から論じられている。しかし、事態は好転するどころか、ますます深刻になっている。
著者は「誤った世間の常識が、子供やその親を二重に三重に傷つけている」と指摘、またサブタイトルに「100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん」とあるように、「がんばれ」より「がんばってるね」と認めるほうがいいとアドバイスしている。子育てのポイントを33の項目で分かりやすく解説、親だけでなく、祖父母や学校の先生に読んでいただきたい1冊。
医師でありカウンセラーでもある著者が、子どもたちの心の問題を解き明かす子育てテキスト。
不登校や引きこもり、家庭内暴力など、子どもをめぐる問題の根っこは、「自己評価の極端な低さ」と指摘。「子どもの生きづらさは、大人自身の生きづらさでもある」と説きながら、「しかっていい子といけない子がいる」「10歳までは徹底的に甘えさせる」など、具体的にアドバイス。
Q&A集も添えられた子育ての強い味方。
「おれなんかおらんほうがいいんや」「ほとんどの加害者は、かつて被害者だった」。引きこもり、不登校、児童虐待など子どもをめぐる問題がクローズアップされているが、本書はこうした問題に分かりやすく答えている。
「真剣に論議されているが、なかなか有効な解決策が見えてこない」と考える著者は「誤った常識が子どもや親を二重三重に傷つけている」という。
著者は医師でカウンセラー。ベストセラー「なぜ生きる」の共著者でもある。
1万年堂出版は、「輝ける子」を発刊した。
著者は、昨年発売され33万部突破のベストセラーとなった「なぜ生きる」を書いた明橋大二氏(医師・カウンセラー)。
著者は「子育て常識にはウソがある」「学校が、子どもの心を壊している一面がある」「誤った世間の常識が、子どもやその親を、さらに二重三重に傷つけている」と指摘。また、サブタイトルでは「100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん」と記し、「がんばれ」より「がんばってるね」と認めるほうがいいと、カウンセラーとしての経験をもとにアドバイスしている。
家庭内暴力、キレる、いじめ、学級崩壊、不登校、拒食症、心身症……。これらの問題の本質は何か。精神科医で、スクールカウンセラー、児童虐待対応相談チーム委員などを務める著者が、子どもの心の叫びを通して、「子育て常識にはウソがある。学校にも、子どもの心を壊している面がある。誤った常識が子どもや親を二重三重に傷つけている」と指摘。子どもを、真に「輝ける子」に育てるポイントを分かりやすくアドバイスしている。「10歳までは、徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」「叱っていい子といけない子がいる」「テレビゲームが、不登校や引きこもりの原因ではない」「わがままだったから、不登校や心身症、拒食症になるのではない」「家に親がいないということだけで、子どもにどんどんモヤモヤがたまっていく」「人を大切にできない子どもは、たいてい、その子自身が、大切にされた経験がないからだ」「先生から否定されると、子どもは心のどこかで、『やっぱり自分は、このクラスにはいらない、邪魔な人間なんだ』と思ってしまう」「『がんばれ』という言葉は相手を選ぶ。それより、『がんばってるね』と言うほうがいい」など。
巻末には、子どもに関するQ&Aも掲載されている。「テレビゲームばかりしていて、宿題をしません」「共働きで、子どもに接する時間がとれない」「スーパーで万引きを……」「言うことを聞かず、口答えばかりしてきます」「子どもの悩みを分かったところで、どう接したらいいか分かりません」「携帯電話をほしがります」「『甘やかす』と『甘えさせる』は、どう違うの?」「父親の役割とは?」「おじいちゃん、おばあちゃんは、子どもにどう接したら?」などの20問。
7月15日発売以来、大反響を巻き起こし、すでに10万部突破のベストセラーとなっている。親、祖父母、学校の先生方の必読書。
カウンセラーで精神科医の著者は、不登校や引きこもり、家庭内暴力、少年犯罪など、子どもをめぐる問題が近年大きく取りざたされている中で、それらの問題の本質は子どもの自己評価の極端な低さにあると主張。「自分の存在価値があると思えない」「自分が大切な人間だと思えない」などの感情が、子どもを非行や犯罪に走らせると指摘する。
また、子どもの自己評価を高めるためにできることをポイントごとに解説。「がんばれ」より「がんばってるね」と認めるほうがいいなど、著者のカウンセラーとしての経験をもとにアドバイスしている。さらに「共働きで、十分、子どもに接する時間をとることができません」「子育ての中で、父親の役割とは何でしょうか」など、著者がよく相談を受ける質問にも答えている。
普段より子どもと接する時間の増える夏休み。子育てについて振り返る絶好の機会ではないだろうか。
子育ての常識に縛られて、子供の心を壊していることに気付かない大人たち。長年、カウンセラーとして子供の心の叫びを聞き続けてきた著者が、真に「輝ける子」に育てるための大切なポイントを語る。
不登校、自殺未遂、家庭内暴力……これらは心に傷を負った子どもたちの叫びともいえる痛々しいサイン。
しかしそこに至るまでにも、子どもたちは数々の重要なサインを発している。
心療内科の現場から生まれた『輝ける子』は、親の目線に立って子どもの心を知るために書かれた画期的な本。
カウンセリングを受けているような優しい語り口で自分自身が生きづらいと感じている人にも、さまざまなヒントを与えてくれる。
不登校、引きこもり、家庭内暴力、児童虐待、少年犯罪など、子どもたちの心の闇を映し出す青少年問題には、枚挙にいとまがない。
著者は、その原因として語られる「今の子どもはわがままだからだ」「しつけがなされていないから」「甘やかされているから」などを誤った世間の常識と退け、「今の子どもをめぐる問題の本当の根っこは、自己評価の極端な低さ」と指摘する。そして、子どもの心を理解し喜びを持って生きられるようにすることは、大人自身を救い出すことでもあると主張する。
「家に親がいないということだけで、子どもにどんどんモヤモヤがたまっていく」「ほとんどの加害者は、かつて被害者であった」「ストレスがある限度を超すと、行動になって出てきたり、心身症になったりする」「人を大切にできない子どもは、たいてい、その子自身が、大切にされた経験がないからだ」「10歳までは、徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」「保護という名で支配されてしまい、自信をなくした子が多い」など、33章から構成している。
1つ1つの章は短くまとめられているが、分かりやすい内容である。
例えば、自己評価が大切とする章では、自己評価について「自信があるとかないとか、という以前のレベル、自分は生きている意味がある、存在する価値がある、自分は大切な存在だ、必要とされている、という感覚のことです」と述べている。
巻末には、さらに子育てについて、どう褒めていいか分からないとか、口答えばかりする子への対応など質問の多い20項目を取り上げ、1つ1つに回答している。
子どもへの接し方、子どもの気持ちを理解するのに役立つ1冊だ。
子育てをするなかで、親は、期待や不安を抱きながらさまざまな葛藤と闘い、子どもの成長を見守っています。しかし、しばしば、大人の視点で子どもに注意をしたり、叱ったりする覚えがありませんか?
たとえば、「早くしなさい」という言葉。これは、親(大人)の都合であって、子ども自身のペースは乱され、ストレスが生じることとなります。
努力してもできないことがあっても、人間としての価値がないわけではないのです。子どもには、子どもに合った成長過程があり、個人差もあるということを、大人は理解しなければなりません。とはいえ、忙しい現代では、大人自身が病んでいることも多々あります。そういうときは、自分自身を見直してみることと、心を落ち着かせ、ゆとりをもって子どもに接していくことを、心掛けていきたいものです。
子どもが存在することに対して安心が得られる環境を築くためにも、時間をかけながら、親は子どもを受容していくことが大切だといえます。
ここ数年、少年同士による暴行死、親の幼児虐待死など、子供を巡る悲しい事件が非常に多くなってきた。これだけ悲惨な事件が増え、常態化してしまったような今の社会を考えてみると、何か我々は大事なものを失いつつあるのではないかという不安に駆られる。
本書はある意味で今、子供たちの心の中に起こっている問題について解き明かすヒントを与え、子供たちの気持ちを代弁するものだが、考えてみると、こうしたことは何も子供だけに当てはまるものでもない。「人を大切にできない子どもは、たいてい、その子自身が大切にされた経験がないからだ」「わがままではなく、ひたすら人に合わせようとして無理を続けるから、不登校や心身症になる」「人間が生きていくうえで、一番大切なのは存在への安心」──まさにそのとおりだろう。
言われてみて、あらためて気づかされることが多く、我々の周りで起きていることや、新聞などを見て普段感じていることを、もう1度そうした視点から考えてみたくなる。中には少し読むのがつらい箇所もある。自分が直接体験したこととダブって、苦しくなるところもあるかもしれない。
作者は前書きの中で「子どもたちの心を理解し、子どもが喜びを持って生きられるようになることが、実は、私たち大人を救い出すことになるのだ」と述べているが、現代社会で我々が見失いつつあるのは、まさに優しい温かい気持ちをあげたりもらったりすることなのではないだろうか。
ページが進む中でそのことに気づいたとき、一番大事なことは、違いがあって当然な頭や身体的な能力ではなく、ましてや経済的な豊かさでもなく、どれだけ存在への安心感を与え、与えられるかということなんだという作者の主張がすんなり胸に入ってくる。
優しさや愛情に背を向けるのは簡単だが、それを与え続けるのはとても難しい。少しでも多くの方が本書に触れて、それぞれがもう1度、変に照れたり馬鹿にしないで、真正面から優しさと思いやりについて考えてほしいと思う。
「100メートルを10秒で走れと言われてもさ、いっくら努力しても走れない奴っているじゃん」という長い副題が目を引くこの本は、昨年35万部のベストセラーとなった『なぜ生きる』の著者、明橋大二氏の、第2弾として、今年7月に発刊された。
カウンセラーとして、長年、子どもの心の叫びを聞いてきた著者が、「子育ての常識にはウソがある」「マスコミ報道にも、根拠のないものが多い」「誤った世間の常識が、子どもやその親を、さらに二重三重に傷つけている」と指摘し、真に「輝ける子」に育てる大切なポイントを示している。
発刊以来、2カ月半で、すでに15万部を突破し、主婦や教員を中心に、教育書としては、異例の売れ行きを見せている。類書の多い中で、この本の特徴を挙げれば、大きめの文字、美しい写真をふんだんに取り入れて、ページをめくるだけで心が癒されような編集と、分かりやすく、簡潔にポイントを絞った文章で、忙しい人にも、きわめて読みやすい書物になっている。
その内容は、「テレビゲームが原因ではない」「しつけがなされていないからではない」「10才までは甘えさせた方がいい」「わがままだからではない」「ほとんどの加害者は、かつて被害者であった」など、常識を覆す、刺激的なタイトルが続く。精神科医として診療の傍ら、中学校のスクールカウンセラーや児童相談所で、虐待する親のカウンセリングを担当する著者に、最近の子どもについて聞いてみた。
──どうして、人を大切にできない子が多くなったのでしょうか。
「どうして人を大切にできないのか、と言えば、それは、自分自身が大切にされてこなかったからです。自分が大切にされた子どもは、必ず、人を大切にすることができます。『もらったものしか、あげられない』と言われる通りです」
──不登校やひきこもりの原因はどこにあるのでしょうか。
「一言では言えません。しかし、しつけがなされていないとか、わがままだ、とか、甘やかしている、忍耐力がない、など、子どもを否定的に見て、子どもに原因を求めているうちは、この問題は絶対に解決しないことは間違いありません」
──現代社会の弊害が、あらゆる面で子どもに色濃く落ちていると思いますが、どのようにして克服していくべきでしょうか。
「一言で言うと、私たちの親の世代は、子どもに、お金や食べ物の不自由だけはさせまい。学歴がない苦労だけはさせたくない、と思ってきたのです。それは、お金や食べ物がない苦労、学歴で将来が決まる、辛酸をなめてきたからです。しかし今、多くの子どもが苦しんでいるのは、もっと別のことです。それは、自己評価が極端に低い、自分が価値ある存在と思えない。必要とされない、という苦しみです。それはたいてい、親や先生の心ない一言によって、植え付けられてしまっています。これから大切なのは、言葉で人を傷つけない、ということであり、あなたは大切な人間なんだよ、ということを、親や先生が、子どもにきちんと伝えることだと思っています」
「人を大切にできない子どもは、たいていその子自身が、大切にされた経験がないからだ」「家に親がいないということだけで、子どもにどんどんモヤモヤがたまっていく」「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」
子どもを甘えさせて育ててはいけない、と思っていなかっただろうか。甘えることを知らないから、親の愛情の深さがわからないから、大きくなっても人を愛せない。
浜崎あゆみが作詞した「TO BE」にこんな言葉がある。「誰もが通り過ぎてく 気にも止めない どうしようもない そんなガラクタを 大切そうに抱えていた」
彼女の言うガラクタとは、浜崎あゆみ自身のこと。周りからは役に立たない、クズだから捨ててしまえと言われてきたガラクタ(自身)を、必死に守り続けてきたのだ。
よく今まで生きてきたよね。つらかったね。「決してキレイな人間にはなれないけれどね いびつに輝くよ」存在価値を否定されても、それでも輝いて生きている子どもがいるのだ。
人間が生きていくうえで、一番大切なものは「存在への安心」。今年の下半期、ボクが出会った中ですでに第1位の本である。