書評思春期にがんばってる子

マスコミで紹介された記事の一部を紹介します

日付掲載紙
H14/11/16 週刊ダイヤモンド【 これは売れる! 】
H14/12/13 山梨日日新聞【 思春期の子どもとの付き合い方 】
H14/12/18 東京新聞夕刊【 子どもの「心のSOS」を明らかに 】
H14/12/23 山口新聞【 甘えた人ほど自立する 】
H14/12/24 岩手日日【 思春期の子育てにアドバイス 】
H14/12/28 北日本新聞【 思春期めぐる問題解説 】
H15/1/12 福島民友【 子どもたちは「愛されたい」 】
H15/1/12 奈良新聞【 問題の原因一緒に探そう 】
H15/1/18 福島民報【 親自身にも、生きることの意味を考えさせる 】
H15/1/25 岩手日日【 子どもの心の叫びに率直に耳を傾けて 】
H15/1/26 茨城新聞【 子育てに悩む父親や母親、学校の先生に 】
H15/1/29 埼玉新聞【 子どもとの接し方を分かりやすくアドバイス 】
H15/2/2 静岡新聞【 子供たちに大人がしてやれること 】
H15/2/8 教育家庭新聞【 精神科医の視点から子どもの問題見つめる 】
 

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週刊ダイヤモンド(H14年11月16日号)
井狩春男の これは売れる!

『思春期にがんばってる子』
明橋大二

■100ポイント

 今の子どもをめぐる問題の根っこは、ひと言でいうと、「自己評価の極端な低さ」にあると書いてベストセラーになった、『輝ける子』の思春期篇が出る。『思春期に がんばってる子──お母さんもお父さんも、おまえのことが大好きだよ。たとえ学校へ行けなくても、おまえは、とってもいい奴だよ』(1万年堂出版)。この長いサブタイトルを読んで、涙が出た。
「学校へ行けなくても」とは、学校に行って、みんなと勉強したい、遊びたいのだけれど、いじめとか何か理由があって行けない、という意味だ。行かないのではなく、行けないのだ。
 副題にこうあるからといって、これは不登校だけをテーマにした本ではない。家庭内暴力、いじめ、自殺、少年犯罪、引きこもり、少年非行など、広く扱っている。お子さんのことで悩んでいる、心配しているお母さん、お父さん、学校の先生がたには、オススメの1冊だ。
「暴れるのは、どこかで本人も苦しんでいるからです」
「机の中に『死ね』と書かれたメモが入っていた」
「1年前の、あのボロボロの、傷だらけの家は、きっと、あの子の心の中と同じだったと思います」
「反抗期は、依存と自立の間を、行ったり来たり無数にあります」
「甘えない人が自立するのではなくて、甘えた人が自立するのです」
「心を育てるうえで、大切なことは、依存と自立を、認めることだけ」
「思春期には、依存と自立の行ったり来たりが、とても激しくなり、依存の相手が、親から友達に変わっていきます」
「甘えとは、相手の愛情を求めること」
「親子や、夫婦、友達、仲間、本来甘えていいところで、甘えないために、甘えるべきでないところに、甘える人が増えている」
 身に浸みる。とってもわかりやすい。自分が書いた本ではないのに、なぜか1人でも多くの人に読んでほしいと思うのだ。
 すでに、書店さんから大量の事前注文が来ていると聞いている。『輝ける子』と並べて売られるだろう。なぜ売れるのか。「身近」な問題を、わかりやすく書いてあるからだ。
 好ファイトする。100ポイント。

 

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山梨日日新聞(H14年12月13日)

 引きこもり、いじめ、自殺、少年犯罪──。著者は子どもたちをめぐるさまざまな問題の根元を「自己評価の低さ」と言う。
 人が生きていく上で「甘え」は絶対に必要なもの。自分が愛されていることを実感できる甘えの体験を十分に持たせ、子どものペースに合わせて自立を見守ろう。
 著者がかかわった家庭内暴力や不登校などのケースを例に、思春期の子どもとの付き合い方をアドバイスする。

 

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東京新聞夕刊(H14年12月18日)

 医者・カウンセラーである著者が記した『輝ける子』の続編が登場した。
 前作では「10歳までは、徹底的に甘えさせる」などと、子育ての常識の誤りを指摘し、20万部を突破した。これに対し、「ぜひ続編を!」と願う声が多数寄せられたのを受け、刊行したのが本書である。
 多くの診療経験に基づき、子どもの「心のSOS」を明らかにし、10代の子どもたちに、大人がしてやれることを具体的にアドバイスする。子どもに関するQ&A付き。

 

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山口新聞(H14年12月23日)

甘えた人ほど自立する

「思春期にがんばってる子」 明橋大二 著

甘えた人ほど自立する

 いじめ、自殺、不登校、少年犯罪。10代の子どもの心は揺れている。本書はベストセラー『輝ける子』の思春期編。スクールカウンセラーの著者が、「心を育てるうえで大切なことは、依存と自立を認めることだけ」と子育ての大切なポイントをアドバイス。思春期の子どもの心のカルテを明かしていく。
「子どもの心の成長は、依存と自立の繰り返し」「甘えない人が自立するのではなくて、甘えた人が自立する」「一番簡単で大切なことは、話を聞いてやること」。豊富な診療経験に裏打ちされた処方せんがつづられる。
 例えば中学2年の息子の家庭内暴力で悩む家庭の場合。子どもは母親を奴隷のように使っては、暴力をふるう。父親が止めに入ると一層逆上するため、手が出せなかった。
「暴れる人は、それ以前に何かの被害に遭っている人が多い」。実際、子どもの育児は祖父母まかせで、ワンマンな祖父はすぐ暴力をふるい、小間使いとしていた。相談後、父は休日に息子を連れてドライブや釣りに出かけ、母は「できることはできる、できないことはできない」と伝えるようにした。1年後。家族が笑顔に包まれた。
 一番の原因は幼い時の甘えの禁止だった。祖父の方針で、泣いていても放っておかれた。子どもが自分は甘えさせてもらえるだけの価値のない人間と思い、次第に攻撃的、被害的になったと考えられるという。
 著者は「10歳までは徹底的に甘えさせる」が持論。十分な甘えがあってこそ、徐々に意欲が出てきて自立に向かうからだ。ここで注意すべきなのは、親の都合で自立を無理強いしないこと。「まだ小学生なのに、できるわけない」「もう6年だったら、自分で考えなさい」などと突き放していると、安心感、自立心は育たない。ちなみに10歳以降は甘えが十分ならば、自然と親離れしていくのだそう。
 思春期の子どもにどう接していくか。親子再生を願う家族への応援歌だ。

 

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岩手日日(H14年12月24日)

思春期の子育てにアドバイス
『がんばってる子』

 家庭内暴力、いじめ、自殺、不登校、引きこもり、少年犯罪──。子供をめぐる問題が大きく取りざたされている今の時代。何が子どもたちを追い詰めているのか。
 本書は、今年7月に発売され、18万部を突破したベストセラー『輝ける子』の続編。多くの診療経験を持つ明橋大二医師が、スクールカウンセラーの現場から、子どもの「心のSOS」を明らかにする。
 誤った世間の常識が、子供や親を二重三重に苦しめている場合も少なくないという。どうすれば親子ともに明るい心に戻れるのか。思春期に揺れ動く子供たちの心、子育てに悩む親たち、それぞれの視点から実例を基に分かりやすくアドバイスする。

 

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北日本新聞(H14年12月28日)

思春期めぐる問題解説思春期めぐる問題解説

真生会富山病院明橋医師が出版
「輝ける子」の続編

 今年7月に発売され、20万部突破のベストセラーとなった『輝ける子』の続編『思春期に がんばってる子』が1万年堂出版から出版された。「甘え」と「自立」をキーワードに、思春期の子どもをめぐる問題のポイントを解説。著者の真生会富山病院(大門町)心療内科部長の明橋大二さん(43)は「思春期は甘えたり反抗したりという揺れが激しくなる時期。大人はそれを理解して接することが必要」と話している。
『輝ける子』は、主に小学生までの子どもとその親、先生が対象で、「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで、子どもはいい子に育つ」などと、子育ての常識とは異なる理論を展開。その後、「10歳を過ぎたら手遅れなのか?」という反響が寄せられ、今回は揺れ動く10代の子どもたちを取り巻く問題を取り上げた。
『がんばってる子』では、「甘え」とは愛情を求めること、反抗や批判という形で表れる「自立」はちゃんと育ててきた証拠だと説明し、両方が子どもの成長にとって大事であることを強調。親は「子どもの揺れに付き合う」ことが大切で、具体的にできることは、「肩の力を抜き、話を聞いてやること」と述べている。
 また、小杉町が15年3月に制定予定の「子どもの権利条約」や、八尾町の「子どもイタズラ村──遊酔亭」、富山市の不登校者の交流団体「麦の根」なども取り上げ、子どもが安心して仲間と交流できる場所の必要性を説いている。
 明橋さんは「思春期に友達と切り離されることは、自立を妨げることになる。いじめの問題も軽く考えないでほしい」と話す。

 

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福島民友(H15年1月12日)

子どもたちは「愛されたい」 
甘えた人が自立する

「思春期にがんばってる子」 明橋大二 著

甘えた人が自立する

「誤った常識が子どもや親を二重三重に傷つけている」と提唱する著者は精神科医で中学校スクールカウンセラー。本書は、小学生を持つ父母や教師を対象にした「輝ける子」の思春期編。
 引きこもり。非行。「思春期や青春期に入り、自立への道を歩み始めた子ども。大人がどうこうできるものではないが、決して手遅れではない」という。
 前著では「10歳までは徹底的に甘えさせる。そうすることで子どもはいい子に育つ」と指摘した。今度も「甘えるなというのは、傷口に塩を擦り込んでいるようなもの」と戒める。
「甘えない人が自立するのではなくて、甘えた人が自立する」。自立につまずいた人が必要とするのは安心感。この安心感は安全な場所で依存することで養われる。だから家に引きこもる。
「わがままだ」。子どもによく浴びせられるこの2つの言葉ほど、今の子どもたちを追いつめていることになる。
「子どもたちは認められ、必要とされ、愛されたいと願っている」
 それではどうかかわるのか。「いったん事実を認めて力を抜けば楽になる。親が楽になれば、子どもが楽になる」という。
 子どもに関する15の相談事例も掲載されている。

 

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奈良新聞(H15年1月12日)

問題の原因一緒に探そう

「思春期にがんばってる子」 明橋大二 著

問題の原因一緒に探そう

 本書に登場する「思春期にがんばっている子」とは、例えば家庭内暴力を振るう中学生だったり不登校から立ち直った高校生、いじめを受けていた女子学生などである。どの子も自ら望んでそのようになったのではない、どこかに思いもよらない原因がある。その原因を、精神科医の著者と一緒に探しましょう、というのが趣旨だ。
 著者も述べているが、今の日本ではこのような子どもたちに対して「しつけがなされていないとか、わがままとか、忍耐力がない、何を考えているのかわけが分からない」など、あたかも子供自身の趣味思考がおかしいという見方が強い。確かにラッシュアワーの通勤電車に、平然と座っている学生の姿を見かけると、そういう面がないとはいえない。しかし、こういった様子を「自分とは関係ない」と他人事のように見る、われわれ大人にも問題があるのかもしれない。
「子どもの側に、問題の原因を求め、子どもを矯正することで、解決を図ろうとするのではなく、子どもの声を聞き、それを、この社会に生かしていくことが、すべての人にとって住み良い世界を作ることになる」。子どもの心の荒廃は、大人にも責任がある。その所在も本書は教えてくれる。

 

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福島民報(H15年1月18日)
新刊抄

「引きこもりや非行は『このままじゃ生きていけないよ』という彼らの心の叫び」と、医師でカウンセラーでもある著者は言う。
 思春期の子供たちの反抗の裏には「助けて」という救いを求める声が隠されているとも記す。親は自立の道を歩み始めた子供たちと、どう向き合えばいいのか。
 本書は具体的な子供との接し方や子供に関するQ&Aも掲載し、思春期の子供を持つ親のさまざまな悩みに答えてくれる。親自身にとっても、生きるということの意味を考えさせる1冊。

 

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岩手日日(H15年1月25日)

子どもの心の叫びに率直に耳を傾けて──。

「思春期に子どもが反抗するのは、ちゃんと育ってきた証拠で、喜ぶべきことです」、「一番、簡単で、でも大切なことは、話を聞いてやる、ということ」……、目次より。著者の明橋大二さんは医者・カウンセラーとして、児童相談所の嘱託医や中学校のスクールカウンセラーなどを兼任。いじめ、不登校、非行、現代の子どもをめぐる問題の根っこは「自分には存在価値がないのではないか」という自己評価の極端な低さにあるのではないか、と語りかけます。自立へと歩み始める思春期の子ども、接し方に迷ったら開いてみてください。巻末には子育てQ&Aも。

 

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茨城新聞(H15年1月26日)

 昨年発売され20万部を超えるベストセラーになった「輝ける子」の続編。精神科医でスクールカウンセラーの著者が、思春期に揺れ動く子どもの心を解き明かす。
 子どもの心を育てるうえで大切なことは、依存と自立を認めること。子どもが甘えたいときには甘えさせ、自立したいときにはそれを邪魔しない。あくまで子どものペースで依存と自立を見守っていくことが大切だという。
 不登校やいじめの対応なども豊富な診療経験からアドバイスしている。子育てに悩む父親や母親、学校の先生に読んでもらいたい1冊だ。

 

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埼玉新聞 (H15年1月29日)

 昨年発売されて18万部突破を超えるベストセラーとなった「輝ける子」の続編。
 思春期の子どもたちの心は揺れ動いている。家庭内暴力、いじめ、自殺などの少年犯罪が問題化している中、どのようにすれば子どもたちは明るい心に戻れるのだろうか。
 多くの診察経験とスクールカウンセラーとしての視点から、子どもとの接し方を分かりやすくアドバイスしている。
「親が肩の力を抜くと、親が楽になる。親が楽になると子どもが楽になる」と指摘し、子どもをめぐる問題が頻発している現在、親や学校の先生などにぜひ読んでもらいたい1冊。

 

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静岡新聞(H15年2月2日)

 ベストセラー「輝ける子」の続編。精神科医・カウンセラーの著者は、前著で、10歳までは徹底的に甘えさせる、「がんばれ」より「がんばってるね」と認める方がいい──などと、子育ての常識の誤りを指摘し、父母や教師を中心に大きな反響を呼んだ。
 この本は「10歳を過ぎたら手遅れなのでしょうか」との読者の声にこたえて書かれた。不登校や引きこもり、児童虐待、少年犯罪など、子供をめぐる問題が深刻化している今、何が子供たちを追い詰めているのか、どうすれば親子ともに明るい心に戻れるのかを、多くの診療とスクールカウンセリングの経験から明らかにする。
 子供たちに大人がしてやれることを具体的にアドバイスし、「10歳を過ぎても、決して手遅れではない」ことを確信させてくれる。

 

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教育家庭新聞(H15年2月8日)

精神科医の視点から
子どもの問題見つめる

「思春期にがんばってる子」

精神科医の視点から子どもの問題見つめる

 非行、いじめ、不登校、家庭内暴力、引きこもり、と、思春期の子どもたちの問題行動は、さまざまな形で現れる。
 それには、過保護、過干渉、放任、無関心など、親の姿勢が、少なからざる影響を与えるという。が、では解決のために、何をどうしていったらいいのだろうか。
 本書は、前著『輝ける子』の続編ともいえるもので、精神科医である著者が、患者と向き合ってきた体験から書いた、悩める子どもとその親のための処方箋。
 とはいっても、難解な専門用語は一切なし。
「言葉は、心を傷つける、最たるもの。そして、相手の心に元気を与えるくすり」という著者の診察室で話を聞いているような雰囲気で、いつのまにか目の前の霧や曇りが解消していく、そんな1冊だ。
「10歳までは思いきり甘えさせる」「子どものペースで甘えたり、自立したりすることを保障する」などの処方を読み進むうちに、公園などでよく見かける、ヨチヨチ歩き始めた子どもの後をついて歩く親の姿のなかに、子育てにおける、忘れてはならない教訓が含まれているのだと気づかされる。

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