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1万年堂出版

書評

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光に向かって100の花束(週刊ダイヤモンド)

光に向かってシリーズ, 光に向かって100の花束

2000年09月16日 | コメントは受け付けていません。 


井狩春男の これは売れる!

『光に向かって100の花束』
高森顕徹

■300ポイント

 まったく新しい出版社の誕生には、心からお祝い申し上げ、いつまでも続くようお祈りしたい。持続することに意義がある。最初の何点かを出すことぐらいなら、だれにでもできる。続けて、人たちの糧となるような本を残されることを望むばかりだ。
 1万年堂出版。……イイ名だ。
 1万年も読み継がれる、時代を超えて生き続ける出版を目ざす、という高貴な精神とスケールの大きさが、なんとも心を明るくしてくれるではないか。
 第1弾のゲラを拝読したが、これがとてもイイ。だれでも読める内容であるが、小生は、特に青少年に読ませたいと思った。この本を読んで非行が直る子は多いだろう。希望の光をいっぱいに受け止めて、大きく成長する子も。ビジネスマンなら、「日常生活の善根から生ずる」真の幸福を知ることになるだろう。
 高森顕徹著『光に向かって100の花束』(1万年堂出版)は、処女出版にふさわしいスバラシイ本だ。
「善因善果、悪因悪果、自因自果、カボチャの種からナスビの芽が出た、ためしがない。まいたタネしか、生えてはこないのだ」。結果はすぐに表れたり、あるいは数十年後、また来世に結ぶこともあるが、いつかは必ず果報を受ける。この本は、光に向かっての知恵を、実にオモシロい話100にまとめている。「約束は、必ず果たさなければならない」、「悪人ばかりだとケンカにならない」、「夫婦はもともと、他人である。だから、ケンカもする」、「忙しい人ほど勉強している」、「ある夜、王様は、市街の真ん中に、大きな石を置いてみた」、「にこやかな笑顔と明るい挨拶ほど、世の中を楽しくするものはない」、「花嫁が泣くのは、初めて親心のありがたさを知るからだ」、「智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず」、「施した恩は思ってはならぬ。受けた恩は忘れてはならない」、「多くのことを知るのが賢いのではない。最も大事なことを知ることだ」、「下等な人間は舌を愛し、中等な人間は身を愛し、上等な人間は心を愛する」、「一番おいしいものは塩、一番まずいのも塩」、「蒔かぬ種は生えない。因果の大道理を知らぬ者は哀れなり」、「お嫁に行ったら、毎日好い着物を着て、美味しい物を食べて、よくお化粧するのですよ」、「己を変えれば、夫も妻も子供もみな変わる」……。
 これら真理は、すべて「身近」を満足している。300ポイント。

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