福島民友
(H15年8月24日)
親の恩"想い"綴った
体験談が53編
「親のこころ」
木村耕一 編著
 少年犯罪が深刻化している。家庭の在り方も問われている。子どもの問題は親の問題でもある。親が、家庭が変わらなければ子どもだって変わることができない。
「親の恩」に関する体験談を募集したところ、全国から2,000通以上が寄せられたという。本書はこの中から選んだ53編と親子にまつわる歴史上のエピソードから構成されている。
 体験談編では「子どもを持って初めて知った母親の苦労。母とは不思議な生き物」(35歳女性)や「孫を持つ年になっても、とてもまだ両親には及ばない」(66歳女性)など親への想(おも)いが綴(つづ)られている。
 エピソード編では、無償の愛をわが子に注いだ野口英世の母・シカをはじめ、与謝蕪村、石川啄木、エジソンなど古今東西の35話を紹介している。

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