福島民友
(H16年8月15日)
心を打つ親子のきずな
親のこころ
おむすびの味
木村耕一編著
親子のきずなをつづった体験談「親のこころ」の続編。
新たに読者から体験談を募集し、この中から70人を選んだ。
自分に何かあった時のために、とわずかばかりの年金の中から50を過ぎた子どものために交通費を送ってくれた田舎暮らしの母。
戦争末期、子どもに食べさせるのに精いっぱいの母。「なぜ食べんの」。みかねて食べかけのおかゆの茶わんを差し出すと「おなかがいっぱいなので心配せんでいい」。こんな親子の物語がつづられている。
ノーベル賞作家、アナトール・フランスの母、ゲーテの母、勝海舟の父など歴史上の人物にまつわる19のエピソードも掲載している。