北國新聞
(H19年8月19日)
「思いやり」
伝える逸話集
富山県出身のエッセイスト、木村耕一さんが、心温まる逸話をまとめた「思いやりのこころ」を1万年堂出版(東京)から刊行した。
開拓時代の北海道の隅々まで「先用後利」の精神で薬を届けた越中の薬売りや、YKKの創業者である世界のファスナー王、吉田忠雄の逸話など、郷土愛を感じさせる題材も盛り込んでいる。吉田兼好の「徒然草」を大胆に"意訳"した章もあり、古きよき時代の日本人の心が伝わる。
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