陸奥新報
(H19年8月12日)
新刊紹介
明るく生きるヒント集
木村耕一編著
「思いやりのこころ」
ちょっとした心遣いや助け合い、謙虚な態度。昔から日本人が大切にしてきたこれらの「こころ」を感じさせる、木村耕一さん編著のエピソード集「思いやりのこころ」が発行された。明るく前向きに生きるためのヒント集「こころの道」「こころの朝」に続くシリーズ第3弾。
第1章、第2章には、現代日本に限らず、古今東西から収集したエピソードを収録。100年の時を越えた日本とトルコの交流や、ベーブ・ルースが子供たちと約束したホームランなどの心温まる逸話のほか、心を尽くした言動で成功を収めた豊臣秀吉や、常に相手を思いやる優しさを実践したYKK・吉田忠雄ら、人生の先輩たちの思いやりの精神を紹介した。
第3章では、古典「徒然草」を意訳で味わい、作者吉田兼好が唱えた現代にも通じる教訓を明快に解説。読者から寄せられた24編の体験談には、「心にしみた親切」「元気を与えてくれた言葉」などをテーマに募集された、感動的な実話が並ぶ。
殺伐とした現代では忘れられがちな「こころ」の大切さを伝え、日本人の原点に触れる1冊。