山口新聞
(H19年5月31日)
10代からの子育て本が
人気
「必要なのは
自己肯定感」
 10代の子供の自殺や犯罪が相次ぐ中、精神科医の明橋大二さん(47)が書いた「10代からの子育てハッピーアドバイス」が、発売2カ月で15万部を超える勢いを見せている。出版社には、子育てなどに悩む親から1000通を超える声が寄せられている。
 明橋さんは、真生会富山病院(富山県射水市)の心療内科部長。県内の公立中学校のスクールカウンセラーも務め、10歳までの子供への接し方をテーマにした「子育てハッピーアドバイス」シリーズ(計4冊)を2005年から刊行、計185万部を超えた。読者から「10代の子供にはどうかかわったらいいのか」との切実な声が多数寄せられ、思春期編として執筆した。
 明橋さんは「今の子供たちに一番必要なのは、『自分は生きている価値がある』という自己肯定感。非行や心身症の傾向がある子の話を聞いてみると、心の底には必ず自己を過小評価してしまうところがある」と指摘する。

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