『なぜ生きる』
を読んで
野口愛さん
(18歳)宮城県
「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」――太宰治の『人間失格』の冒頭部分である。『なぜ生きる』に出会うまで、まさに自分の人生観も太宰と同じだと感じ、どこにも答えの書かれていない「人間の生活」を追い求めていました。
わたしはこれまで、「今」を精一杯生きようとしてきました。しかし一生懸命になればなるほど、失敗ばかり、恥だらけの毎日。頑張っていればいつかは幸せがやってくる。そう信じてつらいことにも耐えてきました。でも、幸せって一体、何なのだろう。