『子育てハッピーアドバイス』
を読んで
長内理子さん
(44歳)宮城県
手に持った花火に、なかなか火がつかない。バケツの中のろうそくに、花火を近づけていたとき、
「熱い!」
思わず助けを求めて走り出した。何故か私が着ていた浴衣の後ろに、火がついていたのだ。近くに母の姿は見えず、近所のおばさんが叫んでいる私を見つけて、火を消してくれた。そこへやってきた母は、
「あんたが走り回ってるから、ダメなんでしょ!」
と、私をどなりつけた。
「走ってたから火がついたんじゃなくて、火がついたから走ったんだよ」
私が説明しようとしても、聞いてもくれなかった。やけどの痛みよりも、話をちゃんと聞いてもらえなかった悔しさを、今でも思い出す。
上記のことで泣いているのは、30年前の私。「おかあさんのようにはなりたくない」と、子供ながらに思っていた。
そして、月日が流れ、母親になった私。「母のような親にはならない」ためには、どうすればいいんだろう? そんなことを考えていたとき、出会ったのが『子育てハッピーアドバイス』だった。
さまざまなアドバイスが、かわいらしいイラストやマンガで、具体的に書かれている。いままで読んだ育児書の中で、一番わかりやすい。一気に読んでしまった。