『歎異抄』に
見せられた人々の声
「万巻の書の中から、
一冊選ぶとしたら
『歎異抄』」
日本を代表する
哲学者も絶賛
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万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実あることなし。(歎異抄)
(この世のことすべては、そらごとであり、たわごとであり、まことは一つもない)
こんな言葉を聞くと、思わず、「そんなバカな 」と言いたくなる。
ところが、簡単に否定できないのは、親鸞聖人の言葉だからだ。
認めるのは恐ろしい。もしそうなら、自分が今、生きている意味がなくなってしまうではないか。
しかし、冷静に見つめてみると、病気や事故、肉親との死別、リストラ……、確かに明日、何が起きるか分からないのが現実だ。町のスーパーで気軽に買っている食品の安全さえ信じられない世の中、まさに「そらごと、たわごと」。親鸞聖人の言葉が、胸に迫ってくる。
では、そんな儚い世のどこに、変わらない幸せがあるのか。なぜ苦しくとも生きねばならないのか。その、誰もが知りたい「人生の目的」一つを明らかにされたのが親鸞聖人であった。
だからこそ『歎異抄』の一言、一言には、計り知れない深さと、魂を揺さぶるばかりの魅力があるのだ。
日本を代表する哲学者たちが、次のように絶賛するのも、うなずける。
「一切の書物を焼失しても『歎異抄』が残れば我慢できる」 (西田幾多郎)
「万巻の書の中から、たった一冊を選ぶとしたら、『歎異抄』をとる」 (三木清)