(6)お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧するのですよ
 富豪ドンマカセンの夫人は、賢夫人の名が高かった。
 その一人娘も、たいへん聡明だという評判だった。
 リキミという大臣の夫人が、ぜひ、息子の嫁にと婚約がまとまった。
 夫人はそこで、ドンマカセン邸を訪ねてみた。
 すると母親が娘に、こんこんと、こう教えているではないか。
「いいかい、いつも言っていたように、お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧をするのですよ」
"これはとんだ嫁をもらったものだ"と思ったが、いまさら、破談にするわけにもいかず、複雑な気持ちで帰宅した。


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100話の中から、
3話を全文掲載しています。
(1)この柱も痛かったのよ
(6)お嫁にいったら、
毎日よい着物を着て、
おいしいものを食べて、
よくお化粧するのですよ

(11)かんしゃくの、
くの字を捨てて、
ただ感謝

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