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1万年堂出版

思いやりのこころ 木村耕一編著

今、私たちは、何か大切なものを、忘れてはいないでしょうか。
涙があふれるようなエピソード、意訳で楽しむ『徒然草』、読者の体験談で、日本人が昔から大切にしてきた「思いやり」の心を見つめ直します。

日本人は、昔から
   "思いやり"を大切にしてきました

 人の心の温かさを感じられない、殺伐としたニュースが、毎日のように報道されています。
 ささいなすれ違いから起きるトラブル、正直さ、誠意の見られない企業ぐるみの不正……。
 そんな世相の根底には、「自分さえよければいい」という考えが横たわり、「相手の立場に立つ」ということが、見失われているのではないでしょうか。

 思いやりとは、相手の立場に立つ気遣いであり、和する心です。
 相手を思いやる心から生まれる、優しさ、謙虚さ、美しさ。
 それは、私たちが昔から大切にしてきたもの、そして今こそ、真に求められているものです。

 そんな「思いやりの心」を、本書では、古今東西のエピソードや、『徒然草』などの物語、読者の体験談で見つめ直します。
 歴史に名を馳せた人たちの生き様には、「思いやり」が、確かに息づいています。優しい心遣い、助け合いの精神、謙虚な態度……。どんな苦境や困難にあっても、時には命をかけて、自分よりも相手の幸せのために行動した、人生の先輩たちの逸話が、胸を打ち、熱い涙を誘います。
 また、読者から寄せられた24編の体験談は、日常のちょっとした配慮や気遣いが、どれほど人の心を和ませるかを教え、さわやかな読後感を与えてくれます。

 人は皆、ひとりでは生きてゆけません。
 本書に込められたメッセージを、1人1人が心にかけて実践してゆけば、幸せな、温かい人間関係が生まれるでしょう。
 家庭、職場、学校、ビジネス、友達付き合い……様々な場面で生かせる教訓が満載です。

 未来を担う若い世代にも受け継いでいきたい、大切な忘れ物を届けてくれる、日本人の心の原点に触れる1冊です。

【主な内容】

■日本とトルコを結ぶ絆

エルトゥールル号の遭難
温かい心遣いは、100年の時を超えて語り継がれた

■約束のホームラン

ベーブ・ルースは球場の外でも、子供たちを元気づけていた

■秀吉は、なぜ好かれたのか

「ありがとう」の心を、少しでも多く、言葉や態度に表す

■適塾・緒方洪庵

有名になろうと思うな。
利益を得ようとするな。
医者は人を救うことだけを考えよ

■芭蕉と孝行娘の出会い

桜の美しさより、親の恩に報いようとする心の美しさ

■YKK・吉田忠雄

「常に相手を思いやる優しさ」を実践し、世界のファスナー王へ

■意訳で楽しむ『徒然草』

・たとえ字が下手でも、手紙は自分で書くほうがいい

・自分のことばかりしゃべるのは相手を不快にさせる

・決意したことは、ためらわずに、すぐに実行すべきである

見て、読んで、心が洗われる書

 今回も、書家・木村泰山先生の揮毫で、15点の金言、名句を掲載しました。忘れかけていた大切な心がけを教える言葉が、素晴らしい筆致でつづられ、見ても、読んでも、心が洗われます。

他人にゆずる気持ちを持つようにしよう下がるほど 人の見上ぐる 藤の花負けている 人を弱しと 思うなよ 忍ぶ心の 強きゆえなり謗るまじ たとえ咎ある 人なりと 我が過ちは それに勝れり

美しい風景写真も満載

 これまで同様、オールカラーの風景写真も、多数掲載しています。心が晴れわたるような、美しい景色の数々をお楽しみください。

目次
書評
「はじめに」より著者の言葉

読者の声

本文の一部をごらんになれます
第1章 (1)日本とトルコを結ぶ絆
エルトゥールル号の遭難
温かい心遣いは、100年の時を超えて語り継がれた
第1章 (5)秀吉は、なぜ好かれたのか
「ありがとう」の心を、少しでも多く、言葉や態度に表す
第1章(12)幸せと不幸の分かれ道
地獄の箸と、極楽の箸は、どちらが長いか

■『思いやりのこころ』著者略歴

木村 耕一(きむら こういち)
昭和34年、富山県生まれ。
富山大学人文学部中退。
東京都在住。
エッセイスト。
著書『親のこころ』
   『こころの道』
   『親のこころ おむすびの味』
   『こころの朝』
思いやりのこころ
木村耕一編著
定価 1,575円(税込)
(本体1,500円)
四六判上製 288ページ
ISBN978-4-925253-28-4
思いやりのこころ写真