『この子はこの子でいいんだ。私は私でいいんだ』の主な内容
今、最も必要なことは、子育てに奮闘するお母さんを認め、
みんなで守り、サポートしていくことです
- 1お母さん、ありがとう
お母さんがいたからここまでこれた。
生まれてきたことの意味、
お母さんの大きな愛に気づいた
- 母親への、一通の手紙
- 叱られたり、叩かれたり、部屋や机の中を見られたりするような家には、二度と帰りたくない
- 娘さんは、おそらく、学校で独りぼっちだったのでしょう。そのつらさを、お母さんに分かってほしいのに……
- 2家庭の教育力は、本当に低下しているのか?
むしろ、親が一所懸命、子どもをしつけようとしたことが、
逆効果になっているケースが増えている
- 3母親の愛情不足が原因か?
「もっと愛情をかけてください」というような、
あいまいなアドバイスはしないほうがよい
- 4母親が子どもの病気をつくるのか?
「母親が子どもの病気をつくっているんですよ」
という言い方は、二重の意味で間違っています
- 5お母さんが働くことは、子どもにとって、プラス? マイナス?
外野席の声に惑わされず、
自分の気持ちで決めていいのです
- 6母親に自宅療養はない──本当の男女共同参画社会とは
仕事、家事、育児に頑張っているお母さんの負担を、
周りの人は、改めて考えてみる必要があります
- 7今からでもできる、お父さんの子育て
まずは、お母さんの育児の悩みに耳を傾けることから
- 8おじいさん、おばあさんからのサポート
「おまえも、大変だな。身体に気をつけろよ」と、
まず今のつらさを分かってやってください
- 9新旧の価値観が、家族内に同居している時代
いっそ外国の人と暮らしているようなもんだと
考えてみよう
- 10保育園、幼稚園、学校の先生たちからのサポート
「先生」という立場にとらわれず、
「同じような子を持つ親だったら」という気持ちで
接してみる
- 11相談機関でのサポート
母親を「指導」してはいけない
- 12地域の人たちからのサポート
周囲の温かい眼差しと理解が、子どもと親を、
どれだけ支えてくれるか分かりません
- 13母親同士のサポート
新しい「井戸端会議」を作る試みが始まっています。
それは、時に、専門家のカウンセリングも及ばない
人を元気にする力を持つことがあります
- 14自分自身からのサポート
最終的には、周囲の人が理解しようとしまいと、
私は私でいいんだ、この子はこの子でいいんだ、
と思えることが必要になります
- 15子ども虐待の現場から
どんな母親でも「心理的、社会的な孤立」
「実家との不仲」「育児知識の不足」……などと
いった要因が重なり、追い詰められれば、
子ども虐待につながることがあるのです
- けいれんで運び込まれた赤ちゃんの身体には無数のあざがありました
- 私は、その子を一目見た時、涙が出てきました。手足はやせこけ、肋骨は浮き上がり、まるで骸骨のようでした
明橋先生の講演会より
相手を肯定する言葉のつくりかた
Q&Aコーナー
こんな時、どうすれば?
明橋医師が、優しくアドバイスします。
- Q1 子どもを、ついつい、せかしてしまいます。
- Q2 夫は、家のことを、私に任せっ切りにしています。
- Q3 孫のことが心配です。母親が叱ってばかりいます。
- Q4 今の親は、子どもにかまいすぎているのではないでしょうか。
- Q5 子育ての本を、夫にも読んでほしいのですが……。
- Q6 最近の若いもんは、なっていないのではないでしょうか。
- Q7 十九歳で子どもを生みましたが、母親になる自信がありません。
- Q8 どうすれば、子育てに自信を持てるでしょうか。
- Q9 子どもが、夜泣きをして、寝ついてくれません。
- Q10 家庭での子どものしつけが、最近、なされていないのではないでしょうか。
- Q11 子どもの相手をしていると、カッとなってキレてしまいます……。
- Q12 子どもがかわいく思えず、ついつい叩いてしまいます。
- Q13 子どもを叩いてしまうお母さんに、保健師として、どう話すべきでしょうか。
- Q14 境界線を引くと、孤立してしまうのではないでしょうか。
- Q15 専業主婦の妻が「疲れた」と言うのは、理解できません。
- Q16 女性として、結婚も出産もしない生き方を、親が理解してくれません。
- Q17 子どもを、どうしても愛することができません。
- Q18 子どもが学校へ行かなくなりました。本人を受け容れるしかないのでしょうか。
親と子のほのぼのエピソード(読者の皆さんからの投稿)も掲載しています。