書籍詳細

新装版 光に向かって100の花束

高森顕徹(著)
定価 本体 933円+税
判型 四六判
頁数 224ページ
ISBN 978-4-925253-44-4
発売日 平成22年(2010)11月1日
発行部数 8万部
関連サイト http://www.hikarini.jp/archives/120

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    高森顕徹先生の『光に向かって100の花束』は、平成12年11月に発刊され、たちまち大反響を巻き起こしました。

    今日まで、多くの人に愛読され66万部突破のロングセラーとなっています。
    このたび、創立10周年を記念し、新装版を発刊いたしました。
    古今東西の、失敗談、成功談、心温まるエピソードから、元気がわくヒントを100選びました。
    1話3分で読める気軽さ。おもしろいだけでなく、ためになるエピソード満載です。
    すでに英語版、中国語版、韓国語版も発刊され、「この本は、宝石箱だ」と書評が掲載されるほどの人気ぶり。
    100話の中には、人間関係、仕事の悩み、子供の教育、夫婦仲など、人生を明るくするヒントがあふれています。

    特設ページ http://www.10000nen.com/hanataba.htm

    読者の声

    この本を家の宝とすれば、世の中も良いほうに進む - 新装版 光に向かって100の花束

    ラジオ朗読版『光に向かって100の花束』を聴いて、思わず書店で見つけた時は、感激しました。4冊購入しました。娘の結婚式の引き出物に付けたいくらいです。どれもこれも、昨今の人たちに聞かせてあげて、その家の宝としてもらえまし ...

    手許にいつも置いておきたい本 - 新装版 光に向かって100の花束

    1つの話が短いので、すぐに読めるし、なんとなく開けたページのところも読める。普段、忘れがちな心に気付かせてくれた。日本人は、お金で何でもできるという人が多くなっていると思うので、特にそういう人に読んでいただければ良いと思 ...

    いつまでも先輩と一緒にいると思い、大切に読みます - 新装版 光に向かって100の花束

    後輩の65歳の退職記念に、『光に向かって100の花束』を贈ったが、「心を洗われた」「いつまでも先輩と一緒にいると思い、大切に読みます」との礼状をいただいた。まだまだ日本は捨てたものでないし、日本人を見捨てる必要もない。貧 ...

    書評

    新装版 光に向かって100の花束(新潟日報・信濃毎日新聞)

    ●温泉で読みたい1冊 効能 心がいやされ、元気がわいてくる 「かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝」「成功の裏に涙あり」「地球でさえも夜と昼がある」など、古今東西の失敗談、成功談から、人生を明るくするヒントを集めた10 ...

    新装版 光に向かって100の花束(福島民報)

    読書面・新刊抄 古今東西の人々の失敗談、成功談、心温まるエピソードから、元気がわく100のヒントを紹介する。「かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝」など人生を明るくする考え方の数々。プレゼントにも。

    新装版 光に向かって100の花束(デーリー東北)

    「かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝」―のように心温まるエピソードから元気が湧くヒントや古今東西の成功談や失敗談などを選んだショートストーリー集。仕事や学業、人間関係、病気。人生にはさまざまな苦悩が立ちはだかる。そん ...

    目次

    (1)  この柱も痛かったのよ
    うるわしき母子
    (2)  約束は、必ず、はたさなければならない
    (3)  高価な楽器がいい音色を出してくれるのではない、演奏者によるのだ
    (4)  悪人ばかりだとケンカにならない
    一家和楽の秘訣
    (5)  大将たる者、臣下の言葉をよく聞くべし
    (6)  お嫁にいったら、毎日よい着物を着て、おいしいものを食べて、よくお化粧するのですよ
    (7)  もうおまえは、帰ってもよろしい
    何事も基礎が大切
    (8)  夫婦はもともと他人である。だからケンカもする
    (9)  矢は一本しかないと思え
    一意専心
    (10)  忙しい人ほど勉強できる
    暇を盗む
    (11)  かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝
    (12)  一職を軽視する者は、どんな地位におかれても、不平をもつ
    秀吉の心がけ
    (13)  「どうぞ」の一言とほほ笑みに、すっかりほれこんでしまった
    (14)  名を成す人
    努力の結晶
    (15)  先生、毒薬を一服盛ってください
    名医の処方
    (16)  にこやかな笑顔と、明るいあいさつほど世の中を楽しくするものはない
    (17)  花嫁が泣くのは、初めて親心のありがたさを知るからだ
    (18)  温室の花より、寒風に咲く花のほうが、香りが高い
    (19)  お草履は手前のご主人
    藤吉郎時代の秀吉
    (20)  きっと持っていけと言いますから
    大政治家フィリップの少年期
    (21)  水車の回る音も、聞きなれれば苦にならない
    ソクラテスの哲学
    (22)  「ああこれで、ぼくは、英国人の誇りをキズつけないですんだ」彼の誇りとは……
    (23)  本来の女性は、人生の大地のようである
    (24)  毒蛇に気をつけよ
    身を責める財宝
    (25)  有頂天から始まる地獄
    久米の仙人が落ちたわけ
    (26)  悲願に生きる
    ジェンナーと天然痘
    (27)  闇の中で字が読める
    法霖の読書
    (28)  親切は決して他人のためならず、相手を満足に生かせ
    渡辺崋山の『商家の銘』
    (29)  他人の長所は、少しでも早くほめよ
    清正、深夜の急用
    (30)  屏風と商売は曲がらにゃ立たぬか
    そろばんの教訓
    (31)  魚をとるのは、どこの猫でも同じ
    (32)  なにが家康を天下人にしたか
    失敗の教訓
    (33)  ああ、おれも子供に門番にさせられることがあるのか
    バラナ国の悪法
    (34)  智恵ある者に怒りなし。よし吹く風荒くとも、心の中に波たたず
    (35)  腹立ったときは、数をかぞえよ
    焼け野原で、ひとり泣きたくなければ
    (36)  ミッドウェーで優勢であった日本艦隊が、なぜ敗れたのか
    勝者を滅ぼすもの
    (37)  生命はやるが、金は渡さぬ
    逃げる石川五右衛門
    (38)  小にこだわり大を失う
    牛をすられた農夫
    (39)  こうしてドン太は、大根まきができなかった
    縁起かつぎ
    (40)  本当の仕事ができる男
    大王の権威もゴミかホコリ
    (41)  満点主義の秀才でなかったから、起死回生の勝利を生んだ
    (42)  ヤセがまんではすまなくなる
    良妻と悪妻
    (43)  みんな欲に殺される
    あんな広大な土地はいらなかったのだ
    (44)  「私も靴屋です」とビスマルク
    貴賤を問わぬ温容
    (45)  さてこそ水は尽きたとみえる
    元就はどうして相手の戦略の裏を見ぬいたのか
    (46)  一番好きな人を生命がけで育ててくださったお母さんが、一番好きです
    (47)  二十四度殺された老婆
    口は禍の門
    (48)  バカ……だなぁ、私は
    チエの回転
    (49)  なぜ、子供が返事をしないのか
    姿にかけた教育
    (50)  殿さまの命令に従わなかった船頭
    真のプロ
    (51)  逃げ場がないから必死に戦う
    数千の韓信軍、二十万を破る
    (52)  ニセモノのチャーチルを見わけよ
    使命に忠実
    (53)  迷うことなく自分の道を進んでゆくということは、なかなかに難しい
    (54)  賢者は何人からも学びとる
    敵将の献策をもちいた韓信
    (55)  工夫とねばりが大切。何事も早く見切りをつけてはならない
    (56)  推薦状などにたよるな!なにものにも勝る紹介状を身につけよ!
    (57)  目先に一喜一憂しては、遠大な未来を見とおせない
    (58)  ヤシの木の下で昼寝をすると、幸福になれるのか?
    楽園にいたカロザース
    (59)  これへ、その下肥とやらをかけてまいれ、とバカ殿
    偶像崇拝
    (60)  己を変えれば、夫も妻も子供もみな変わる
    (61)  施した恩は思ってはならぬ。受けた恩は忘れてはならない
    (62)  この娘を美しくないという者があれば、金子千両を出してやろう
    美人の必須条件
    (63)  富んでも、昔の貧しさを忘れ、おごるなかれ
    岩崎弥太郎とその母
    (64)  人を身なりで判断はできない
    一休と門番
    (65)  猫よりも恩知らずは、だれだ
    腹立てぬ秘訣
    (66)  まもなく、若い社員の一人が解雇された
    排他は自滅
    (67)  やめよ! やめよ!と突然、早雲は叫んだ
    なりきる尊さ
    (68)  おまえはなぜ、三階を建てんのだ
    本末を知らぬ愚人
    (69)  笛を高く買いすぎてはいけない
    (70)  牛糞を食わされた祈祷師
    迷信を招く心の闇
    (71)  下等の人間は舌を愛し、中等の人間は身を愛し、上等の人間は心を愛する
    (72)  生活の乱れた学生の更生法
    大学教授のたくみな指導
    (73)  大石内蔵助の十三年間
    先見と熟慮
    (74)  最初から負けていた
    勝利のカギ
    (75)  世界一おいしいご馳走ができあがりました、と料理人は言った
    (76)  だから青年白石は三千両を拒否した
    信念は未来を開拓する
    (77)  甚五郎のネズミはうまかった
    技量と智恵
    (78)  殺して生かす
    相手を裏切り、ののしられ、迫害も覚悟しなければならぬこともある
    (79)  すぐ百万円を持っていったのは、なぜか
    恩知らずになりたくない
    (80)  あわれむ心のないものは恵まれない
    試された親切心
    (81)  忘れ物の二百両を届けにきた馬の親方
    誠の感化
    (82)  金銭を診察したことはない
    技量だけではなかった名医
    (83)  私は、あなたを愛します
    男性鑑定の手引き
    (84)  精魂を打つ
    名刀工・正宗と義弘
    (85)  心に衣服を着る女
    夫婦の幸福
    (86)  ある夜、王様は、市街の真ん中に大きな石を置いてみた……
    (87)  炎の色を見わける話
    名画伯と熟練消防士
    (88)  進退きわまった釈迦
    無上の道
    (89)  スキのないのが欠点
    必要な余裕
    (90)  大の親不孝者にほうびを与えた水戸黄門
    善悪への心得
    (91)  ダイヤモンドになれると思った小石
    自己を磨く
    (92)  戦うばかりが男の勇気ではない
    江戸城無血開城
    (93)  何事も、理攻めで解決したがる人間は嫌われる
    (94)  救う者は救われる
    ライオンとネズミ
    (95)  まかぬ種は生えない。因果の大道理を知らぬ者はあわれなり
    (96)  人間の卒業式は葬式と心得よ
    成功者の少ないわけ
    (97)  上達よりも大切なこと
    シュリハンドクのひたむきな精進
    (98)  一番おいしいものは塩、一番まずいものも塩
    (99)  「ここだなあ」と思い出せ
    苦難の嵐に向かって
    (100)  おまえは苦労がしたいのか
    江州商人の心意気

    はじめに

    一ページをぬりつぶす、印相の広告が、しばしば大新聞に掲載される。
    あれだけの広告料を計算すると、目がまわる。
    それでも採算にのるのだから、印相が吉、凶、禍、福につながる、と信じている人がいかに多いか、がわかる。
    手相、家相、墓相、日の善悪などが、やかましく言われるのも、みんな幸、不幸と関係がある、と信じているからであろう。
    それほどに現世利益の信心は、生活に深く根をはっている。
    仏法はしかし、これら一切を一刀両断に、迷信とする。
    そして真の幸福は、印相などから生まれるものでなく、日常生活の善根から生ずる、と教える。
    善因善果、悪因悪果、自因自果、カボチャの種からナスビの芽が出た、ためしがない。まいたタネしか、生えてはこないのだ。
    むろん結果は、ただちに現れるものもあれば、数十年後、さらには、来世に結ぶものもある。遅速はあっても、いつかは必ず、果報を受ける。
    歴然として私がない、この因果の大道理を深信し日々精進する、これが仏法者であり、親鸞学徒である。

    現代人に欠けているものの一つに、努力精進があげられる。
    水が低きにつくように、易きにつこうとする。結果だけをめあてに、一攫千金をユメ見る。
    エサをくれる人には、ちぎれるほど尾をふるが、くれぬやつには吠えてかみつく。
    人間生活もどうやら、畜生化してきたようだ。
    高校や大学が林立していても、知育偏重で、徳育が忘れられているからではなかろうか。
    高僧に、ある婦人が、子供の教育をたずねると、
    「もう、遅いですね」
    「まだ、生まれたばかりですが」
    「その子供を、本当に教育しようと思えば、あなたのお母さんから始めねば」
    といわれて、驚いたという。

    〝いくたびも、手間のかかりし、菊の花〟
    一輪の花が、美しく芳香を放っているのも、一朝一夕ではないのである。
    いわんや子宝を、立派な人格者に育成するには、なみたいていの辛苦ではない。
    学校教育も、もちろん大切だが、なんといっても、人間形成は家庭教育、とりわけ親の心構えにある。
    親の一挙手、一投足で、子供はどうにでもなる、と言えよう。

    〝ゆりかごを動かす母の手は、やがて国を動かす〟
    イギリスの古い格言である。
    子供を産むだけでは、下等動物と、なんらえらぶところがない。
    因果の理法を知らず、放縦邪悪の行為をすれば、この世から、恨み、呪いの苦患を受けねばならぬ。
    それは、自身の破滅のみならず、子供をも悲境に追いやることになる。
    針が正しく進まねば、糸は正しく縫えるはずがないのだから、親は、姿にかけた教育を、心がけねばならない。
    〝百以上の、おとぎ話や有益な話を知らなければ、親の資格がない〟と、ある教育者は道破する。
    おもしろい話の中に、小さい魂に奮発心を喚起させ、不屈の精神を培い、遊惰安逸の妄念を除去して、金剛石を、宝玉に磨きあげるのである。

    光に向かって進むものは栄え、闇に向いて走るものは滅ぶ。
    有縁の方と、光に向かって、少しでも進みたいと、この小著は努力した。
    ご笑覧のうえ、ご利用いただけるものがあれば幸甚である。
    合掌
    平成十二年十月一日
    高 森 顕 徹

    *本書は平成十二年十一月に刊行された『光に向かって100の花束』の新装版です。

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